【ダービー卿CT】巨漢が躍動!5番人気ロジチャリスが父子制覇

スポニチアネックス 4/2(日) 7:01配信


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マイル戦線を占う「第49回ダービー卿CT」が土曜中山メインで行われ、5番人気のロジチャリスが好位から押し切って重賞初勝利。父ダイワメジャーとの父子制覇を飾り、関東馬は15年モーリス、16年マジックタイムに続き3連勝となった。

 花冷えの中山で、雄大な馬体が躍動した。ロジチャリスは道中2番手から直線は早め先頭。外からキャンベルジュニアに並びかけられ、内からはグランシルクに迫られたが、脚色は鈍らなかった。後続2頭も500キロを超す大型馬だが、こちらは560キロの超大型馬。テン乗りで今年重賞初Vの内田は「余力は残っていたし、並んだ方がやる気を出す。競り負けはしないだろうなと思った」と、事もなげに振り返った。

 国枝師にとっても感慨深い勝利だ。98年、ブラックホークで厩舎の重賞初勝利を収めたのがダービー卿CT。同馬はその後G1・2勝と出世を遂げた。その近親でもあるチャリスに寄せる期待はもちろん大きい。今後は安田記念(6月4日、東京)を目指す予定。師は「まだ成長するよ。ここからだね」とG1獲りを見据えた。ダイワメジャーもブラックホークも500キロを超える大型馬だった。2頭のDNAをしっかり受け継いだチャリス。「前に行って最後まで止まらないのがいいところ」と内田が称賛するパワフル先行が、マイル戦線の台風の目となりそうだ。

 ◆ロジチャリス 父ダイワメジャー 母プラチナチャリス(母の父ロックオブジブラルタル)牡5歳 美浦・国枝厩舎所属 馬主・久米田正明氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績16戦6勝 総獲得賞金1億4527万2000円。


騎手コメント

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1着 ロジチャリス(内田博騎手)
「前の方を狙って積極的に行きました。力んで走っていませんでしたし、いい形でリズム良く4コーナーまで運べました。直線、馬場のいいところを通って、他馬に並ばれて馬もやる気を出して、余力もありましたので競り負けはしないと思いました。前々で競馬をして最後まで止まらないのがこの馬のいいところだと思います」

2着 キャンベルジュニア(シュタルケ騎手)
「条件が前走より上がっていましたが、対応してくれました。距離も馬場も合っていると思います。ペースがもう少し速くなってくれたら良かったと思います。それでも勝つ手応えはあったのですが、負けてしまいました」

3着 グランシルク(戸崎騎手)
「道中も上手に走っていますが、ペースが落ち着いて前残りになってしまいました」

4着 マイネルアウラート(柴田大騎手)
「道中から余裕がありませんでしたが、頑張っていると思います」

7着 シベリアンスパーブ(田中勝騎手)
「馬場は緩かったですが、ノメったりはしませんでした。いけると思ったのですが、追い出してから伸びませんでした」

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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より

2017 ダービー卿チャレンジトロフィー(GIII) 中山芝外1600m稍
レース回顧・結果

1:34.7 12.8 - 11.6 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 11.5 - 11.6 - 11.6
48.2-46.5 S^2

 う~ん…雨降ってるし47ぐらいで入ってくれればそう変なペースにならんだろうと思っていたらまあ変なペースになったなという感じ。クラレントが早い段階で外から取り切ってしまったことで最序盤の意識が薄くなった。中盤の緩みはないけど終始少し遅い流れをキープ、L3最速だがL1まで大きくラップを落とさない競馬になった。前有利の展開ではあったと思うし、基礎スピードがほとんど問われない緩い流れだった。ロジチャリスが楽に勝てたのもその辺が大きいかな。


