【桜花賞】アーモンドアイがレコード勝ちでGI初制覇

4/8(日) 16:14配信


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◆第78回桜花賞・G1(8日・芝1600メートル、阪神競馬場、良)

 牝馬クラシック第1弾は17頭(アマルフィコースト出走取り消し)で争われ、2番人気のアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、クリストフ・ルメール騎手)が直線一気の差し切り勝ち。勝ち時計の1分33秒1は、同厩舎のアパパネが勝った10年の1分33秒3を0秒2更新するレースレコード。新種牡馬のロードカナロア産駒がクラシック初制覇を果たした。ルメール騎手は牝馬G1完全制覇。直線で先に抜け出した1番人気のラッキーライラック(石橋脩騎手)は2着に敗れた。3着には3番人気のリリーノーブル(川田将雅騎手)が続いた。


ルメール騎手(アーモンドアイ=1着)「アーモンドアイはチャンピオンホース。今日は素晴らしかった。直線で一人だったね。自分で走りました。僕は何もしなかった。彼女のポテンシャルはすごく高いです。(ラッキーライラックを意識したかについて)直線で何も見てない。真っすぐ行きたかった。反応が素晴らしかった。すぐに勝つことができたと思った。(ストロングポイントは)跳びが大きいですね。最後は長い脚で加速を上げていって、とても速いです。もちろん次走が楽しみです。トリプルクラウンを考えることができると思います。また大きなレースを勝つことができると思います」


騎手コメント

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石橋騎手(ラッキーライラック=2着)「よく頑張ってくれました。ごちゃつくことだけを避けたかったのであの位置から。内枠でしたが上手に走ってくれましたし、イメージ通り。満を持して追い出しましたが、一瞬にかわされてしまいました。勝ち馬が強かったです」

川田騎手(リリーノーブル=3着)「すごくいい状態に作ってもらいました。ラッキーライラックとの差は縮まりましたが、もう1頭、前に強い馬がいましたね。でも、いい内容だったと思います」

柴田善騎手(トーセンブレス=4着)「気持ちのセーブができるようになって、今までで一番いい雰囲気で一番いいレースができた。あとは体(の成長)だね」

武豊騎手(マウレア=5着)「この枠では内に入れなかった。ラストまでしっかり走ってくれているけど、外、外を回る形で勝ち切るのは…。オークスで巻き返したいですね」

北村友騎手(リバティハイツ=6着)「イメージした通りにレースができましたし、最後までしっかり走ってくれました。上位馬が強かったです」

松山騎手(レッドサクヤ=7着)「スタートよく、ラッキーライラックを見る形で運べました。直線も頑張ってくれましたが、最後は苦しくなってしまいました」

岩田騎手(スカーレットカラー=8着)「ゲートを出てくれて流れに乗れた。最後までじわじわと脚を使っていますし、この馬のレースはできたと思います」

秋山騎手(ツヅミモン=9着)「イメージ通りの競馬はできました。まだキャリアは浅いですし、これからどんどんよくなりそうです」

戸崎騎手(プリモシーン=10着)「返し馬まではよかったんですが、待機所でテンションが高くなってしまって…。その影響か、ゲートを出てくれませんでした」

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藤岡康騎手(アンコールプリュ=11着)「直線でうながしたときには余裕がありませんでした」

福永騎手(フィニフティ=12着)「もうちょっとやれると思ったけどねえ。スタートを出していったのにあそこが精いっぱい。もうちょっとパワーアップしてほしいけど、距離が延びるのはいいからね」

池添騎手(デルニエオール=13着)「折り合いを意識しすぎて位置取りが後ろになりすぎた感じです。じりじりとは伸びてくれているんですが」

大野騎手(ハーレムライン=14着)「リズムよく運べましたが、直線では苦しくなってしまいました」


Mデムーロ騎手(レッドレグナント=15着)「折り合いはついていたのに伸びなかった。距離が長いのかもしれない」

和田騎手(コーディエライト=16着)「ハナに行くとリラックスして走ってくれた」

藤岡佑騎手(アンヴァル=17着)「2走目で状態はよくなっていました。距離適性ですね」


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競馬をやって何が悪い。~予想は敗因分析から~』より


1:33.1 46.6-46.5 M
12.3 – 10.7 – 11.5 – 12.1 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.6

正直外回りの馬場が読めない。ただ500万下のバティスティーニ戦が1:33.9、これがハイペースなので何ともだが土曜よりは軽くなっていたと思うし、高速馬場に近いところに来ていたのかな。内外周りで違うかもしれんが。その中で、展開的には中弛みの展開といっていいと思う。前半の3Fが34.5とかなり速い入りだが、1000通過まで行くと58.7と平均ぐらいに落ち着く(1000FA11.74レース全体FA11.64)。この展開は端的に言えば後ろから中弛みで無理せず詰めていけた馬が有利で、NZTほど顕著ではないけど後ろの馬のほうが有利だったと思う。L3で11.5、L2の直線前半が最速11.3だからね。なので最後に結論を言うとアーモンドアイも強かったけど一番強かったのはラッキーライラックだと思っている。オークス本命は決まったかも、という感じ。

