下町ドウジョー

どのような競技なのかも正確には知らない『競馬』の、ブログ製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目(タマネギ)と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した予想家たち。そんなメンバーが、競馬予想で東京オリンピック出場を、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ドウジョー」と名付けられたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集して競馬予想に挑戦するドラマである。

2017年05月

※注意※CAUTION※注意※CAUTION※

この記事は

スポニチアネックス の写真と

好調教+αで狙え大万馬券!!さんの

コメントをまとめた


個人用めもです。


※注意※CAUTION※注意※CAUTION※




エントリーNo.1

イスラボニータ100点!円熟のマイル界の玉三郎

boni

春競馬のとう尾を飾る大舞台はマイル界の玉三郎が主演だ。鈴木康弘元調教師がG1出走馬の馬体を診断する「達眼」。第67回安田記念(6月4日、東京)では前哨戦マイラーズCを快勝したイスラボニータに唯一の満点を付けた。達眼が捉えたのは輪郭の変化。歌舞伎の女形をイメージさせる丸みは6歳春の円熟を伝えている。

 歌舞伎界を代表する女形の坂東玉三郎(5代目)が講演でこんな発言をしています。「役者の価値は化粧前をひと目見れば分かるものです」。競馬に置き換えれば、サラブレッドの価値は馬房前の身だしなみをひと目見れば…となります。オークスのソウルスターリングとダービーのレイデオロ。手入れの行き届いた美しい体は馬房前で確かな価値を伝えていました。

 身だしなみの美しさを一文字で示せば「躾」(しつけ)。よくしつけられた馬は鞍上の手綱に従って無駄な動きをしません。ルメールの指示を守り通したレース運びの先に、距離延長を克服したオークス、2番手に進出した上で完璧に折り合ったダービーの栄冠が待っていました。

 そのルメールを背に今週のG1舞台に立つイスラボニータ。こちらも相変わらず美しい。品格高い漆黒の馬です。歌舞伎に置き換えれば、武家の礼装、黒地の打ち掛けを羽織って舞台に立つ女形のように…。でも、昨年とは印象が異なる。すっきりとした流線形の輪郭が丸みを帯びて、ふんわりとしたラインを描いています。首差しと腹周りのボリュームが増しているのです。昨年以上に重厚感を伴った造形美。こういう流線形の馬体はあまり変化しないものですが、明らかに丸くなりました。

 6歳春を迎えて変化した造形。2つの理由が推測できます。張っていない顎。食欲はさほど旺盛ではないはず。そのせいで体に厚みを増すのに長い時間が必要だった。これが1つ目の推測。2つ目は顔つきにあります。3~5歳時の写真を見直すと、いつでも耳を真正面に向けて、鋭い目をしていました。ところが、今回は初めて耳を少し左右に開き、穏やかな目をしています。集中した顔から遊びのある顔つきへ。緊張感の欠如とも受け取れますが、ハミは気を抜かずにきちっと取っている。遊びのある顔は余裕や自信の表れでしょう。心身一如。精神的なゆとりが馬体に丸みを与えていると推測できます。

 「役者に大切なのは丸み」。坂東玉三郎は前述の講演でこう語っています。「ぎすぎすした角張った体の使い方をしないように稽古を積みながら形を整えて…」と。競馬に置き換えれば、サラブレッドに大切なのは稽古を積みながら形を整えた、丸みのある姿です。(NHK解説者)

 ◆鈴木 康弘(すずき・やすひろ)1944年(昭19)4月19日、東京生まれの73歳。早大卒。69年、父・鈴木勝太郎厩舎で調教助手。70~72年、英国に厩舎留学。76年に調教師免許を取得し、東京競馬場で開業。78年の開場とともに美浦へ。93~03年には日本調教師会会長を務めた。JRA通算795勝、重賞はダイナフェアリー、ユキノサンライズ、ペインテドブラックなど27勝。



---------------akanemaruさんのコメント-----------------------

5/24 南W(84.5)67.8‐12.4 強目

1週前追い切り南W(84.5)67.8‐12.4強目。6Fから強目での追い切り、全体では速い時計を出してこなかったが、終いは12.4とさすがの伸び。中5週でのこの動きで気配は引き続き良好。東京成績は(4.2.3.2)と好相性。休み明けの前走マイラーズCでは強い競馬で勝利。一度使われて上積みも十分、今回も当然有力の存在で。
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エントリーNo.2

エアスピネル95点 4歳になって筋肉量増加

ear

肋(あばら)をパラッと見せながら岩のように隆起した馬体。エアスピネルは4歳になって急激に成長しています。大人の体つきになってきました。昨秋よりもトモ(後肢)と肩の筋肉量が明らかに増えている。イスラボニータの変化が丸みなら、こちらは厚みです。下半身に目を移せば、立派な膝。前肢の腱はしっかり浮き出ている。こういう狂いのない枯れた脚なら不安なく調教を積めるでしょう。

 背と腹下が短く、首が太い典型的なマイラー体形。昨年の菊花賞では距離不安と判断して評価を落としましたが、安田記念なら減点にはなりません。毛ヅヤは良好。体調も申し分ありません。

 ただし、立ち姿は減点しなければなりません。カメラマンを警戒して尾を少し上げています。白目をむきながら、体に力を入れています。遊びのある顔立ちのイスラボニータとは対照的に緊張感を伝えています。菊花賞ではマイラー体形でも3着。長距離戦のゆったりした流れにもうまく折り合いました。マイルの速い流れで折り合いを欠くようなことはないと思いますが、菊花賞より緊張した立ち姿が少し気になります。



---------------akanemaruさんのコメント-----------------------


5/24 栗坂 50.8‐12.3 一杯

1週前追い切り栗坂50.8‐12.3一杯。一杯での追い切りで栗坂全体1番時計の好タイムを記録。なかなか勝ちきれない面はあるが、2走前で東京マイルで勝ち馬と0.1秒差の3着、前走マイラーズCではイスラボニータに0.1秒差の2着と好走。休み明けでも好勝負、今回一度使われて状態を上げてきているのは追い切りを見ても明らか。最強世代に阻まれたG1制覇、通用する力は十分にあるしここでも有力で。
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エントリーNo.3

ブラックスピネル90点 いかつい“野武士”体形

black

イスラボニータとは対照的なたくましい顎っ張り。ブラックスピネルはG1初挑戦。馬体を診断するのも初めてとなりますが、物凄い顎っ張りをしているだけによく食べるのでしょう。体つきも凄い。胸前が非常に立派。トモ、肩にもたっぷりと筋肉を付けています。腹袋もどっしりとして、ボリューム感にあふれている。首も野太いマイル体形。イスラボニータが女形の歌舞伎役者をイメージさせる美しさなら、こちらは野武士のようないかつさです。

 曇り空の下での撮影となりましたが、毛ヅヤは日差しがなくても輝いています。よほど体調がいいのでしょう。分厚い上半身に比べて膝下は細めですが、懸念するほどではありません。

 懸念したいのは立ち姿です。チェーンシャンクを気にして口を開けている。この制御力の強い馬具はおとなしくさせるために引き手の補助として用いますが、チェーン(鎖)を歯の上に着けられた馬はアンハッピーな様子です。


---------------akanemaruさんのコメント-----------------------


5/24 南W(84.5)67.8‐12.4 強目

1週前追い切り南W(84.5)67.8‐12.4強目。6Fから強目での追い切り、全体では速い時計を出してこなかったが、終いは12.4とさすがの伸び。中5週でのこの動きで気配は引き続き良好。東京成績は(4.2.3.2)と好相性。休み明けの前走マイラーズCでは強い競馬で勝利。一度使われて上積みも十分、今回も当然有力の存在で。
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エントリーNo.4

