【天皇賞・春】“ド根性盾”ブラック、差し返した!

サンケイスポーツ 5月2日(月)9時35分配信

第153回天皇賞・春(1日、京都11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、芝・外3200メートル、1着本賞金1億5000万円 =出走18頭)2番人気キタサンブラックが先手を取って押し切り、古馬の長距離王に輝いた。武豊騎手が巧みなペース配分でスタミナを温存。未知の距離で最後に差し返す驚異の粘り腰を発揮して、4センチ差の激闘を制した。同騎手にとっては、70度目のJRA・GI制覇で初めての逃げ切り勝ち。競馬界のレジェンドにまたひとつ勲章が加わった。

 新緑のターフで魅せたユタカマジックに、8万人近い大観衆が酔いしれた。昨年の菊花賞馬キタサンブラックが、天皇賞・春史上最も僅差となる約4センチ差の大接戦を制して、GI2勝目。武豊騎手は前人未到のJRA・GI70勝を、GIでは自身初の逃げ切りで決めた。

 「最後にもう一度差し返してくれた。強いですね。かわされても、もう一度伸びてくれると信じていました」

 抜群のスタートを決めるとハナへ。長年の経験に基づく、瞬時の判断だった。「ゲートの駐立が得意じゃないので、逃げると決めたのはゲートを出てから。いいスタートを切れたので迷いはなかった」と振り返る。

 マイペースに持ち込んで、前半1000メートル通過を1分1秒8のスロー。そのまま先頭で直線に向いた。ラスト1ハロンからはカレンミロティックとの一騎打ち。一旦は完全にかわされたが、そこから二枚腰を発揮して差し返し、並外れた根性でハナ差勝ちを演じた。

 「思い通りのペースでしたね。後ろとの距離はわかっていたし、前に出られたけど、まだ(余力が)残っている感じがした。多分勝っているとは思ったけど、際どいので写真判定まではドキドキしていた」

 検量室前の馬上で首をひねりながら下馬。写真判定の末、スタンドからドッと歓声がわくと、ようやくユタカは満面の笑みを浮かべた

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ミロティック、いったん先頭も2着

13番人気のカレンミロティックは、写真判定の末にハナ差2着。一度は先頭に立ったが、4センチ差に泣いた。「クビぐらいは(前に)出たんですけど…」と大金星を逃した池添騎手は悔しさがありあり。道中は3番手で流れに乗り、仕掛けのタイミングも最高だったが、結果は無情だった。「完璧なレースができましたし、馬も応えて走ってくれたのですが…。ゴールでタイミングが合わなかったです」と無念の表情。昨年の10番人気3着に続き、高配当を演出したが、勝利の女神は振り向いてくれなかった。


シュヴァルグラン、届かず3着

神大賞典勝ち馬で3番人気のシュヴァルグランは、マッチレースを演じた2頭から1馬身1/4差の3着に終わった。前半はリズムを守って中団を追走。直線では確かな伸びで追い上げたが、前2頭には届かなかった。

 「この(遅い)流れはある程度、想定していました。初の58キロを背負い、最後まで頑張ってくれました」と福永騎手が力走をねぎらう。友道調教師も「初めてのGIだったし、悲観する内容ではなかった」と納得の表情。姉ヴィルシーナに続くGI制覇は次の機会に持ち越しとなった。


4着タンタアレグリアの蛯名「3コーナーで下がった」

蛯名騎手(タンタアレグリア=4着)「目標にされることなく運べたけど、3コーナーでごちゃつき、下がったことが響きました」


5着トーホウジャッカルの酒井「夢を見ました」

酒井騎手(トーホウジャッカル=5着)「夢を見ましたけどね。ゴールドアクターの後ろで絶好の展開。最後は苦しがって内にもたれましたが、復調を感じさせてくれました。このまま無事なら次が相当に楽しみです」


