下町ドウジョー

どのような競技なのかも正確には知らない『競馬』の、ブログ製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目(タマネギ)と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した予想家たち。そんなメンバーが、競馬予想で東京オリンピック出場を、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ドウジョー」と名付けられたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集して競馬予想に挑戦するドラマである。

2017年02月


2017年2月18日(土) | 2回京都7日 | - 発走

第52回京都牝馬ステークス(GIII)

芝・右・外 1400m


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予想カテゴリーではレース出走時間までコメント欄に予想を受け付けております


◎=本命[ホンメイ]=「勝つ可能性が最も高い馬」

〇=対抗[タイコウ]=「本命馬を負かすとしたらこの馬」

▲=単穴[タンアナ]=「◎〇に劣るけれど勝つ可能性もある馬」

△=連下[レンシタ]=「1着は無理でも2、3着なら可能性あり」

×=連下と同じ。ポイント集計の都合上×を代用



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コース攻略検証・見解


京都競馬場 芝1400m(外)

京都競馬場

コース攻略検証・見解

京都1400の内回りが下級条件で使われるのに対し、外回りは上級条件で使われる。

スタートから3コーナーまでの距離は512m。3〜4コーナー中間の丘は内回りより1.2m高く、上りはなだらかに上るが、下り傾斜がきつい。また3〜4コーナーは典型的な角コーナーでスピードが出る。そのため4コーナー出口で馬群が膨らみやすく、また直線に向いた直後に内回りと合流するため内が開くのが特徴。直線も400mほどあり、実力馬が力を発揮しやすい舞台。

短距離なので先行するに越したことはないが、内回りほど逃げ・先行馬中心の競馬になるわけではない。外回りはゴール前直線が76m延びることで、差し馬も届く。展開次第ではどの脚質でも戦えるので、まずはメンバーの脚質をチェックしたいコースだ。


京都芝1400m(外)|騎手別成績

騎手1着2着3着着外勝率連対率複勝率単回値複回値
浜中12633920.0%30.0%35.0%12268
武豊11742324.4%40.0%48.9%174104
ルメール6221722.2%29.6%37.0%11367
和田577398.6%20.7%32.8%138134
福永5463210.6%19.1%31.9%6778
秋山5243111.9%16.7%26.2%429182
川田459298.5%19.1%38.3%2091
松山452378.3%18.8%22.9%10271
池添365326.5%19.6%30.4%20140
小牧太313327.7%10.3%17.9%317108
※検索期間:2012.1.1~2016.12.31



~POINT~
・内回りよりも差しが届きやすい
・OP競走以外はクラスによるタイム差が殆どなく、比較的、昇級戦から好走するケースが多い

  1. どちらかと言えば堅く決まりやすいコース
  2. 差し・追込がかなり有利なコース。
  3. 内枠(特に1枠)
  4. アドマイヤジャパン、クロフネ、ディープインパクト、アドマイヤムーン
  5. 武豊、ルメール、浜中俊、秋山真一
  6. 差し・追込がかなり有利なコース。

枠順では内枠が僅かに有利で、特に1枠が好成績を残している。

種牡馬は、回収率の高いアドマイヤジャパン・クロフネに注目。リーディング上位のディープインパクト・アドマイヤムーンも好成績です。

騎手は、武豊が抜群の好成績。その他、好走率の高いルメール・浜中俊、回収率の高い秋山真一にも注目です。


~特注種牡馬~

勝利数トップ=ディープインパクト(11-9-5-59/84)
勝率13.1%、連対率23.8%、複勝率29.8%、単回値87、複回値67

高連対率=フレンチデピュティ(3-3-1-17/24)
勝率12.5%、連対率25.0%、複勝率29.2%、単回値51、複回値65

高単勝回収値=クロフネ(3-4-4-24/35)
勝率8.6%、連対率20.0%、複勝率31.4%、単回値168、複回値226














【共同通信杯】完勝スワーヴリチャード、庄野調教師「皐月賞に直行します」

スポーツ報知 2/12(日) 17:16配信

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2番人気のスワーヴリチャード(牡、父ハーツクライ、四位洋文騎手騎乗)が直線の叩き合いを制して、デビュー4戦目で重賞初制覇を果たした。

 2馬身半差の2着は、好位からしぶとく直線で伸びた6番人気のエトルディーニュ(柴山雄一騎手騎乗)。1番人気のムーヴザワールド(戸崎圭太騎手騎乗)は直線でふらつく若さを見せて、ひと伸びを欠き、2着から頭差の3着に終わった。