レッドファルクス80点 少し力みを感じる…

red

前回G1(高松宮記念)時には余裕のあった腹周りが引き締まっています。休み明けを使ったからでしょう。芦毛でも毛ヅヤを良く見せています。

 ただ、前回G1よりハミを強く受けているのが気になる。マイルもこなせそうな体形ですが、少し力みを感じます。


---------------akanemaruさんのコメント-----------------------


5/25 南W(85.9)70.2‐13.2 馬なり

1週前追い切り南W(85.9)70.2‐13.2馬なり。馬なりでこちらも軽目の追い切り。前走京王杯では上がり最速での勝利、スプリンターズSで見事勝利、前走京王杯でも強い内容。今回もう1Fの距離延長にはなるがまだまだやってくれそうな魅力も十分。前走の1週前追い切りでは外を周回して南W67.3‐12.6一杯。今回の最終追い切りでもこれくらいの時計が出せれば。
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エントリーNo.5

ヤングマンパワー90点 機能美に満ちた体形

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昨年のマイルCSでもヤングマンパワーを褒めました。飛節は深からず浅からずの絶妙な角度。適度な後肢の球節と柔軟なつなぎが飛節にスムーズにリンクしています。滑らかに傾斜した肩。スマートな首差し、薄手の肋。引退した2冠馬ドゥラメンテを思い起こす機能美に満ちた体形です。半面、トモが薄いと注文も付けましたが、今回はその頼りなかったトモが見違えるほどたくましくなっています。くびれが出るほど筋肉が浮き上がっている。

 ただ、立ち姿に散漫な印象を受けます。耳は前方を向いているのに、鼻は斜め前方、目は真横にいるカメラマンへ向いている。1点に集中していません。マイルCS時を明らかに上回る体つきだけに集中力が増してくれば満点です


---------------akanemaruさんのコメント-----------------------

無し

日刊記事↓


<安田記念:追い切り>

 ヤングマンパワー(牡5、手塚)は坂路で外セイウンチャーム(3歳500万)と併入した。ラストは11秒9と鋭い伸びで好調をアピール。

 手塚師は「2週続けてしっかりやれた。前走よりいいと思う。暑い時期は得意な馬。時計勝負も対応できるし、58キロも問題ない。相手は強いけど、この馬自身に不安はない」。持ち味の先行力を武器に粘り込みを狙う。
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エントリーNo.6

 【ロゴタイプ=評価B】

rogo

黒光りする毛色の影響もあって元々見栄えのする体つき。前・後肢のバランスは非常に良く今回も整ったシルエットで、首差しも適度な厚みをキープできている。

 代謝のいい時季になり、少しゆったりと見せていた中山記念1週前時と比較して腹回りも締まって見せ、無駄な部分を感じさせないつくり。フレグモーネでダービー卿CTを自重した経緯はあるが、見た目には影響を感じさせない。

 活発な追い切りの動きからもきっちりと態勢は整っている。(馬サブロー美浦・石堂道生)



---------------akanemaruさんのコメント-----------------------


5/17 南W(83.6)67.1‐12.3 馬なり
5/24 南W   65.2‐12.2 一杯

1週前追い切り南W65.2‐12.2一杯。一杯での追い切りで南W5F全体6番時計の好タイムを記録。終いも12.2と破格の伸び。しかもこの時計は大外を周回して記録したもので気配は文句なしに良い。今回3ヶ月の休み明けではあるが、2週前も南W6Fから大外を周回しての内容でしっかりと負荷もかけられていて好印象。昨年の安田記念は記憶に新しい、当然このコースに不安もなし。最終追い切りでもしっかりと動ければ当然要注意の有力の存在で
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エントリーNo.7

【ステファノス=評価C】

sutefu

基本的には撮影者側に首を向けるが、その表情はまちまちで今回は目つきが鋭い。ディープ産駒だが、母系は砂もこなせる血筋。立ち爪で破折気味の脚元+かき込みの利いた走りはそのあたりの影響し、切れよりは長く脚を使うワンペース型だ。

 いずれにしろこの馬の好調のパラメーターは、一にも二にもトモのボリューム感。今回は前重心でトモが流れ気味だとしても物足りない印象で、いかにも久々と言ったフォルムだ。

 復帰戦はこんな感じで使い、中2週でトモをパンパンに膨らまして好走する例が多い。今年の金鯱賞や昨秋の毎日王冠より寂しく見えるのは、激走した大阪杯のダメージが多少うかがえる。(馬サブロー栗東・吉田順一)



---------------akanemaruさんのコメント-----------------------


5/24 栗CW(85.1)67.7‐11.5 一杯

1週前追い切り栗CW(85.1)67.7‐11.5一杯。6Fから一杯での追い切り、全体時計はそこまで速い時計を記録してきていないが、終いは11.5と抜群の伸び。前走G1大阪杯では2着と好走。今回2Fの距離短縮にはなるが、この東京マイルの舞台は富士Sで勝利経験もあるし問題なし。こちらも1週前にしっかりと追い切りされて好調維持、G1初制覇の大チャンスで。
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エントリーNo.8

アンビシャス70点 両前のつなぎが硬め

ann

両前のつなぎが硬めですが、上半身に硬さはありません。おとなしい顔つき。両前蹄をエクイロックス(接着装蹄)で固めている。


---------------akanemaruさんのコメント-----------------------


5/24 栗坂 52.5‐13.5 一杯

1週前追い切り栗坂52.5‐13.5一杯。一杯での追い切り、今回2ヶ月と少し間隔も空いていて終い13.5とまだ動きは少し重たい印象。前走大阪杯では5着だったが、上がり最速を記録。折り合いに問題はあるものの高い力を秘めているのは過去のレースを見ても明らか。1週前にしっかりと一杯で追い切りされたことでどこまで変われるか。最終追い切りの動きには要注目で。
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エントリーNo.9

サトノアラジン80点 背中のボリュームに不満

arazin

ほぼ全ての部位に容積があります。マイラーらしくトモ、肩の筋肉量が豊富なら、飛節、膝も大きい。蹄もビッグサイズ。靴のサイズでいえば28センチ以上でしょうか。

 これだけ雄大な体なら背中にもっとボリュームが欲しい。顔は小さくても一点に集中しています



---------------akanemaruさんのコメント-----------------------


5/28 栗坂 55.2‐12.8 強目

1週前追い切り栗坂55.2‐12.8強目。強目での追い切り、今週は中2週を考慮してか速い時計はなし。調教内容も良かった前走京王杯では9着と惨敗、この点は少し気になるところでは有賀前走は馬場も良くなかったしそこまで気にしなくても良さそう。昨年の安田記念では4着と悪くないレース内容で適性は問題なし。現時点ではまだ気配はわからない為、最終追い切りの動きで判断したい。
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ネギ山タマ夫コメント


グレーターロンドンの写真は探したけど見当たらず…


しかし古馬マイラーは馬体がムキムキで格好良いですね!


5






情報が出回るからG1は当てやすい。








そんなふうに考えていた時期が俺にもありました









今月は7レース集計


京都新聞杯
NHKマイルカップ
京王杯スプリングカップ
ヴィクトリアマイル
優駿牝馬
東京優駿
目黒記念



・参加者全体

参加者名予想回数合計平均
大多343363.698.9
綾恵343565.5104.9
山田342809.482.6
たま34308190.6
タマネギ28262893.9
じん4366.591.6
みくる292701.793.2
まさ★333305.5100.2
馬太郎14795.456.8
こー6239.639.9
ダスト322965.492.7
くま子211401.466.7
bravo241576.765.7
RINARAP342546.574.9
569836.993.0
ガイル121014.384.5
いため9551.761.3
ぴん332189.866.4
あいりす342066.460.8
よしずみ34318293.6
ひたむき323028.594.6
教授312071.466.8
押し売り34331297.4
ウィス343289.896.8
カフェ8350.743.8
レコ312928.294.5
テンツチ34309891.1
えぬお11910.682.8
水上387.729.2



ランキング

※7回以上参加 平均獲得ptでソート

参加者名予想回数合計平均
綾恵343565.5104.9
まさ★333305.5100.2
大多343363.698.9
押し売り34331297.4
ウィス343289.896.8
ひたむき323028.594.6
レコ312928.294.5
タマネギ28262893.9
よしずみ34318293.6
みくる292701.793.2
569836.993.0
ダスト322965.492.7
テンツチ34309891.1
たま34308190.6
ガイル121014.384.5
えぬお11910.682.8
山田342809.482.6
RINARAP342546.574.9
教授312071.466.8
くま子211401.466.7
ぴん332189.866.4
bravo241576.765.7
いため9551.761.3
あいりす342066.460.8
馬太郎14795.456.8
カフェ8350.743.8