6着アルバートのルメール「スタートが遅く後方から」

ルメール騎手(アルバート=6着)「スタートが遅く後方からになりましたが、スムーズに運べた。最後もしっかり伸びてくれました」


ゴールドアクター、惨敗12着

有馬記念に続くGI2勝目を狙ったゴールドアクターだったが、まさかの12着。1番人気に応えることはできなかった。

 「イレ込みすぎでしたね。今までで一番、ひどかったので…。これだけ馬場がいいと、内めを通れないと厳しいですし、枠もこたえました」

 吉田隼騎手が肩を落とす。パドックでは激しくイレ込み、レースでも好位の外めで終始力んだ走り。最後まで脚は続かずに失速した。敗因はイレ込みと外枠。力を出し切ったものではない。連勝は「5」で止まったが、今後の巻き返しが注目される。


15着サウンズオブアースの藤岡佑「一番最初に手が動いて…」

藤岡佑騎手(サウンズオブアース=15着)「外枠なりに思った通りの競馬はできました。なのに一番最初に手が動いてしまいました。もう少し短い距離が方がいいのかも知れません。すいませんでした」

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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より

2016 天皇賞春(GI) 京都芝3200m
ゴールドアクターの敗因分析

3:15.3 13.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 12.9 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.7 - 11.9

61.8-74.4-59.1SS


 1番人気に支持された有馬記念馬ゴールドアクターは12着と完敗を喫した。敗因を分析していく。


 12着ゴールドアクターは17番枠からまずまずのスタート、そこからある程度押してポジションをとなったが内の各馬がスッと先行集団を構築し、その外からやはりどうしても好位雁行状態の外になって序盤を進める。3角の下りでペースがじわっと上がる中で好位列の外、中に入れたいところだが入れるスペースを与えられないままスタンド前。ここでも淡々とした流れでトーセンレーヴが中に入れさせないで終始好位外となる。2角辺りでちょっとずつペースが落ち着いていく中で好位の外から馬群が凝縮する中で動きださずに我慢を選択。3角手前でトゥインクルがじわっと押し上げてくるという程度だがレースの流れ自体は落ち着いたまま3角に入る。3角でどうしても凝縮していく好位列から外に出してという形になって4角で外目から押し上げつつ直線を向くが序盤でキタサンの出し抜きを喰らい、カレンに伸び負けする。L1では下がってしまって完敗だった。

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1着キタサンブラックは1番枠から好発、じわっとハナを取り切ってからはペースを無理に引き上げずに序盤の位置はゆったりと入る。3角の下りでも少し緩めながら進め割と団子状態で一周目のスタンド前に入ってくる。道中もしっかりとペースを緩めずにスタンド前でちょっとペースを引き上げて1角で息を入れる形。そこから向こう正面ではペースを気持ち落として12秒半ばを連続させ、後続もじわっと取り付いてきて団子状態にはなるが仕掛けてくる馬はおらず、上手くここまでレースを支配。3~4角で一気にペースを引き上げて団子状態の好位外々から押し上げてくる馬に脚を使わせつつ直線。序盤で一脚を使ってしぶとく抜け出すがこれにカレンが食い下がってL1で一旦は前に出られる。しかし最後は菊花賞馬の意地か差し返す形になってカレンを何とか撃破した。レースメイクについてはこれ以上ないんじゃないかというほど完璧にできたと思う。武豊の神騎乗と言って差し支えないでしょう。ラップが出る前段階から淀みの小さいレース、中盤ちょっと緩んでいるかな?ぐらいの感覚だったがラップ推移的に見ても面白くて前半5F、中盤6Fで分けてハロン平均を見ると見事に12.4となる。つまり前中盤の2200m、多少淀みはあったが平均して12.4の範囲で進めてきていてスローなんだけど極端に遅いと感じさせるポイントを作らなかったのは大きい。そして恐らく息を入れた地点が1~2角、ここで息を入れて中盤ではそこまで遅くない流れを作っていた。そしてその流れから3角の下りで一気に引き上げる判断をするというのはなかなか難しいと思うのだが、好位列が雁行状態になっているのと、ゴールドアクターが動いてきたのを見てゴールドに脚を使わせるという選択を上手く取れた。まあ結果的に相手がゴールドアクターではなかったのでポケットでぴたりとマークしてきたカレンミロティックにあわやの場面を作られたわけだけど、結局トーホウジャッカルやゴールドアクターは3~4角のペースアップで決定的に苦しくなったわけでこれはお見事だったと思う。それと入りの3Fが37.5ということでこれは結構遅い。下りでペースが上がったのはあるが、入りの3F地点で上手くレースを支配してしまったことと各馬がキタサンマークに来るということを逆手に使ってゴールドアクターに対して内へのスペースを作らせなかったという要因は武豊の最序盤のゆったりとした入り方も大きかったかなと思う。完璧というか芸術的なレース支配だったなあと、ただただ感動した。馬自体はやっぱり仕掛け自体は早かったと思ったし、コーナーで脚を使う形で勝つことを考えるなら一番良いところで使ったとは思うけど、結局カレンにL2で詰められてしまったのはその辺りもあるかも。ただカレンも昨年同様使える脚そのものは一瞬タイプの馬なので、最後は同じようなタイプの2頭が使い果たした中で2段階目の減速地点、ポテンシャル面で勝るキタサンが差し返す形になったと考えた方が無難かな。ありきたりの発想だがキタサンの根性、前に目標がいるときに盛り返す脚というのも否定できないというような内容だった。しかし現地観戦で人が多すぎてサブちゃん祭りをしっかりとは見られなかったけど、あの空気の中にいられたというのは良かった。家でゆっくり観戦する方が性には合ってるけどね。香港、ドバイでは武豊の神騎乗を結構みていたけど、国内でこういう神騎乗を見せてもらえたのは嬉しい限りですね。しかし、キタサンの好走を見るとリアルスティールもサトノクラウンも出ていたらどうなっていたのかは興味深いなあ…。リアファルも故障がなければなあ、って感じでしたね。この世代はステイヤーが相当強い気がするなあ。ブライトエンブレムもこの路線でやってほしいんだけども。


