111


2016 皐月賞(GI) 中山芝内2000m良
レース結果・回顧

1:57.9 12.0 - 10.7 - 11.5 - 11.7 - 12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.2 - 11.6 - 11.8
58.4-59.5H


【皐月賞】ディーマジェスティ 波乱Vの裏に「共同通信杯後の激変」



「3強」決戦が支配的だった今年の牡馬クラシック3冠第1戦・第76回皐月賞(17日=中山芝内2000メートル)は、8番人気ディーマジェスティ(牡・二ノ宮)の快勝で幕を閉じた。頂上決戦の5・29日本ダービーでは「3強」の巻き返しがあるのか、それとも3連勝で世代トップに立った皐月賞馬が堂々と迎撃するのか…。

 無敗馬2頭と2歳王者の“3強”で構成された今年の皐月賞。その一角どころか、伏兵に甘んじていたディーマジェスティが異次元の爆発力で3頭を蹴散らした。

 史上屈指のハイレベル戦は予想通りリスペクトアースが引っ張る展開で幕を開ける。かかり癖を抑え切れないリオンディーズ=M・デムーロが馬のリズムを重視して前へ。春の嵐が巻き起こる強風の中、5ハロン通過は58秒4。向正面が向かい風だったことを考えれば、これは相当に速い。しかも1000メートル標からリオンディーズが我慢できずにさらにペースアップし、息の入らない極限の流れを演出してしまった。

 淡々と自分の形に徹して結果を出した鞍上に二ノ宮調教師は「ジョッキー(蛯名正義)が冷静に乗ってくれた。“ベテランだなあ”と初めて感心した」とジョーク交じりに周囲の笑いを誘ったが、エルコンドルパサーで世界を席巻したコンビには確かな手応えがあった。

「いかにしてロスなくトライアルから本番を迎えられるか。それが最も重要だった。同じ失敗を繰り返さないようにね。そういう意味では共同通信杯(1着)で結果を出せたのが大きかった」

 3強との対決を避けたのではなく、本番へ向けて全力を尽くすために用意した約2か月間。“厩舎力”はディーマジェスティの確かな成長に結びついていた。「胴が詰まった体形で当初は良くなるのは先だと思っていた。ところが、共同通信杯の後から急に背が伸びて筋肉が盛り上がってきた」。表向きの馬体重は増減なしだが、その姿は様変わりしていた。

 3強を撃破したディーマジェスティが次に目指すのは、もちろん3歳馬の頂点。「とても落ち着いた雰囲気でレースでかかるところがない。もともと東京で勝負したい、と思っていたので」と最後に見せた同師の笑顔が率直な自信の表れだろう。ダービーでは迎え撃つ立場に変われど、苦楽を味わった名コンビなら蛯名=ディーマジェスティを頂点に立たせてくれるに違いない


---------------------------------------------

マカヒキしまい伸びるも悔しい2着/皐月賞

直線勝負にかけたマカヒキ(牡、友道)は、1馬身1/4差届かず2着に敗れた。

川田騎手はハイペースを見越して後方3番手に構える。上昇を開始したのは3角を過ぎてから。外めを徐々に進出し、直線入り口ではディーマジェスティの外から追いだしたが、その差は詰まらなかった。川田騎手は「スタートを出てくれたし、流れも良かった。3強のほかの馬はつかまえましたが、思いのほか勝ち馬が伸び続けた」と悔しさをにじませた

---------------------------------------------

1番人気サトノダイヤモンド脚伸ばすも3着/皐月賞

1番人気のサトノダイヤモンド(牡、池江)は3着に敗れた。

直線は外から手応えよく脚を伸ばしたが、残り1ハロン付近で内の馬に接触されバランスを崩した。それでも体勢を立て直してしぶとく盛り返したが、外2頭の馬に後れを取った。ルメール騎手は「いい状態だったが、久しぶりの分、坂で甘くなった。もう少し良くなる余地はある。ダービーではベストコンディションになると思う」と巻き返しを誓った。

---------------------------------------------

2番人気リオンディーズ進路妨害で5着降着/皐月賞

4位に入線した2番人気のリオンディーズ(牡、角居)が5着に降着した。直線で外のエアスピネルに馬体を並べにいった際、接触して進路を妨害。

2頭の着差が鼻差だったことから、不利がなければ被害馬が先着したと判断された。新降着制度になってから、G1では初めての適用になる。M・デムーロ騎手は「後ろからでは届かない馬場なので前へ行ったんだが。掛かったね」とうつむいた。

3角で先頭に立つ厳しい競馬となり、残り100メートルを切って後続に次々とかわされた。「さすがにペースが速かった。馬は頑張ってくれたのですが・・・」と言葉少なだった




+++++ポイント結果+++++


222

333



強烈な風が吹くコンディションでホームストレッチは追い風、向正面は向かい風という状態。
リオンディーズは16番枠からこれまでにない好発を切って外から掛かりながら先行していき、結果的に前半1000m通過58秒4というハイペースで優勝馬に有利な展開になったみたいですね。


ディーマジェスティーの加速力は凄かった…


メダボ教授が言ってたけどディープ、キンカメ産駒はこの時期一気に成長するらしいので馬を見る目が無い素人に着順当てろってのが難しい話だぜ←





おまけ:誕生月別皐月賞競走データ

生月着別度数勝率連対率複勝率
3月生6- 3- 4-4210.9%16.4%23.6%
4月生3- 4- 3-415.9%13.7%19.6%
5月生1- 1- 1-184.8%9.5%14.3%
2月生0- 2- 2-360.0%5.0%10.0%
1月生0- 0- 0- 80.0%0.0%0.0%
6月生0- 0- 0- 20.0%0.0%0.0%



マカヒキ (1月28日生まれ)
リオンディーズ (1月29日生まれ)
サトノダイヤモンド (1月30日生まれ)


ディーマジェスティー (3月24日生まれ)




まぁ、このデータはお遊びですが…笑

ゲスト枠の『追い切り重視の競馬予想』さんがディーマジェスティーに▲打てたのは調教結果から成長を見込んでの事だと思うのでクラッシクの予想には調教をもう少し重要視するのもアリかも☆






競馬 ブログランキングへ

にほんブログ村 競馬ブログへ
にほんブログ村