月間集計 -5月-


参加者名回数合計平均オッズ単勝勝負
大多7578.182.6 138.1 -190
綾恵7672.296.0 177.2 3720
山田7636.791.0 211.7 7170
たま7363.451.9 78.4 -6160
タマネギ6360.960.2 75.9 -4410
じん1-29.2-29.2 5.8 -1420
みくる5441.688.3 121.6 2160
まさ★7451.864.5 61.8 -7820
馬太郎35.81.9 5.8 -5420
こー6239.639.9 39.6 -8040
ダスト7537.976.8 142.9 290
くま子438.29.6 8.2 -7180
bravo7297.742.5 67.7 -7230
RINARAP7299.842.8 44.8 -9520
562235.5117.8 50.5 1050
いため3132.744.2 22.7-3730
ぴん6457.376.2 217.39730
あいりす7410.658.7 75.6-6440
よしずみ7353.750.5 93.7-4630
ひたむき7761.9108.8 136.9-310
教授7315.345.0 60.3-7970
押し売り7660.694.4 140.660
ウィス7456.165.2 111.1-2890
カフェ4140.535.1 25.5-5450
レコ7541.277.3 151.21120
テンツチ7636.590.9 136.5-350
えぬお7480.768.7 70.7-6930
水上387.729.2 7.7-5230



月間MVP -5月-

参加者名回数合計平均
ひたむき7761.9108.8
綾恵7672.296.0
押し売り7660.694.4




道場前半戦も残すところあと1ヶ月なりましたので、新規参加者の募集はSTOPします。


なによりこのままyahoo!がランキング首位だと…




競馬道場閉鎖


ですからね……


参加してもらったばかりの方々に申し訳ないですし、

メタボ教授新プロジェクトも楽しみなので


なんとかyahoo!の首位を阻止出来るよう頑張りたいですね!


【目黒記念】フェイムゲームV ルメール1日重賞2勝「日本では特別の日」

スポニチアネックス 5/28(日) 18:23配信


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東京12Rの古馬長距離ハンデ重賞「第131回目黒記念」(芝2500メートル)は中団を進んだ8番人気フェイムゲーム(セン7=宗像)が外から力強く伸びて、15年2月ダイヤモンドS以来の重賞5勝目。初騎乗のルメールはダービー(レイデオロ)に続き、1日に重賞2勝を飾った。

 ルメール魔術で復活に導いた鞍上は「一生懸命走らない面はあるけど…。きょうはペースも上がってくれた。スタミナはいっぱいあるね。最後は前を抜く自信があった」と笑顔。1日に重賞2勝は昨年12月25日のホープフルS(レイデオロ)→有馬記念(サトノダイヤモンド)以来。「フランスで同じ日に重賞が複数あるのは結構あるけど、日本では特別の日。本当にうれしい」と声を弾ませた。

 フェイムゲームは昨年宝塚記念(17着)後に去勢手術を行い、実を結んだ。宗像師は「体も戻って(ホルモンの)バランスも取れてきたんでしょう。やっぱりスタミナはありますね。今後はオーナーサイドと相談して」とさらなる活躍を祈っていた。


騎手コメント

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2着 ヴォルシェーブ(戸崎騎手)
「道中はいい感じでした。最後、少し窮屈なところがありましたが、前が空いてからはしっかり伸びてくれました」

3着 ハッピーモーメント(川田騎手)
「7歳馬ですが、最後までよく頑張ってくれました」

4着 クリプトグラム(福永騎手)
「1年ぶりでしたが、力のあるところを見せてくれました。多少気負っているところはありましたが、それを考えるとよく頑張っています」

5着 レコンダイト(松山騎手)
「外枠でしたが、うまくいい位置で流れに乗れました。よく頑張っていると思います」

9着 ウムブルフ(M.デムーロ騎手)
「よく頑張っています。いい位置につけられましたが、ジリジリした脚になってしまいました」

11着 サラトガスピリット(四位騎手)
「流れが厳しかったですね。追走で手一杯でした」



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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より

2017 目黒記念(GII) 芝2500m良
レース回顧・結果

2:30.9 7.2 - 11.0 - 11.2 - 12.7 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 12.3 - 12.4 - 12.2 - 11.3 - 12.0 - 11.8
60.8-59.7 S^1

 ダービーの後の目黒記念は逆に仕掛けが早かったという内容。大知早いわって…って声が出てしまうぐらいの早仕掛けだった。時計は思ったより出なかったかなという感じ。ただ実質ペースで見れば離れたマイネルサージュの位置で大体62秒ぐらいかなという感じなので、多分ざっくりとだと62-59ぐらいで遅い流れではあったと。実質で見れば2列目以降は3~4角で速いラップをある程度要求されているはず。


1着フェイムゲーム


 五分に出てそこからやや坂スタートで行き脚微妙も徐々に進めて中団の外。割と縦長だが実はドスローという中で中団の外目で様子を見ながら、ただ折り合いは流石のステイヤー。3~4角でも中団の中目で進めながらレコンダイトの後ろから直線。序盤でそこからジリジリとしか伸びないが、そこからL2での減速地点で徐々に伸び始める。L1まで落とさずに入ってきてきっちりと差し切っての復活の勝利。


 う~む、今日はルメールデイやな。まあこの件に関してはちょっと前が仕掛け早かったかなというtころはあったけど、高速馬場でも仕掛けが早ければTS持続はトップレベルだったんだなあという感じ。58kgで衰退期でこれだからなあ。GI勝つチャンスはあったと思うんだよなあ。まあこれで結果を出されてしまうとますます北村宏司の立つ瀬がなくなってしまうな。関東の騎手の序列としても相当下がってくるかもしれない。ここはかなり噛み合った展開ではあったにせよ、ルメールが勝たせてしまうかというちょっとしためぐりあわせの運もあったかもしれない。シップを追い詰めただけはあるよ。高速馬場で出し切れればこの路線ではトップレベルだから驚きはない。強い競馬だったけどこの馬の良さが出やすい高速馬場でドスローから出し切りやすい流れだったという前提は確かにある。


2着ヴォルシェーブ


 2番枠からまずまずのスタートを切ってそこからしっかりと先行する意識、ある程度いい位置を取って好位~中団前目で進めていく。道中もモンドインテロの直後で進めながら淡々と実質スロー、という流れで3角に入っていく。3角でもメイショウがペースを落としていない中で前が早仕掛けを敢行、徐々に中目から外に誘導しつつ直線。序盤で中目から進路を外に出そうとするが塞がれて窮屈、レコンダイトに完全にふさがれる。しかしL2で進路が相手そこを突いて、最後はしっかりと抜け出し掛けたがフェイムゲームに呑み込まれて2着惜敗。


 内枠引いた段階で消せないなあとは思っていたけど、しっかりと中団の位置を取れたのは結果として良かったと思う。3~4角では外過ぎないところにいたけど、直線で外に出したかったところでレコンダイト松山に完全に蓋をされて成す術がなかったし、結果的に開いたから良かったけどね。まあただ末脚の絶対量ではまだまだフェイムゲームが一枚上ってことで、ステイヤー重賞路線で最上位までにはまだちょっと足りない馬ではある。重賞で勝ち切るまでには枠や展開の利が欲しいね。ただこの展開で2着を取れているのは結構立派だと思うし、若干上方修正した方が良いかな。


3着ハッピーモーメント


 9番枠から五分のスタート、そこから二の足で楽に先行していく形で入っていく。2角過ぎでは離れた3列目の外で楽に折り合いながらマイネルサージュの後ろで進めていく。3~4角で先に前のマイネルサージュが動いたのでその後ろからじわっと促して追走、そのまま2列目で直線。序盤でそこから外に出してマイネルサージュの出し抜きに食らいつく。L2辺りでしんどくなるかなと思ったがむしろ踏ん張って先頭に。L1でしぶとく踏ん張って3着は楽に確保、波乱の片棒を担いだ。