1着13アーモンドアイ(ルメール)

やはり出負けしてしまって後方からの競馬となる。道中も後方外々で進めながらだが前がかなり速い流れ、無理せず3角まで動かない。3画辺りから少しペースが落ちてきたのでここで外からじわっと進出を意識。4角で外々を回して勢いをつけながら直線で大外。序盤でそこからフルスロットル、一気に伸びて2列目。L1で抜け出したラッキーライラックの外から鮮やかに差し切っての完勝だった。

ん~強かった。個人的にマイルは短いとは思っていたんだけどね。前半前がかなり速かった、ここで確かについていけなかった。ただ3~4角で明確に息が入ったことでここで外からじわっと取り付けたし4角出口からしっかりと仕掛ける意識を持って直線に入れたので直線序盤で脚を爆発させることができた。ただシンザン記念と違って、さすがに緩んだといってもかなり基礎スピードを問われているのは間違いないわけで、これをクリアできていたなら本質的にマイルでも戦えるだけの地力があったということだと思う。ただオークスだとやっぱり乗り方に工夫がいると思う。距離自体はマイルでやれちゃったけど長い方がいいとは思っていて、問題はゲートの拙さ。ここでもプリモシーンのほうが派手に出遅れたから目立たなかったけど後方2番手にならざるを得ない競馬だったわけで、機動力が問われるオークスで後方からでは何とも…というのはあるかな。どちらかというと勢いをつけていきたいタイプだと思うので、その点も踏まえて向こう正面でダービーのレイデオロみたいな感じの競馬を要求されるかもしれない。そういった弱点はあるが素材としては本物だったということでしょう。ただ、個人的にはこの桜花賞ではラッキーがかなり苦しい競馬になったので、まだ勝負付けは済んでないと思う。それでも一頭だけ33秒台、それも33.2と圧倒的だったからね。今日はうまくかみ合っただけでなく力もトップレベルだったということを証明できた一戦かな。

2着01ラッキーライラック(石橋脩)

好発を切ってそこから押して先行、まずは外の各馬を行かせて2列目のポケットで進めていく。さすがにマークがきつく少し窮屈になってそこで前半少し行きたがるかな?というのもあったが徐々に落ち着いて前にスペースを保つ。ただ前半3Fがハイペースの流れに2列目で乗ってしまう。3~4角では今度は前がコントロールしてきてここで仕掛けを待たされる形で直線。序盤ですっと外に出して追い出されて堂々と先頭に立つが、L1で強烈に伸びてきたアーモンドアイの勢いには抵抗できずの2着完敗だった。

強い負け方だったと思う。こういうラップの偏差の大きい競馬になった時に言えるのは、この偏差の大きいところでいかに脚を残す入り方をするか。この馬の場合は入りの34.5に近い入り方をして、中盤の12.2-12.2でペースを結構落とす形になった。もちろん息を入れないとしんどい競馬なのでこれ自体は仕方がないんだけど、やっぱりフラットに平均ペースってのと違ってこうやって前中盤での波が大きいと後ろとしては取り付けるのが大きい。それでも窮屈になってやや掛かり気味が前半3F地点、そこから息を入れて直線L2でしっかりと良い脚を使って抜け出してきた。総合力の高さをかなり見せてきたと思う。オークスはどちらかというとそういった面が問われやすいレースなので、対アーモンドアイで考えたときに適度なスローで2~3列目の内から我慢しながら直線ですっと加速、という点で出し抜ければ逆転可能な範囲だと思う。大味なTS持続タイプが一番苦戦しやすいのがオークスだからね。しっかりと前目でレースを支配して適度なスローに持ち込めれば。負けたけどこれだけ流れた中で前目に乗っていい脚を一瞬でも使えたのは大きい。強い2着だったと思う。

3着09リリーノーブル(川田)

五分のスタート、そこから無理せずじわっと控えて好位の外目で進めていく。道中もかなり流れているのを察したか控えて中団まで下げてコントロールの意識。3~4角でも中団の外目で進めながら直線。序盤で前のレッドサクヤの外に出してしぶとく2列目に伸びてくるがアーモンドアイにあっさり交わされる。L1までしぶとく伸びて前のラッキーライラックとの差はじわっと詰めるが3着まで。

ん~ここまで流れてしまうとなかなか難しかったかな。川田としては速いとみてうまく下げたと思うしこれは結果的にファインプレーだったとは思う。あまり前半無理していいタイプではなかったと思うしね。中盤でも我慢して脚を残して直線勝負に賭けたけど、現時点では力負けというほかない。もちろんマウレアとの比較ではこちらの方が頑張ったかなと思うけどね。総合的にみて基礎スピード面はかなり高いレベルでめどを立ててきたと思うが、その点でもラッキーライラックのほうが上回ってきたとなると総合的に勝てる要素がほとんどなくなってしまったので、今後もラッキーライラック以上の評価は難しくなる。機動力はあるのでその辺は良いと思うが、オークスで勝ち負けとなると簡単ではないかな。

4着07トーセンブレス(柴田善)