 2着カレンミロティックは3番枠から五分には出てそこから上手くキタサンの直後を取る形で完璧なポジショニング。3角の下りでもしっかりと折り合って進めながらキタサンとの間にスペースを置きつつ1~2角。向こう正面でも各馬の動きがなく上手く内内でポジションを落とさずに3角、3~4角でキタサンが一気にペースを引き上げる中でじわっと手を動かしながら追走、4角でもぴったりマーク、2列目の最内で我慢しながら直線。序盤でそこから追いだされるとキタサンが一瞬出し抜きにかかるがすぐに伸びてきてL1では一旦は前に出る。しかし最後の最後にキタサンも内から伸びてきて差し返されて無念の2着。しかし池添はミルコだけならいざしらず、武豊にも接戦であと一歩詰めきれなかったのは不運でもあるなあと。昨年はこれ以上考えられないぐらいに嵌ったと思ったんだが、今年もこれ以上考えられないぐらいに嵌った。池添的にはキタサンの直後につけた段階でもう9割5分は仕事終えた感じで、後は展開も特に動かなかったし豊が作る絶妙のペースメイクに3角下りで一気に仕掛け、ここで外外を回した馬には苦しい展開になってくれたしこちらはここで上手くロスなく進められた。それが上手く昨年同様直線序盤~半ばでの伸び脚に繋がっていたのかなという感じ。しかしやっぱりこの馬は逃げたらだめなんだろうね。明らかにパフォーマンスが違うからなあ。ただ秋以降全く結果が出ていないし、敗因はあったといってもここであわや勝つのか?というところまでというのはちょっと予想するのは難しかったかなあ。完璧に嵌るだけの条件は揃っていただけに、わかっていたけど強くは買えなかったって人が多かったような気はするね。その結果が13番人気という不当な人気薄だったように感じる。まあ魅力的な馬が多かったし新興勢力も台頭してきていたからね。この馬自身あまり語ることはないというか、昨年同様ポジションをとって3~4角しっかりとロスなく立ち回ったことが直線での良さに繋がったと。中距離では基礎スピードの幅を活かしていた馬が長距離に延ばしたことでポテンシャル面の良さを引き出してきた馬ではある。ただ過剰に人気が薄いとは思っても、ここまで強い競馬ができるとは思わなかったかな。参りました。