 庄野調教師「今までで一番理想的なレースができた。返し馬の雰囲気が良かったし、落ち着きもあった。ゲートを少し出していったけど、折り合いはついていたし、3、4コーナーでは十分に脚がたまっているなと感じていた。馬の間に入って併せる形になったのも良かった。精神的に少しずつ大人になって成長している。この馬に求めているものは大きいけど、現状では十分に走れている。ただ、まだまだ上積みはあると思っている。成長に合わせて強くしていけたら。最後は右によれたところはあったけど、変な癖を出した訳ではない。セールスポイントは瞬発力ですね。抜け出す時の速さ、一瞬のトップスピードはすごい。コース形態は東京の方がいいと思っていたけど、今日は馬群の中で競馬ができたし、思っているよりいろんな競馬場に対応してくれるのかもしれない。当歳の時からクラシックを狙ってきた馬。賞金を加算できたし、次は皐月賞に直行します。レースまで間隔があるので、1回リフレッシュした方がいいかなと思うけど、厩舎に置いておくかも含めこれから考えます」

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騎手コメント

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2馬身半差の2着は、好位からしぶとく直線で伸びた6番人気のエトルディーニュ(柴山雄一騎手騎乗)。1番人気のムーヴザワールド(戸崎圭太騎手騎乗)は直線でふらつく若さを見せて、ひと伸びを欠き、2着から頭差の3着に終わった。

  柴山騎手(エトルディーニュ=2着)「坂を上がってからひと踏ん張りして、頑張っていた。勝ち馬は強かったが、この馬もよく頑張っている。ずっと安定して走って、すごいね」

 小桧山調教師「賞金を加算できたのが良かった。次走はまだ決めていません」



1番人気のムーヴザワールド(戸崎圭太騎手騎乗)は直線でふらつく若さを見せて、ひと伸びを欠き、2着から頭差の3着に終わった。

 戸崎騎手(ムーヴザワールド=3着)「前走より道中の手応えや勢いは良く、仕上がりは良かった。直線も手応えはあったが、少しジリっぽいところはある」

 石坂調教師(同)「来そうなのに来なかった。前走と同じようになってしまった。勝ち馬は強かった」


ルメール騎手(タイセイスターリー=4着)「距離が長かった。マイルの方がいい。前でリズムよく走れたが、最後はちょっと疲れてしまった。ラスト100メートルで止まった」


田辺騎手(ディアシューター=5着)「2、3、4着の争いに加われた。重賞のメンバーでも上位から離されず、差のない競馬ができたのはよかった。頑張った」

武豊騎手(エアウィンザー=6着)「道中はついていくのが精いっぱい。最後も伸びるようで伸びなかった。攻め馬の良さが出ない。何か工夫が必要だな。残念」

田中勝騎手(ビルズトレジャー=7着)「牡馬相手に頑張った。もうワンパンチあればいいね」

 内田騎手(チャロネグロ=8着)「もともとスタートは速くない馬。平均ペースだったので、位置を下げるのはよくないと思い、この馬のリズムで動いていった。まだこれからの馬」

 石川騎手(アサギリジョー=9着)「頑張ってるんですけどね。ゲートの中で体を硬くして、緊張していた。コーナーから直線にかけては、勝ち馬の後ろでいいと思ったのですが…。もう少し力をつけて、沈み込むフォームで走れるようになれば」

 石橋騎手(エテレインミノル=10着)「しまいを生かす競馬をしたいと思い、無理をせずに自分の脚を使えるタイミングで動いた。最後はちゃんと手前を切り替え、脚を使った。いい経験になったのでは」

 今野騎手(サイバーエレキング=11着)「初めての芝がうれしかったのか、思ったより一生懸命に走っていた。ムキになったぶん、最後はふらふらしたが、よく頑張ってくれました」


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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2017 共同通信杯(GIII) 東京芝1800m良
レース回顧・結果

1:47.5 12.6 - 11.6 - 11.8 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 11.6 - 11.4 - 11.7
48.3-46.9 S^1

 ペースは1.4秒でスロー、ただ大きな淀みはなく12秒前後の範囲では収まっていて全体的にスローという感じ。そこからの3F戦で最速ラップは11.4、L1もそれなりには落としているが、正直土曜のクイーンカップと比べるとラップや時計的に見て物足りんなあというのが感想。ん~もうちょっと高いレベルでの競馬になるかなと思っていたんだけど。やっぱり牡馬はちょっと低調かもしれんね。ポジションとれて変わってきたスワーヴリチャード以外は正直クラシック戦線は苦しい気がする。