やや出負けだがいつもよりはゲートを出てそこから押しながら追走しつつ中団馬群の中で進めていく。道中も終始促しながらの追走になって中団やや後方で3角。3~4角で前がペースを落とす中で後方馬群の外目、前に壁で仕掛けを待って直線。序盤で追い出されてからの反応が地味で一気にアーモンドアイに差し切られる。L1はそこから結構伸びてきて4着は確保した。

ん~結果論だけどあまり前半から出していかなかった方がよかったかもしれんね。前半で温存して3~4角で外から動く形のほうがこの馬にとっては良かったと思う。前半出していって脚を使う、中盤で囲まれてペースダウンで合わせなきゃいけなかった。直線ではまた加速という感じになってここで反応も鈍かった。そういった器用さがないタイプなので、前半は無理せず仕掛けどころでギアを上げるだけの競馬に持って行く方がよかったかなと感じる。今回でもエンジンのかかりがちょっと遅く感じたし、この馬の脚を引き出せたという感じでもないのでちょっとせかされた割に結局直線までで見て前を向けず、良いポジションを取れなかったのもあるんじゃないかなと。まあ細かいところで実際3着があったかとなるとそれは微妙だと思うんだけど、個人的には前半無理せず3~4角で勢いをつける形でどこまでやれたか見たかったかな。この馬もオークス向きだとは思うんだけど、2400で問われるギアチェンジ面での不安はちょっとあるのでその辺りを克服したいね。ポジショニングも大事だけど、この馬は要所の仕掛け方が重要だと感じる。

5着17マウレア(武豊)

五分のスタート、そこから無理はせずに中団の外目で進めていく。道中も前にリリーノーブルを置くような形で進めて3角。3~4角でもリリーの後ろで正攻法で進めて直線。序盤で外から追い出されてリリーを目標に差を詰めたいが詰まらず。ラストまでじりじりと伸びきれず4着争いの一角で終わった。

豊が大振りしたいような感じのコメントだったけど、結局枠的にも無難な感じになってしまったかなと。まあ全体がここまで流れてしまうとなかなか前につけていくのは選択肢的に難しいから仕方ない面はあるし、リリーノーブルとはここに向けての過程の違いも出てしまったかなという感じ。まあこの馬も正直ラッキーライラックとの比較では勝負付けが済んでしまっていた馬なので仕方がないかな。ペースが上がったことでリリーノーブルよりも対応できなかったかなというのもあるしね。現時点ではこれが実力差といわざるを得んかなあ。

10着15プリモシーン(戸崎)6人気番外

明確に出遅れて最後方からの競馬になる。道中も内のスペースを拾いながらリカバーの意識をもって最内で3角。ただ3角で前がペースダウンをするという流れで内内で我慢の展開、外の各馬が勢いに載せていく中で後方の内で直線。序盤で進路で迷って外目に誘導、L1まで追われるが10着までだった。

こっちが出遅れるか…パトロールを見ても直線で進路で迷っているうちにふさがって外に誘導してL1の手前で進路確保するが、そこからも前にレッドが入ってきてふらついて最後は完全になくなる。今回みたいに前半のペースが明らかに速い時には前がどこかで緩める意識を働かせがちで、3~4角で内に突っ込んだ時点で嫌な予感はしていたんだけど加速していく過程で上手くいかなかったなという感じ。外に出してどうだったかは何とも言い難いけど、出遅れてしまった以上内内を意識してしまうのは仕方ないが、捌けない戸崎では無理。阪神マイルって4角から下りだし割とばらけやすいから詰まりにくい舞台で、戸崎でも大丈夫だと思ったんだけどなあ。出遅れるわ中弛みに突っ込んでいって直線でまごつくわではどうしようもない。

12着16フィニフティ(福永)

やや出負け、無理はせずに後方からの競馬になる。道中も後方外目で進めてマウレアを見るような感じで3角。3~4角でもマウレアの後ろから進めて直線で外。序盤で追い出されるんだがここでキレ負けしてしまうような感じで後方に下がる。ラストまで良いところなく惨敗だった。

ペースではないと思うんだけどなあ。追い出されてから後方に下がるまでが早かったし、パトロール見ると最後はばてた馬を交わす程度には頑張っていたので結局この馬場でこのペースでもトップスピード面がある程度問われてキレ負けしてしまった面が強いのかもしれない。よくよく考えるとクイーンCでもL1でのバテ差しで、11.5の地点での伸び自体はいまいちだったからね。そう考えるとこのペースでも速いラップを要求されてしまったのでその点でキレ負けしてしまったのかなと。血統的にもよくなるのはもうちょい先なのかな。


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+++++ポイント結果+++++

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3333


~タマネギのレース感想~

あんな化け物がいるなんて聞いてないぞ

アーモンドアイさえいなければ久々に10万コースだっただけに

発狂して狙撃しそうになりましたよ…笑




1着ロードカナロア産駒
2着オルフェーヴル産駒
3着ルーラーシップ産駒

競馬界は着々と新しい時代になっていますね。

『新種牡馬を制する者が競馬を制す』


オジさんはもう取り残されて引退しそう…