 3着シュヴァルグランは五分のスタートは切ったが先行勢と比べるとどうしてもポジション取りで苦労、凝縮する好位勢の壁の後ろで中団のポジションという形になる。ただ道中で上手く最内のポケットに入り込んでデウスの直後を確保。道中も淡々とした流れでなかなか隊列も変わらずそのまま進めていく。向こう正面でも岩田がカレンとの間にスペースを追いていたこともあってその直後で追走、外に出せる位置でもないので最内に絞って追走しながら3角。3~4角でデウスの直後に絞って追走、中団最内と勝負できる位置で直線。序盤でデウスが外に行ったところで空いたスペースをしっかりとついてくるが伸び脚は微妙L1でようやくジリジリと差を詰めてくるが勝負あったの3着だった。個人的反省としては、この天皇賞で本命を打てたとしたらこの馬だったと思うので3頭候補の中で最終的にはしっかりとこの馬に打てなかったのはちょっと反省かな。キタサンとカレンは評価してもなかなか本命を打ちにくい馬だとは思っていたので仕方ない。まあそれはともかく、今回の福永という観点で見ればやっぱり最序盤の意識がちょっと変わってきているよね、というのはあると思う。もうちょっと下げるかなと思っていたんだけど、最序盤で苦しみながらも抵抗してデウスの直後という勝負できる位置を確保できたのはまずまず評価できる。理想を言えばデウスの前を取れていたらというのはあったが、まあ岩田も必死だったし難しかった。コーナーでは内内を回しながら外を諦めて直線勝負にかけたという競馬は噛み合っていたし、結果的に3着だったけど勝負できる展開、位置にいたと思う。その中でシュヴァルグランが直線序盤で伸びあぐねたというのはこの展開ではやっぱりちょっと力的に足りなかったかなという感じ。L1ではポテンシャルで伸びてきていたんだけど、結局この流れの中で直線序盤でも減速地点ではあった、そこでカレンは伸びてきているんだけどこの馬はどうしても伸び始めが遅かった。外から前を向いてという競馬でどうだったか?というのはあるけど仕掛け全体が早かったわけだし、もうちょっと直線の早い段階で馬が動いてくれないとというところはあるかな。まあポテンシャルでかなり高いレベルのモノを見せてきていた馬なので、レースを壊す立場でも面白かったとは思うがけど、流れに沿ってという福永スタンスなら重要な最序盤のポジション取りはしっかりとしてくれたと思うし個人的には満足しているかな。ただ今回に関しては武豊を褒めないといけないしキタサンブラックを褒めないといけない。そしてシュヴァルグランはまだこの展開で突きぬけるほどではなかった、というよりはこの仕掛けでL1を11秒台でまとめてきている、というか4Fを46.6でまとめてきたキタサンを評価すべきといえるかもしれないね。思った以上に強い競馬をしているんだよなあキタサン。この馬自身はラストまでそんなに落としているわけでもないと思うしね。まあとはいえL1で最速ラップを踏む余力があったわけでもないし、完敗かな。菊花賞ぐらいの超ロンスパでどうだったかはこうなるとみてみたかったけどね