 正直この馬が来るならマイネルサージュと同じようにスローから段階的に加速してL2最速でと思っていたので、マイネルが速い段階で沈むようなかなりの早仕掛け、フェイムゲームが突っ込み切るような展開で3着とはちょっと驚き。典型的ギアチェンジ型だと思っていたのでこの展開で3着に踏ん張ったのは54kgだったとしても立派だと思う。これなら今後も面白いかもしれんね。中堅どころは撃破してきたから。


4着クリプトグラム


 18番枠から坂スタートでも悪くないスタート、徐々に前にポジションを取って好位の3列目で進めていく。ただ結果的に実質はスローだった中で好位の外々で少し掛かり気味になるが、それでもしっかりとポジションをキープして落とさず進めていく。3角辺りで前が一気にペースを引き上げていくのでその外からじわっと促しつつ追走して3列目の外で直線。序盤で追い出してジリジリ、L2の減速地点でしぶとく伸びて先頭列に並びかけてくるがL1の踏ん張りがちょっと足りず、最後は甘くなっての4着だった。


 まあもともと昨年の目黒記念でも外から動いて抜け出すところの脚が良くてL1はちょっと甘かった。もちろん1年ぶりが影響していないとは思わないので何ともだけど、やっぱり全体の仕掛けが早くなってしまったことで外枠でということもありちょっと良さが出にくかったところはあったかもしれない。いずれにせよここを結構良い形で叩けたのは良かったと思う。後はこの時期でレースをどう選んでいくかだなあ。正直あんまりいいレースが無い。北海道2600シリーズを使うか、だけど個人的にはもうちょっと距離が短くても結構やれそうな感じはするけどね。結構器用に動けるしトップスピードの質も高い方だからね。


5着レコンダイト


 17番枠からまずまずには出たがそこから二歩目がちょっと遅くて中団の外目で進める形。道中はクリプトグラムの後ろで折り合わせつつ向こう正面。特に隊列に変化なく前のメイショウを捕まえに前が3~4角で一気にペースを引き上げてという中で好位の外々から勝負に行って直線。序盤でそこからクリプトグラムに出し抜かれてなかなか食らいつけず、しかし内にいたヴォルシェーブは締める。L1までジリジリとは伸び続けていたが結局5着なだれ込みまでだった。


 この馬も昨年好走組だから、基本的には過去の実績馬が保ってきているとは思う。クリプトグラムに内容的には昨年より詰めている5着だし、まあクリプトグラムが1年ぶりというのはあったにせよしっかりとTS持続に近い競馬でしぶとく脚を使ってきた。上がり的には35.0と遅いんだけど、L4-3では結構速いラップを踏んでいると思うし、その中でしぶとく踏ん張ったのは一定の評価が必要かな。


7着カフジプリンス


 4番枠からまずまずのスタート、そこから押して主張するが結局中団の内内に押し込まれる形になる。道中もフェイムゲームより後ろからの競馬になってしまって苦しい展開で3角。3~4角でも内目を立ち回って仕掛けながら直線。序盤で追い出されて中目のスペースが空いているところを狙うがイマイチ伸び切れない。ラストで徐々に伸び始めてラストは伸びてきたもの7着完敗。


 ん~やっぱね、こういう展開ですら伸びるのが遅い。L1は映像から切れちゃったけどそれなりには来てるんだよね。ただエンジンの掛かりがどうしても遅いので。前に行こうとしてカットされて下げた不利は痛かったけど。ただトップスピード戦はちょっと難しいのかもしれんね。馬場自体はかなりの高速馬場だったし、その中で恐らくL4-3で11秒前半を要求されているという中でついていくのに苦労した感じがある。コーナーであんまり動けない感じもあるし、神戸新聞杯でも結局直線前半で置かれてしまっていた。この辺の不器用さが解消しないとなかなか狙いが立たない。現状だとコーナーが緩くてポテンシャルが要求されやすい札幌の2600でもロンスパにならないと軽い馬場ではL2で出し抜かれるリスクもあるし。持っているものは良いものがあるんだけど、総合力においてポテンシャル以外のすべてが弱点みたいな感じ。う~ん…トゥインクルみたいにズブズブのダイヤモンドSとかで覚醒するかもしれんけど。


8着モンドインテロ


 1番枠から好発、そこから押して押して先行策、シルクドリーマーが入ってきたのでその後ろで我慢しながらだがシルクが前に馬を結構入れてくるので最終的には4列目の後ろで我慢。3~4角でも内内を完璧に立ち回って直線。序盤で3列目から外に出そうとするができずに狭いところを突こうとする。そこからL2で進路を決め切れずフラフラしながらバランスも崩す。最後までジリジリとイマイチ伸び切れずの8着完敗だった。


 パトロール見るとひどいけど、進路を確保できずに鞭で誘導しているけどそこも進路が無いし、バランスを崩しているシーンも少しあった。ん~流石にロスなく立ち回っても進路を確保しきれずにとなるとちょっと厳しかったかなあ。それとギアチェンジで抜け出す脚は良いけど、使える脚はそんなに長くないからロスなく運べたにせよ3~4角で一気にペースが上がったのはちょっと痛かったと思う。まあでも進路確保がなあ。


9着ウムブルフ


 7番枠からゲートは五分、そこからじわっと流れに乗って中団馬群の前目中目からまずは入っていく。道中少し手綱を引っ張りながらでやや掛かり気味ではあったがスローなので許容範囲内。3~4角でも好位の中目から4角でゴーサイン。直線でそこから追いだされるが徐々に甘くなるがL2の段階ではまだ2列目で踏ん張る。ただL1では明確に甘くなって最後は下がって9着と完敗だった。


 ん~まあレイデオロもそう思っていたから何ともけど、個人的には過剰人気だったとは思う。そのうえでだけど、基本的には軽い馬場でのトップスピード面を持続するのが難しいんだろうなという感覚。ポテンシャルは高いんだけど、速いラップを問われるとそう維持できない。今回は早仕掛けなんで好位の位置からしんどい競馬にはなっていると思うんだけど、それでも同じような前目の位置にいたハッピーモーメントが上位に来ているわけで、そう考えるとやっぱりL1で下がってしまったのは物足りない。軽い馬場だと噛み合ってこない感じで、少し時計が掛かる必要があるね。函館や札幌の2600でって感じ。


11着サラトガスピリット


 3番枠からやや出負けしてそこから押してリカバーしようとするが塞がれて中団の内内で進めていく。道中もある程度リカバーしつつヴォルシェーブの後ろぐらいまでには持ってくる。3~4角でも中団馬群の最内でロスなく立ち回るが動けず置かれて直線。ただ置かれた分だけ前のスペースは確保できたのだが追い出されての伸びが無く。L1まで良いところなくなだれ込むだけの11着完敗。


 位置取りを取れなかったのはあるけど、3~4角以降のペースが上がったタイミングでロスなく進められたのにイマイチ直線どの地点でも伸び切れなかったというのはやっぱり物足りないかなあ。もうちょっとやれるかなと思っていたんだが…。準OP上がりの馬が結構苦戦していたし、ハッピーモーメントは意外な形で結果を出してきたけど、この馬辺りは馬場の適性もあったと思うしもうちょっと伸びてほしかったかな。


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+++++ポイント結果+++++

111

222



~タマネギのレース感想~


最近女性芸能人の中で馬券買うの流行ってるよね。




明日花キララさんは複数回大口馬券購入されてるの拝見してますが毎度結果は……w

今回見事大当たりされたようで、おめでとうございます。


まぁ、芸能人的には話題作りなんだろうけど

競馬知らない層にはインパクトあるだろうし

競馬人気向上には良い宣伝ですね~


趣味:競馬 がモテる時代はよ!!!