1着ロジチャリス


 3番枠からまずまずのスタートを切って押して主張、しかし外からクラレントが切り込んできたのでそこでブレーキして番手で控える。クラレントもペースをコントロールしてきたのでスローの番手でレースを進めていく絶好の展開。そのまま無理せずに淡々と。3~4角でも番手外で仕掛けを待つような感じ、先頭列に並びかけて直線。序盤で外から伸びてくるキャンベルジュニアに合わせて叩き合い、L1の坂の上りで伸びて先頭に立ってそのまま押し切った。スタートと流れで勝負あったかなという感じになってしまった。基礎スピードを問われなかったのがこの馬にとっては大きかったし、まあこういう競馬になると強いね。ただ中山マイルで48秒台の入りかあ…。内田はこれでいいと思うけど、戸崎にしても大知にしてもホントレース作れんよねっていう印象しか出てこない。ロジチャリスに関してはもうちょっと距離自体はあった方が良いとは思うんだよね。今回はペースも落ち着いたし最序盤の緩い段階でポジションを取れたのが大きい。まあ最近は関東の騎手でレースを作れる人がホント減ってきてるから、中山マイルでもこうなって足りちゃうってケースが出てくるけど、本質的にマイルで平均以上だと微妙なレベルだと思っている。1800向きだと思うんだけどね。


2着キャンベルジュニア


 5番枠からまずまずのスタートを切って、昨年の轍を踏めないので意識を下げて入って2列目の外で我慢する。ただ突かないのでペースが遅くてかなりのスローまで入ってしまってそれでも抑えているというぐらい。3~4角でじわっとニュートラルに先頭列に並びかけ、4角で前が仕掛けたのでこちらも馬場の良い外に誘導して直線。序盤で内に切り込みながらロジチャリスに並びかけるが坂の上りでロジの方が伸びが良くイマイチ。最後はかなり際どい戦いとなった2着争いを何とか制しての2着だった。ん~まあ正直もっと突けよって感じだよね。前走なんかもハイペースで楽に取り付いていけた良さが今回はスローで余力を前も持っていたから基礎スピード面での勝負のウエイトが小さすぎた。こうなって後半の末脚勝負になるとロジチャリスに見劣ってしまうのはある程度仕方ない。というかマイネルアウラートにも迫られたし、少なくともマイルでの後半勝負はやめた方が良いと思うんだけどね。小回り1800のポテンシャル勝負なら面白い馬だと思っているんだけど、現状ラストの坂で甘くなったし、ポジションの差で何とか2着を確保したという感じ。ペースを引き上げきれなかったのでロジチャリスにポテンシャル負けしたというところ。まあ上げたら上げたでアウラートも手ごわいから何ともだけどアウラートより前を取れたんだから逆に自分の理想のペースを作ってほしかったんだけどね。勝てたかどうかまでは正直わからんけど、少なくともペースを引き上げて突いていたら勝ち馬は違ったと思うしね。シュタルケにそういった細かいところを要求するのは無茶かもしれんけど、着差が際どいしここで賞金積めなかったらと思うと、微妙だったなあ。最低限の仕事だけど騎手の仕事の内容としては良くないと思う。


3着グランシルク


 8番枠から出負けして後方からの競馬。道中もスローの中で後方内目で我慢しながら3角。3角でもまだペースが上がらず、4角で前がようやく引き上げてというところで中団馬群の中目から追いだされつつ中団で直線。序盤でそこから前ががっぽりスペース空いたのでそこを追いだしながら一瞬スパッと切れる。L1でその勢いでと行きたいところだったが2着争いの一角、3着を確保した迄にとどまった。やっぱりマイルだとL1の伸びで届ききれないというか。この馬場でトップスピードが少し削がれた感じもあるし、惰性がつき切っていない分L1も伸びあぐねている感じ。騎乗的にはこの展開としてはかなり流れに合わせて上手く乗れていると思うし、 この辺りは戸崎の上手さというか、嫌らしさだなあ。ただこれでも2着争いまでだからなあ。この感じだと府中1400で高いレベルでどこまでやれるか見てみたいし、1200もアリだと思うけどなあ。ペース自体はそれなりに上がってもいいけどマイルだとどこをとっても中途半端になる。トップスピードは良いものをもっている、1200~1400ならTS持続が楽になるので最終的にはこの辺が合っていると思う。