6着(6番人気番外)アルバートは10番枠から出負けして後方からの競馬になる。道中はシュヴァルグランの直後を取ってスムーズに進めながら中団やや後方。向こう正面でも外に出す選択肢はない位置。3~4角でも最内で我慢しながら直線。序盤でそこから追いだされるが反応鈍く伸びがない。L1でようやくジリジリと伸び始めるが決定的な脚は使えずの6着完敗だった。まあ人馬ともに不満かな。まず馬に関してだが勝ち負けができる位置、展開ではなかったのでこれは仕方ない。ただ、同型のシュヴァルグランに対してL1で伸び負けしていたというのは不満がある。少なくともポテンシャル型が脚を出し切りやすい展開にはなっているわけなので、もちろんそれでも前があのラップを刻み切る形なのでバテ差しまでは持って行けてないと思うがそれでもそれはシュヴァルグランも同じこと。札幌の時と違ってポジションが逆になったのもあるが、それでもシュヴァルグランと内容的に見劣ったのはやはり馬にもちょっとした失望はあるかな。まあもうちょっと時計が掛かる馬場の方が良いのかもしれんが、それでも当日の淀は昨年よりは時計が掛かっていたので条件は悪くなかったはず。もうちょっと良い競馬が欲しかった。ルメールに関してはこれがルメール競馬だよね、というしかないなと。内とりました、シュヴァルより後ろから動かしましょうって競馬ですよねと。上手く乗ったけど馬がね~って…つかシュヴァルより後ろになった段階で勝ちはないんだから何かしらのリスクを取れないもんかと。早い段階で内に絞っていたけど、動いていくしかない立場。内内で勝負しようと思ったら最低限シュヴァルグランの位置でないと間に合わん、つかシュヴァルグランでも間に合ってない。向こう正面でもじっとするしかないからね。こういう競馬になって前が46秒台でまとめてくる展開に持ち込まれてそれより4列も後ろでどうすんの?って話なんだよね。この馬の良さはステイヤーズSでぶっちぎったように長く脚を使っても最後まで落とさないポテンシャル。トゥインクルが捲るかもと言っていたからそれを期待したのかは知らないけど、それでもシュヴァルより後ろではシュヴァルを差すのは難しい。緩い地点でのアイデアが皆無だからなあ。福永批評の時によく言ってきたけど(どうも福永はこの落馬負傷の間にい競馬観を広げてきている感はある)競馬観が極めて狭いんだよね。結局フランス競馬のヨーイドンがまったく抜けきってない。奇抜な発想で合理的に走ってくるミルコとの比較で見るとやっぱり物足りない。まあ今回はアルバートも決してパフォーマンス的に良かったとは言えないけど、この競馬で勝負になる馬ではないんだから、やっぱり7~8Fの意識は持ってほしいんだけどね。内を通したことでロスはないけど、じゃあ直線で11.7-11.9を差せるだけの鋭い脚を使えるの?って話なんだよね。シュヴァルより後ろってのは結構早い段階で確定したんだからどこかで外に出して1~2角過ぎからの勝負を展開していかないととは思うんだけどね。やっぱポテンシャルタイプの騎手が甘いと前々の馬が支配しやすくなるね。去年の春のシップ横山典弘みたいな競馬ができる騎手でないと淀の長距離で純粋ポテンシャルタイプは難しい。


12着ゴールドアクターは17番枠からまずまずのスタート、そこからある程度押してポジションをとなったが内の各馬がスッと先行集団を構築し、その外からやはりどうしても好位雁行状態の外になって序盤を進める。3角の下りでペースがじわっと上がる中で好位列の外、中に入れたいところだが入れるスペースを与えられないままスタンド前。ここでも淡々とした流れでトーセンレーヴが中に入れさせないで終始好位外となる。2角辺りでちょっとずつペースが落ち着いていく中で好位の外から馬群が凝縮する中で動きださずに我慢を選択。3角手前でトゥインクルがじわっと押し上げてくるという程度だがレースの流れ自体は落ち着いたまま3角に入る。3角でどうしても凝縮していく好位列から外に出してという形になって4角で外目から押し上げつつ直線を向くが序盤でキタサンの出し抜きを喰らい、カレンに伸び負けする。L1では下がってしまって完敗だった。

まず今回は完全に武豊の掌の中での競馬になってしまったなというのはある。大外8枠の段階で厳しい競馬だったが何とか内に内にという意識はあったと思う。まあ吉田隼人は与えられた条件で何とかがんばったと思うけど結局内に入れきれなかった。それとそこを意識し過ぎたこともあって3角まで我慢をしたけど結局3角でペースが上がってから外々動くという競馬になったわけで、やはり厳しい競馬にはなっている。内に入り切れなかった原因を作ったのが武豊キタサンブラックのジワリ逃げ。キタサンを目標に内目~中目の先行馬が押し寄せてきたがキタサンがそこでペースを上げなかったのでスペースが生まれず隊列が組まれるのが早かった。それで内に入れるのが難しくなったのはあるかな。もうちょっと縦長になってくれるような感じなら内に入るのももうちょっと楽だったと思うが。ひとまず恵まれなかった面は相当あるのは確かだが、決定的な敗因というまでではないと思う


+++++ポイント結果+++++

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馬の実力と騎手の腕

枠は芸能人オーナーの豪運かなw



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