【ダービー】レイデオロが世代の頂点に!藤沢和師は悲願の初優勝

サンケイスポーツ 5/28(日) 15:47配信


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5月28日の東京10Rで行われた第84回日本ダービー(3歳オープン、GI、芝2400メートル、定量、18頭立て、1着賞金=2億円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の2番人気レイデオロ(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)が制した。タイムは2分26秒9(良)。3/4馬身差の2着はスワーヴリチャード(3番人気)で、さらに1馬身1/4離れた3着にアドミラブル(1番人気)が入った。

 レイデオロを管理する藤沢和雄調教師は、ダービーへ19頭目の挑戦で待望の初制覇を達成。クリストフ・ルメール騎手も、サトノダイヤモンドに騎乗してハナ差2着に敗れた昨年のリベンジに成功し、初勝利を挙げた。

 レースはマイスタイルが逃げ、トラスト、アルアイン、ダンビュライトなどとともに先行集団を形成。スワーヴリチャードは中団の前め、大外枠のアドミラブルは後方2番手を追走した。レイデオロは中団から向こう正面で一気にポジションを上げ、3コーナーまでに2番手へ。直線に入ると、最内で粘るマイスタイルを尻目に、馬場の中央からグングンと脚を伸ばして抜け出すと、スワーヴリチャードの追撃を退けてトップでゴールを駆け抜けた。さらに外から伸びてきたアドミラブルが3着に食い込み、マイスタイル(14番人気)が粘って4着。皐月賞馬アルアイン(4番人気)は5着だった。

 レイデオロは、父キングカメハメ、母ラドラーダ、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は5戦4勝。重賞は2016年ホープフルS・GIIに次いで2勝目。

 ◆クリストフ・ルメール騎手「フランスでダービーを1回勝っていますが、(出身のフランスとは)別の国でダービージョッキーになれました。すごく、すごくうれしいです。去年は少し(ハナ差で)負けましたけど、今年はいっぱい自信がありました。スタートが速くない馬なのでいつも後ろのポジション。きょうも同じでしたけど、ペースが遅かったのでバックストレッチ(向こう正面)で上がっていったんです。馬はリラックスしていましたね。(ゴール前で)ファンの声が聞こえて、ハイテンションになりました。気持ちがすごくよかったです」

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騎手コメント

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四位騎手(スワーヴリチャード=2着)「残念。理想的な位置が取れたが、もう少し流れてくれれば、よかったのだが…。レース前にこういう(遅いペースの)レースになるかな、とも思っていたんだけどね。直線ではいい脚で来ているけど、クリストフの馬(レイデオロ)に並ぶまではいかなかった。完敗は完敗だね」

Mデムーロ騎手(アドミラブル=3着)「ついていない。外枠で、ペースがめっちゃ遅かった。向こう正面で分かっていて、クリストフ(ルメール)と一緒に行きたかったが、ペルシアンナイトも行くと、外の外を回ってしまうので…。やっぱり直線も外にどんどんなって、よくなかった。(馬は)最後まで頑張っていた。残念です」


我慢ならないのは、自信を持って送り出した音無師で「コメントのしようがない」と怒りを口にした。

 「レイデオロと一緒に上がっていけばいいじゃん。1番人気でも緊張はしなかったし、硬くはならなかったけど、レースが硬くなった。22年、調教師をやってきて“今度こそ”と思ったけど、最初で最後のチャンスを逃したよ」

↑正直すぎワロタwww


横山典騎手(マイスタイル=4着)「馬の感じはよかったし、よく頑張った」

松山騎手(アルアイン=5着)「申し訳ないのひと言です。道中はいい位置で進めることができたけど、自分が何も出来ませんでした。本当に申し訳ないです。ただ、馬自身は距離は心配ないですね」

武豊騎手(ダンビュライト=6着)「ペースが遅かったな。2番手が消極的すぎて、分からない。俺も内枠だから動けない」

戸崎騎手(ペルシアンナイト=7着)「1コーナーの入りはいいところに行けたが、ペースが遅かったので、楽に走らせられなかった。ルメール(レイデオロ)が(向こう正面で)行って、上がっていったら楽になったが…。いい馬ですよ」

丹内騎手(トラスト=8着)「レース前から落ち着きがあって、2番手に行けました。よく頑張っています」

 岩田騎手(ベストアプローチ=9着)「ゲートはしっかり出てくれたし、馬も良くなっていた。向こう正面で動くに動けなかった」

川田騎手(サトノアーサー=10着)「今まで競馬で教えてきたことを上手にできたが、あまりにペースが遅かった。残念でした」

  福永騎手(カデナ=11着)「馬は本当にいい状態でした。(最後は)脚を使ってくれたが、僕がスタートを含めて勝負できるポジションで競馬をさせてあげられなかったのが全て。(流れに)対応できる位置での乗り方ができなかった」

 高倉騎手(キョウヘイ=12着)「馬群でうまく我慢できた。ペースは遅かったけど、真面目に走ってくれた」

13着 クリンチャー(藤岡佑騎手)
「こういう展開になると思って出して行きましたが、スローで持ち味を生かせませんでした。逃げることを期待して買ってくれたファンが多かったと思うので、それができなくて申し訳ない」

北村宏騎手(ダイワキャグニー=14着)「ちょっと興奮していたけど、返し馬はきちんといけた。先入れの外枠で、スタート直後は力んだが、道中はリズムよく走れた。コンディションは良かったが、この相手で2400メートルを乗り切るのは…」

 松岡騎手(ウインブライト=15着)「ちょっと(前走の)ダメージがあったなかで頑張ってくれた。(今後は)立て直して、重賞ならどこかでやれる。1800メートルくらいで巻き返せると思う」

 柴田大騎手(マイネルスフェーン=16着)「あまりにもペースが遅すぎて…。(距離は)短い方がいいかも。2000メートルくらいでしょうか」

 松若騎手(アメリカズカップ=17着)「今日は距離も長くて、折り合い重視でためていきましたが、スローだったので。これからの馬で、成長していってくれると思う」

 内田騎手(ジョーストリクトリ=18着)「力はある馬だからね。初めての距離で、離れずについてこられたんだから」


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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より

2017 日本ダービー(GI) 東京芝2400m良
レース回顧・結果

2:26.9 13.0 - 11.2 - 12.9 - 12.8 - 13.3 - 12.5 - 12.1 - 12.6 - 12.7 - 11.5 - 10.9 - 11.4
63.2-59.1 S^4

 予想がダメだったからいうわけじゃなく、レース全体で騎手に文句を言いたいことが多すぎる。とりあえずクリンチャー藤岡佑介はインタビュアーとして生きていくことをお勧めする。この舞台で馬群の中で構えて満足とか何がしたかったか理解に苦しむ。アルアイン松山はまだまだ。ポジションだけで満足してレースを支配できなかった。ノリは流石というよりはあれしかない、スロー専用だからスローでコントロールできればいい、出していって早い段階で主張しきった。トラスト丹内は足んない。8着で総帥が満足しているからそれでいいならそれでいいんじゃない。競馬ファンとしては勝ちを狙うなら途中で逃げて単騎に持ち込めよと思うけど。先行勢に不安が多いし、恐らくスローなら突くだろう豊が内枠に入ってスペース保ちつつもなかなか外から絡んでいける立ち位置にいなかったのが不運。レースを作れる立場がまず前提として自分たちにとって理想のペースではなく無視して折り合い重視で進め、結果スローが得意のマイスタイルのペースになったししかも強烈にドスロー。まあ前の騎手は反省してもらわないと困る。自分が思っている大枠に対しての憤慨については日本ダービーのレース回顧動画で言っちゃおうかなと思います。いや、ルメールやノリは良いんだよ。他だよ他。