4着マイネルアウラート


 11番枠からまずまずのスタートを切ったがやはり大知なので逃げ馬が読めないと前につけられない。クラレントが行き切った段階でコントロールする形でキャンベルジュニアの外を選択。そのまま好位外々で3~4角でキャンベルジュニアの直後を取って直線。序盤で外から一瞬脚を使ってくるが伸び切れない。それでもL1では誤差レベルだがそれでも上位では一番いい脚を使って2着争い僅差の4着だった。 このレースで一番ひどい騎乗だった。シュタルケの場合はまだ最低限あの位置を取っていたからね。ただこの馬の場合クラレントが外から行った段階でついていける立ち位置にいてそれをせずにキャンベルジュニアの外から末脚勝負を選択しちゃってる。この馬は平均ペースまでは問題が無いわけで、流石に行けるタイミングで前に行ってくれないと、使える脚が短いタイプだからあそこから差すのは普通に考えてむずかしい…正直この馬でも際どい2着争いに来ている段階でスローの後半勝負という括りの中では低レベルな一戦だったと思う。ただ、キャンベルジュニアより後ろで悠長に構えていていい馬ではないやろと。結果スローにコントロールされてこれで4着とか。馬場も渋ったし、と思っていたけど想像以上にスローになったのは大知やシュタルケといった基礎スピードを本来生かすべき馬に乗っていた騎手が何も考えていなかったことが大きいかな。隊列的にすぐに縦長になったし、淀み自体はなかったのでスローと感知するのは難しかったと思うしただでさえそういうところが弱い大知だからしょうがないかなと割り切るし行かないけど、ただそれでもマイネルアウラートの場合多少流れてもポジションとらんと使える脚がそんなに長くないから今回みたいに低調なメンバー構成になっても届かん。岩田が逃げている段階でスローなんだと思っとけばいいんだよ。マイネル競馬するならペースのセンサーをもっと磨かんとあかんわ。馬はこんな感じでも最後に伸びてきているように、充実期にあるので勿体ない。正直ペースと流れて気に見ても2着争いにまで食い込んでくるとは思わなかった。まあレベルにも少し疑問はあるけどね。


5着ダイワリベラル


 10番枠から五分には出て中団馬群の中目から最終的に外に出してマイネルアウラートを見る位置で進めていく。3~4角でも中団馬群の外々からマイネルを目標に進めて反応鈍く中団で直線。序盤でそこから一瞬は伸びかけるがL1で伸びあぐねて2着争いには加われず少し遅れての5着完敗だった。ん~この馬の場合はスローで後半のトップスピード面で勝負する馬だし、TS持続もそれなりにある馬ではあったと思う。ゲートが安定していないしあのスタートの割にはいい位置を取れた方で、それでも直線入りでの反応はまずまずもL1伸びあぐねてとなるとちょっと物足りないかな。この展開ならもうちょっとL1まで伸びてほしかったんだけどね。前走東風Sは相当ドスローだったしそのうえでポジションもとれたから良かったけど、この競馬だと重賞戦線では簡単ではないかもしれんね。この馬もマイルでは本質的には基礎スピードがちょっと足りないと思っているので、この停滞感を考えると府中の1800~2000を使ってポジションを取ってトップスピード戦、というようなレースを選択した方が良いかもしれない。この条件では一枚見劣った一頭。


8着ロイカバード


 12番枠から出負けして後方からの競馬となる。道中も後方外々で進めていたがスローでもあって結構掛かりながらポジションを上げて行く感じ。3~4角でも後方外々から追走しながらダイワリベラルを目標に直線。序盤で追い出されるがイマイチ。そのままL1までなだれ込むがダンツプリウス辺りと比較しても見劣っての8着完敗だった。ん~もうちょっとペースが上がって分散してという形での完敗ならまあ仕方ないかなと思うんだが、ペースもゆったり目、掛かり気味ではあったがそれでももうちょっとL1まで伸びてほしかったかなあ。末脚で違いを作れなかったのはこのスローのペースでは不満だね。ちょっと足りないと思ってはいたけど、やっぱりちょっと足りないと思う。今の段階ではマイル戦だとちょっとペースが上がると甘くなってというような感じだし、U字の1800ぐらいが理想かなあ。重賞戦線ではちょっと壁があるなと感じた一戦。

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+++++ポイント結果+++++

111


222


~タマネギのレース感想~


たま番長がまさかのロイヤル(特別300pt)wwwwwww

オッズ11倍の馬を本命指名しての完全予想なので合計が561pt

おそらく道場至上最高得点として今後抜かれる事はないでしょうなぁ~



この特大HRによりランキングも18位→6位にスーパーワープwww

yahoo!は本当に恐ろしい…