2017年10月14日(土) | 4回東京4日 | - 発走

第65回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(GII)

芝・左 1800m


コース攻略検証・見解


東京競馬場 芝1800m

東京競馬場

コース攻略検証・見解

1~2コーナーの間にあるポケットからスタート。2コーナーを斜めに横切り向正面に合流する、コーナー3つの変則的な形となっている。

3コーナーまで750mと距離があり、先行争いはさほど激しくならない。上級条件になっても、スローペースからの瞬発力勝負になることがままある。位置取りは前に越したことはないが、速い上がりを求められるため、先行力だけでは直線で切れ負けする。位置取り問わず、まずは速い脚を使えるかどうかが好走の条件と言えるだろう。

紛れが少なく、能力差が反映されるコースで人気馬の信頼度は高い。

ハーツクライ、ディープインパクトを筆頭にSS系種牡馬の好走が目立っており、その他、フジキセキ、ダイワメジャー、ネオユニヴァース、キングヘイロー、シンボリクリスエスなど、いわゆる主流血脈が好成績を収めている。もう数は少なくなってしまったが、ブライアンズタイム産駒の成績も良く、出馬表で見かければ押さえておきたい。


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2016年はまさかの集計無し!??w

今年は豪華な出走馬が揃ったので【最強競馬】秋レース対象外ですが記事にしました。


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有力馬考察


ヴィブロス

去年の秋華賞馬
今回はそれ以来6カ月半ぶりのレースになるが、ここひと月、栗東で順調に乗り込まれており、今週の追い切りで態勢は整いそうだ。東京コースは初めてだが、同じ左回りのメイダン、中京で勝っているので、問題ないだろう。課題を挙げれば、初めて背負う56キロ。小柄な馬だけに、この克服が特に鍵になる。



アドマイヤリード

非常に小柄な馬で体調管理が難しい
前走は最後方から伸びきれず、6着に敗退。それでも、洋芝、小回りコースが向かなかった印象。ヴィクトリアマイルを勝った東京コースは好材料で、1800メートルでも2勝しており、変わり身が期待できる。

・ルメールがヴィブロスにいったので鞍上は新コンビとなる戸崎圭太騎手
・前走は大外枠で無理せず後方から行った結果、展開が向かなかった
末脚が強力なのでレース展開が向きそう
・重たい馬場は得意(ルメール騎手)


クイーンズリング

昨年の覇者で、ヴィクトリアマイル6着以来5カ月ぶりのレース。12月の香港C(9着)で歯車が狂い、春はその影響を引きずったようだった。今回は放牧でリフレッシュし、1週前追い切りでも3頭併せで最先着。態勢は整いつつあり、復活の可能性は十分ある。

・使える脚は一瞬
・VMの敗因に馬場(稍重)をあげる。最近雨女


ワンブレスアウェイ

安定感がある半面、詰めの甘さが目立つタイプだったが、3月に準オープン・スピカSを快勝した後に休養し、降級初戦の阿武隈Sも勝って再びオープン入りと、ひと皮むけたムードだ。全姉キャットコインはクイーンCを制覇。半姉タガノエリザベートはファンタジーS優勝馬で、半妹ロックディスタウンも札幌2歳S勝ちという上質な血統背景があり、本格化気配が伝わる今なら、重賞初挑戦でも壁はなさそうだ。約3カ月の休み明けだが、調教では力強い動きを見せている。


トーセンビクトリー

馬場は良が良いタイプ
どちらかと言えば先行・小回りが得意(?)

クイーンステークスは展開が味方した感が強く好走・凡走を繰り返す馬なので今回は…笑


デンコウアンジュ

東京・馬場悪の今回は出番有??



クインズミラーグロ

善戦マンのイメージしかない
前走はトーセンビクトリーの後ろを取ってそのまま3着