 まあ冷静に(というか冷静な怒りやけどね…)ラップ推移から分析してもわかるが最序盤はとてつもなくドスローで、恐らくエイシンフラッシュを意識した人も少なくないと思う。ただ途中でルメールが捲ったことでペースが一旦は上がるかなと思われたし実際少し上がったがそれでも超高速馬場の中で中盤は11秒を踏まない程度なので全然上がり切ってません。そしてポジションを緩い地点で上げ切ったところでルメールが我慢してノリのペースに戻したことで3~4角は再び息が入る。レース全体のポイントとしてはL4の12.7。ここに尽きる。最遅ラップが勝負所の手前の部分に来てしまった。これによってギアチェンジに特化したレースになったし、もちろん言うまでもないが4角までのポジション差(縦のポジションもだし前を向けたかどうかも含めて)がかなりのウエイトを占めた。スワーヴリチャードが2着に来たのもそういうギアチェンジに特化していたからこの流れについていけたという側面が強いし、逆にここで動けなかったアドミラブルが踏み遅れて差し損ねたレース。各馬の力関係の前後はともかく、大枠としてはこの2つを考えれば大体どういうレースだったかは想像できるかなと。要所の反応が良い馬、前にポジションを取っていた馬が圧倒的に有利だった。動き出しが鈍い馬は3~4角の緩められた段階で外々から取り付いていきながら勢いに乗せないと難しかったという競馬。まあこれは後で動画で説明出来ればしたいと思います。オークスが意外と好評だったんで。


1着レイデオロ


 12番枠からやや出負けしてやっぱり後ろからのスタートにはなってしまう。それでもいつもより前目を意識し中団馬群の後ろで外目につけて向こう正面。2角過ぎではほとんどの馬が掛かっているように誰が見てもドスロー、という流れの中で馬に逆らわずにここで上げて行く。番手まで押し上げたところでここでコントロール、ペースを上げ切るのではなくポジションを上げることが主目的で3角。3角ではアドミラブルの動きが無いのを見たのかどうかは知らんが、ここで一息を入れる。番手でしかけの意識を持ちながら軽く促して先頭で直線。序盤で最内のマイスタイルとは少し離れていたがジリジリと伸びて先頭列をキープ、坂の上りで先頭に立つがここでスワーヴに差を詰められる。しかしスワーヴはここで打ち止め、最後はしっかりと振り切っての完勝だった。


 強いかどうかは正直分からない。一つ言えるのはルメールの神騎乗が2週連続府中の2400mで炸裂した、という点に尽きる。全く評価していなかった理由はトップスピード面が全くの未知数だったこと。そして何より後ろからしか難しい馬だった。これがルメールがこれまでミルコがよくやっていた『向こう正面で緩いと判断してからの押上げ。』緩い地点で上げてしまったことで労せずポジションを上げる。(ここもyoutubeで語りたいが、何で騎手は折り合いばかり考えて理想のペースを考えないのか理解に苦しむ。日本の生産者・調教師ら陣営の古臭い意識がはびこっているんだと思うけど、競馬は思っているより論理的だよ。大体説明できる、終わったことに関しては。ランフランコ・デットーリや今ならジョアン・モレイラも天才的な騎乗をするがあれも論理的思考の上での選択だと思う。陣営は馬のことだけでなくもっとレースに関しても真摯に分析していくべきだと思う。このルメールも極めて合理的な押し上げ。)これによって3~4角でロスを最小限にしたいところまでにロスを最小限にできた。そして前の馬に対して主導権を取って、そして仕掛けを待たせたことで外の馬に対してはギアチェンジを要求させた。アドミラブルの弱点が出るように上手く嵌め込んでいるんだよね。ただもし仮にミルコのアドミラブルに対しての自信が本物で、いつものミルコならそれでも3角では動いてきていたと思うから、その点も含めるとやっぱりミルコがへぐったことも大きいとみている。馬自体はトップスピード戦に対応できたと思うけど瞬間的な切れ味ではスワーヴリチャードに、TS持続ではアドミラブルに見劣った。両馬に対してポジション差を取れたのが一番の勝因ではあると思うので、それが向こう正面で動けたのが全てと言ってしまってもいいかもしれない。もちろん弱けりゃ勝ち切れなかったと思うし、L1で11.4とまとめてきたわけなのでそれは一定の評価が必要…なんだけどそれでも青嵐賞がスローからの3F勝負でL1を11.6でまとめてきてはいる。もちろん極端なトップスピードを要求されたしこちらはギアチェンジ面で脚を使ったかもしれないが…それでもやっぱり勝ち切ったことに関してはルメールが9割以上を占めていると思うけどなあ。後ろからでは苦しかったとみている。


2着スワーヴリチャード


 4番枠から今日は出が微妙な方が出た。それでも積極的にリカバーして3列目のポケットでダンビュライトの後ろにはつけていく。ただ道中があまりにもスローで外からの捲りもあってポジションが相対的にダウンするという厳しい展開になる。それでも3角ではダンビュライトの外に出して外目外目を意識する選択。4角では上手くペルシアンナイトの直後から進路を取って外に持ち出してじわっと仕掛けながら直線。序盤で少し寄られて不利を受けるがここから追いだされてスッと反応、一気に2列目から坂の上りでグンと来てレイデオロに並びかけてここでは互角。しかしL1で甘くなって最後は詰められずの完敗だった。


 まあ運が無かった…という2着だと思う。敗因というか、やっぱり勝とうと思えばL2の坂の上りの地点で抜け出すポジションにいないといけないと。その点で最序盤のポジションはあのゲートの中では良かったと思う。ただドスローで動く馬がいた中で、こちらは押し上げられない。その判断の中で外に誘導して進路を探っていったのが結果的にしっかりと出し切れた要因にはなる。ただこの馬は出し切った時にやっぱり先頭にいないといけない。ギアチェンジは優秀だってのはずっと一貫して言ってきていて、今回も12.7-11.5-10.9と加速していくL2の坂の上りまでの段階での加速は素晴らしかった。それでもL1はどうしても甘くなるからね。この辺りが手前の問題で不器用なところが要因かもしれんね。使える脚は一瞬凄いんだけど、加速していく段階だけで減速地点での甘さが解消しないとやっぱり勝ち切れないことが増えてくると思う。まあ今日に関してはやっぱり勝ち馬を捕まえに行かなきゃいけなかったからね。前受けしてしっかりと出し抜いて先頭に立ってしまいたいよね。面白い馬なんだけど欠点があるから。


3着アドミラブルこちら



4着マイスタイル


 3番枠から好発を切って迷いなくハナを主張しきる。道中も上手くレースを支配し、トラスト以下に前に出させずドスローのペースを作っていく。が、ここでレイデオロのルメールに一気に来られてプレッシャーを受ける。ここでじわっとはあげるがここで動じずに一気に上げ過ぎず12.1までで抑えて上手くコントロール。そこから3~4角でもペースを逆に落として各馬が仕掛けにくい展開の中でしっかりと減速して直線に入ってくる。序盤でそこから最内に切り込んでしっかりとギアチェンジを発揮し先頭列をキープ。L2の段階ではまだ先頭列にいたと思うが、L1ではジリッと下がって流石に甘くなって3番手を死守しきれなかった。


 流石ノリというよりこれに関してはトラスト丹内がヘタレすぎる。ただマイスタイルは弥生賞でも3秒のドスローでレースを作って良さが出て、流れた皐月賞で競馬にならなかったわけだから、やはり最序盤リスクを取ってハナを主張するしかないし、これはもちろん正解だった。その結果突かれるリスクはあったと思うが、幸い2番手以下がヘタレたこと、またルメールの戦略とノリの戦略がWIN-WINだったことが3~4角で息を入れられた要因だったと思うし、この辺りも上手くこの2人がレースを支配していたと。まあかなり恵まれたのはあるし、やっぱりスロー専用なんだなとは思うが、ダービーと弥生賞が割とリンクしやすいのも後半要素が問われやすいことだろうなと思うし、要所で動ける馬はやっぱり前でゆったり入れると侮れんね…。まあノリは流石(まあ丹内がね…)だった。


5着アルアイン


 7番枠からまずまずのスタートを切って先行争いまで加わっていくがここから控えて2列目外とこの辺りは現実的な中で積極策。ただトラストを行かせてから前がドスローにコントロールする中でどうしても折り合いに苦労しながら。そうこうしているうちにルメールに動かれてしまって一列ポジションを下げる形でそれでもブレーキしながら3角。3~4角でも3列目の外でペルシアンの外からブレーキ、その間をスワーヴに入られてしまって外々で直線。序盤で少し振りを受けていたがギアチェンジでスワーヴに見劣って差をつけられる。3列目からL2でジリジリと伸びてきてL1でようやくというところだがそれをアドミラブルに差し切られて5着完敗だった。


 まあこれもyoutube動画案件だけど、前につけるのが何のためなのか?ってのがイマイチ伝わってこない。ここまでドスローにコントロールされて動きがあってもずっと我慢して3~4角外々でしかもスワーヴに入られて、末脚勝負で勝つ気ですかって話。もちろんアルアインの成長は間違いないし、これは正直驚いた方の5着だが、掲示板を外す可能性が高い騎乗だったと思う。ギアチェンジ面で置かれていたのは皐月賞でも見せていたし、瞬間的な切れ味もないから前目からある程度ペースを作っていって後続の末脚そのものを削いで初めて良さを出し切れる。もちろんだから2400mは難しい、というのはあるんだけど流石にここまでスローの中で勝負を賭けて突いていかないとなあ。前を取ればそれで終了って、前目につければそれだけ加速スペースはなくなる、ドスローだと反応速度がより要求される。毎日杯の様に1800mならああいう早めの意識ができても、この大舞台で借りてきた猫の様におとなしく手綱を引っ張るだけしかできないようではね。鞍上が手綱を引っ張って馬が頑張った結果の5着って感じ。やっぱり力をつけてきていると思う。それでもギアチェンジで踏み遅れたアドミラブルに見劣っているから現状後半要素は間違いなくアドミラブルの方が上は上なんだろうな。もうちょっと基礎スピードを活かしてほしいね。


6着ダンビュライト(7人気番外)

 1番枠から好発、スッと控えて前の馬を行かせて2列目に下げる、そこからは内ポケットで前にスペースを置きながら様子を見つつ。序盤スローだが外に出すポイントが無いのでスペースを潰さず我慢の展開、折り合い面でやはり掛かりながらになるが外に出せないので我慢しかない。ルメールの捲り以降は一列下げて3列目のポケットという位置取り。ただ3~4角でもペースが上がってこない中で内でジッと我慢を強いられる。流石に4角で外を意識して追い出しながら直線。序盤で進路はレイデオロの後ろだからスペースはあったが反応が鈍い。L2の坂の上りでもジリジリでキレ負け、L1でもジリジリとは伸びているが最後は外2頭に差し込まれた。


 まあ運が無いというか、内枠が完全に仇になったというか。武豊も展開が読みにくい中でドスローもあるという想定で早い段階で前にスペースを確保、というのを第一にしていたと思う。ただ外に出すタイミングが一度もなかったし、向こう正面で一度内から狭いところを上げて行こうかというのもあったと思うができなかったという感じ。まあいずれにせよ展開に関与できなかった立場なので難しいし、3~4角で上がってくれればあの位置でも良かったが、3~4角でむしろ減速していたからね。ここで更に我慢を強いられるし前のスペースもトラストが入り込んでなくなっていたのでその外からとなる。4角では流石に進路確保できてそこからは進路自体はスムーズだったけど、流石に12.7から一気に動けというのは酷だったという感じ。スワーヴリチャードと競馬が逆だったら面白かったかもしれんけどね。3~4角で動いていく進路を確保しきれていたら違ったかも。ちょっと運が無かった。


7着ペルシアンナイト
(6人気番外)

 五分には出たかなというぐらい、掛かりながらになったので最序盤から折り合いを意識した乗り方で中団馬群の外目だが終始ジェットスキーに近い状況。向こう正面でも掛かっていたがここでレイデオロが動いてくれたことで上手くその直後を押し上げていく。3~4角でも2列目の外で仕掛けを待ちながら直線。序盤でそこから追いだされるが急激なギアチェンジで喰らいつけず一気にスワーヴに並ばれる。L2の最速地点でもジリジリでキレ負け、3列目に吸収される。そのままL1でも悪くはないけどジリジリの7着完敗だった。


 まあこの馬の敗因をどう考えるかが結構重用で、結局後半特化でトップスピード勝負になると度の要素でもちょっと足りなかったんじゃないかなと。皐月賞のアルアインとの比較でみても妥当だと思うし、前半ド掛かりしたのを考えても向こう正面で楽に押し上げる形にはなったし、皐月賞も上手く立ち回ってのものではあったからね。その中でレイデオロはともかくスワーヴは明かにダービー向きの競馬、ダンビュライトは自分より強い競馬を皐月でした、と考えればまあ妥当な決着ではあるのかなと。アーリントンCもそうだけど強い競馬をしたのは前半から流れていたというケース。皐月は中弛みはあったにせよそこそこには流れていた。L1は甘くなっていたので末脚の絶対量そのものは足りない、その中でドスローの上がり勝負に特化すると苦しかったと考えれば結構しっくりくるんじゃないかなと。この馬は前半の基礎スピードを問われた方が良い、そのうえで全体の末脚を削ぎながらこちらは良い脚を使えるという強みを活かしたいところかな。今日の戸崎は主体的に押し上げたというよりは掛かってどうしようもなかったところにルメールが捲って渡りに船のパターン。本当なら自分で動いていくぐらいの選択をしてもいいんだけどね。


10着サトノアーサー


 6番枠からやや出負けした程度、そこからじわっと出していって中団中目とそこそこ前を狙っていく。ただ道中も流れが遅い中で中団馬群に入り込んでいてスペースを確保できなかった。そうこうしているうちに捲られてポジションダウンで3角に入る。3~4角でも後方馬群の中で動けないわ前もペースを落としてくるわでこちらもブレーキ、ブレーキしながら外に持ち出して追い出しの意識、アドミラブルの後ろから最後方列で直線に入ってくる。序盤で追い出されるがカデナと比べても伸び始めが遅い。そこから徐々には伸びてきて、L1ではそれなりの脚を使ってくるが時すでに遅しの完敗だった。


 まあ川田に関しては割と同情すべきというか、配慮すべき状況が多い。まず一つはやっぱり中団内を取りに行く意識自体は良かったと思うというところ。これまでは後ろ過ぎたし、2400の舞台で勝負を賭けていつもより前、中団で勝負ができれば後は各馬の動き次第ではチャンスがあった。そういう一つの賭けという点では勝ちが見える選択だったと思う。最序盤は良かったが結局ドスローで動けない位置に入ってしまって向こう正面緩い地点でのポジション変動があった。更にその勢いが3角で落ちて前がペースダウン。その中で巻き込まれて恐らくかなり減速して4角で外にという競馬になってしまった。この馬は終始言ってきていると思うけど、スワーヴリチャードとは対照的に動き出しが鈍い。ギアチェンジが足りないのでこれだけポジションを下げながら直線に入ってしまって、しかも4角が12.7と遅い中で直線10.9まで前が加速するラップにそれ以上動けというのは酷。結果として最悪だった。ただまあ、これはある程度仕方ない面はある。ミルコが全然動かなかったが、これを当てにすること自体は悪くない選択だったと思うし、そのうえでこの馬として考えられる中で最上のポジションを取ってきた。だから責められないかなと思う。基本的に内にいた馬はスワーヴリチャードみたいにしっかりと加速に対応できる馬でない限り今回は苦しかったと思う。


11着カデナ(8番人気番外)

 13番枠から出負けして最後方からの競馬となる。そこから中目に入っていってある程度リカバーしつつも後方馬群の中で進めていく。向こう正面でドスローの中各馬が動いていく中でもジッと我慢して進める。3~4角でも外外で進めて最後方列の大外で直線。序盤で追い出されてそれなりには伸びるがアドミラブル相手に優位に立てない。そのままジリジリ伸びあぐね、L1ではサトノにも差されての完敗だった。


 まあとりあえず福永的に見てあそこで動けるような騎手ならもっと大舞台で勝っているから難しい。こうなってしまうと福永の良さが出なかったなと。ただ結局動かないことを美としているようではだめで、やっぱりいつ動くべきなのか?というのをきっちりと分けてもっとレースを分析して体に叩き込んでほしいね。理で考えるのであればもうちょっと合理的に判断できるはず。多少ロスがあっても良いポイントがどこなのか、速い地点で動くのではなく緩い地点で動く、コーナーで動くよりは直線の方が良い。コーナー地点で動くにしたって前が遅ければ無理なく取り付ける。コーナーで苦しいのは速い地点で外を回すこと。そういったケースわけをしていけばどのタイミングで上がっていくのがリスクを減らしてポジションを上げられるかってこと。今日のルメールにしたってそうだけど『ポジションを押し上げたところが仕掛け』じゃないからね。『最速地点に向けての加速の地点』本仕掛けだから。そこに向けていかにロス…距離だけでなくタイムロスに馬の体力ロス。最短距離を回しても惰性をつけずに直線で一気に加速、となると加速に体力を使ってしまう。いかに自分の馬が今どういう状況かを俯瞰してみられるか。今日のカデナは想定より馬自体が微妙だったというのはあるんだけど、仮にカデナがメンバー中随一の脚を使ったとしても今日の騎乗では3着までで勝ち負けに絡めなかった。競馬界の常識を疑ってみた方が良いと思うよ、ルメールやデムーロがこういう騎乗で結果を出してるんだから。福永に限らずもっとレースを分析した方が良い。


13着クリンチャー(9人気番外)


 5番枠からまずまずのスタートだが促して出足が微妙だったのもあってスッと下げてそこで好位馬群の中を選択、アルアインの後ろでジッと我慢という競馬になる。道中も包まれて、途中で捲られてポジションを下げて中団。3~4角でも中団馬群の中目で進めるが追い出されルも反応しきれず中団馬群で直線。序盤で究極の上がり勝負にあっさり下がって後方馬群に呑まれる。そこからはジリジリと下がり切らずにはいたが13着惨敗。


 まあ藤岡佑介の場合本職がnetkeibaのインタビュアーだからね。ちょっとでも奮起を期待したこちらが悪い。このままずっとGI未勝利なのに後輩にアドバイスを続ける歪な本職を続けてください。最序盤行き脚がつかなかったのはあるけど、アルアインの後ろで満足してはダメでどうしたって向こう正面までに外に出す意識が必要になる。外を取ってから様子を見ながら逃げないにせよ押し上げてという選択をハナから潰してしまっているわけでこれではどうにもならない。この馬にしてはまあまあ早い上がりを使って離されているように、全体のペースを作れずノリのいいようにされてしまった段階で勝敗は見えていた。菊花賞では面白いと思うので、ちゃんと本職が騎手の人をお願いします。ダービーに上がるような気持ちを持って入ってこれてない。四位が言ってたように『ダービー勝ったこともない奴がただの1レースって言うな』ってのに尽きる。このへたれな序盤の進め方でこの馬に関わってきた生産者・育成・厩舎の思いを全てを無に帰したという責任を鑑みることができないならやっぱりインタビュアーが合ってるよ。もちろんこれは皮肉だからね、直訳すれば『同期の川田に離されて、後輩の松山に先にGI勝たれてヘラヘラしてんちゃうわボケ、意地見せろや禿。』。クリンチャーは菊花賞で勝負になるチャンスがある馬だと思っている。この馬の次に藤岡兄がまたがっているかは知らんが、この馬の良さをもう一度見つめ直してもらわんと激しく困る。今日はそれぐらい競馬にならなかった。もちろん最序盤外に出すのもパトロールから簡単ではない、でも最後まで主張すればチャンスはあった。前に行ってペースを引き上げるしかない中でしっかりとできなかったなら糞騎乗というほかない。もちろんアルアイン松山、トラスト丹内も同罪。程度の差はあるがどの馬もある程度上げないと勝負に加わっていけない。この馬ももちろんその類なわけで、できなかったなら仕方ないけどちょっとやってできませんでしたでは話にならない。本気で前を意識する姿を見せてもらいたかったね。まあできないからGI勝てないんだけど。GI勝つってのは馬の良さに頼って、馬の弱点を良さでフォローして、天命を待つ。それができなきゃ勝てない。みんな必死やから。対談相手の四位との違いが如実に出ていることをもうちょっと意識しないと先には行けないと思う。馬はあんまり語ることないし流石に腹が立ったから長文を書いたけど、スーパーホーネットが泣いてるぜ…。


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+++++ポイント結果+++++

222

333





~タマネギのレース感想~




※以下↓愚痴注意愚痴注意※










個人的な感想ですが今年のダービーはなんとも………










しょっぱい!!!





まぁ購入馬券が振るわなかったのがその理由の大半ですけどね…

レイデオロを応援してたら鞍上の神騎乗も相まって最高のダービーでしょう。

しかし神騎乗すぎて「3歳馬の力比べ」と言うより「ジョッキーの力量差」を見せ付けられたレース

と思ってしまったのが残りかな……







「川田なんか信じた自分が悪い」



そう自分を責めつつも何とも言えない気分にさせられた1日でした。



そしてお決まりのレース後コメントね……。


ステップレースなら本番を見据えての事。と、納得も出来ますが



本番も本番

競馬に関わる人間全ての夢舞台『日本ダービー』で10着になりながら「上手に出来た」って何なんですか??

四位騎手や松山騎手。それに福永騎手だってプロとして期待を受け止め、責任を背負ったコメントをしてますが????




       「今後一生川田を本命にしない」

タマネギは泣きながら深く心に誓うのであった……。


2017年5月28日(日) | 2回東京12日 | 17:00発走

第131回目黒記念(GII)

芝・左 2500m

111


予想カテゴリーではレース出走時間までコメント欄に予想を受け付けております


◎=本命[ホンメイ]=「勝つ可能性が最も高い馬」

〇=対抗[タイコウ]=「本命馬を負かすとしたらこの馬」

▲=単穴[タンアナ]=「◎〇に劣るけれど勝つ可能性もある馬」

△=連下[レンシタ]=「1着は無理でも2、3着なら可能性あり」

×=連下と同じ。ポイント集計の都合上×を代用



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コース攻略検証・見解


東京競馬場 芝2500m

東京競馬場

コース攻略検証・見解

目黒記念とアルゼンチン共和国杯が行われるコース。2011年まではその他に3歳未勝利戦が1鞍組まれていたが、現在は1年で2回しか使用されない。

1コーナーまでの直線距離は450m。全体距離は芝2400mよりも100m長くなっただけだが、スタート地点がスタンド前直線の坂下になり、上りスタートになる。このため、2400mよりもテンは落ち着く傾向。

ただし、中盤のペースは緩みにくく、全体的にフラットなミドルペースになることが多い。直線の坂を2度上ることもあり、ゴール前は瞬発力に加え、スタミナも必要。持久力勝負になりやすい。同じ競馬場で100m違うだけではあるが、異なる資質が求められることが特徴。



東京芝2500m|予想ポイント

  1. どちらかと言えば荒れやすいコース
  2. 差しが非常に有利なコース。
  3. 外枠(特に7枠)
  4. ハーツクライ、キングカメハメハ
  5. 蛯名正義、福永祐一、戸崎圭太

差しが非常に有利なコース。

枠順では外枠が有利で、特に7枠が好成績を残している。

種牡馬は、ハーツクライ・キングカメハメハが好成績を残しています。

騎手は、蛯名正義・福永祐一・戸崎圭太に注目したいです。

逃げ馬

13戦して、過去6年一頭も馬券に絡んだことがない。逃げ一手の馬は迷わず切りだ。



過去10年データ分析

勝率では4歳馬がトップの成績。
複勝率では5歳馬がトップの成績。
斤量57.5~59キロの重ハンデ馬は(1.1.1.20)と不振傾向。
馬体重480キロ以上で9勝
1.2枠で4勝と要注意だが、7.8枠の外枠も好成績。
今回中団が(6.6.4.59)と好成績。
後方は(0.0.2.44)と届いていない。
1番人気は(2.4.1.3)複勝率は70%と好成績だが、勝率は20%と注意。
過去8番人気までで9勝
前走大敗馬でも巻き返し可能な傾向。
・過去5年キングカメハメハ産駒は(2.0.2.6)と好成績。
・また過去5年ディープインパクト産駒も(1.1.1.5)と好成績で注意。


競馬道場予想師16年度好成績者

111



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