1着スワーヴリチャード


 1番枠からやや出負け、そこからスッとリカバーしたのと、結果的にタイセイスターリーが思った以上にいいスタートで進めてくれたおかげで前にスペースがありスローでリカバーしやすく2列目のポケットと結構恵まれる形になった。道中は少し掛かり気味だが上手くポジションを取ったので焦らず下げて3列目で折り合わせて3角。3~4角でも無理せず3列目、4角で一つ外に出してエトルディーニュの直後を取って2列目。序盤で軽く反応も仕掛けを待つ、L2の坂の上りで仕掛けてスッと坂加速で出し抜く、L1では突き抜けて後続を寄せ付けずの完勝だった。東スポ杯の時にはレースラップではL3が遅かったけど、ここでムーヴとともに後方から仕掛けていたので結果的に早仕掛けだったと。そうなったのは後ろ過ぎたという点が大きい。今回もゲートはイマイチだったけど、最序盤の隊列が思ったよりスッと内の馬で決まったことで内のスペースがあった、そこを突いてじわっとリカバーできた、スローだったというのが噛み合ったし、一旦下げたけど4角で緩い地点でしっかりと2列目まで上げて本仕掛けを待てた。L2最速で仕掛けているし、坂の上りでの加速性能はムーヴと違ってこちらは非常に高いのでここで勝負あった、という感じ。個人的にはもうちょっと後ろになるかなと思っていたけど、ここまで鮮やかに勝ち切れたのは2列目でしかも動けるエトルの直後を取っていい位置で仕掛けを待てたことに尽きる。最大の持ち味であるギアチェンジを上手く引き出せたのが勝因だろうと。ただ、正直レースラップ的には平凡で、もうちょっとインパクトある突き抜けが欲しかった。瞬間的には良かったけど、クイーンCなんか相当流れた中で強烈なラップ推移を踏んでいる。それと比較すると流石に時計的にも後半のラップ的にも平凡で、相手に恵まれた感は強いかなあ。う~ん…クラシック主役級となるとちょっと違う気がするね。坂加速をスッとできるのは魅力でこれが噛み合えば面白いけど素材としてはそんなに高いレベルには無いと思う。通してみても時計は土日通してあんまり変わってないし、このペースならラストは11秒半ばで〆てほしかったけどね。最速も11.4で1馬身差、先頭に並んでいるので大体11.2前後だがそこまで特筆するほどでもないし…。現時点ではアドマイヤミヤビの方が上なのは間違いないし、アエロリットにも見劣る内容かな。適性の差はあると思うけど、このパフォーマンスを映像の見た目で鵜呑みにするのは危険な気がする。


2着エトルディーニュ


 8番枠からまずまずのスタート、ただタイセイスターリーが我慢していたのでその外に並びかけて突いていかせる。そしてそれを見ながら番手でレースをややスローにコントロールと意外と悪くないレースの作り方。3~4角でもタイセイに並びかけて3頭雁行状態の真ん中、4角でも馬なりで抑えずにしっかりと先頭に立って直線。序盤でもじわっと仕掛ける程度、坂の手前で追い出してここでしぶとく脚を使うがギアチェンジ性能の高いスワーヴリチャードに抜け出される。それでもL1でしぶとく抵抗して2着を死守した。9割がたイメージ通りの競馬ではあったかな。柴山も前がレースを作ってくれればいいんだけどね。ペースもそこまで遅くなく、後半特化とまではいかない中でしっかりと総合力を引き出せた。ただ思っていたよりも要所の反応がイマイチで、逆にL1の踏ん張りが思ったより良かったので、田辺と柴山で馬の動かし方が違うのかなというのはあるかな。いずれにせよこのレベルなら通用するという見立ては間違っていなかったと思うし、ここまで鮮やかにスワーヴリチャードに突き抜けられたのは位置取りの問題だろうと。スワーヴに対して直線でスローで1馬身差だと流石に辛かったと思う。今回はゲートがイマイチなスワーヴが噛み合ったということが大きいし、総合的に見ても頑張った2着だといって良いかな。


3着ムーヴザワールド


 4番枠からやや出負け、枠の関係もあって前にはなかなか行けず中団馬群の中で我慢しながら。序盤はかなり引っ掛かって首が上がる。途中で折り合って進め、3~4角では好位の外から前を向いて意識しながら直線。序盤で追い出しを待っていたが地方馬に寄られて少し接触。L2の坂の地点で追い出すが反応がなくスワーヴに置かれる。L1までジリジリで3着完敗だった。特に成長していないなと。動き出しの段階で戸崎にしては珍しく外から前を向いて入ってきたし、接触の影響はあったけど坂の上りで動けなかった。まあ反応が悪い馬なんだから戸崎も早い段階で仕掛け切れよとは思うけど、どうしても坂の上りの加速で物足りなかったのは東スポ杯でも見せていた通り。坂減速ならいいんだろうけど、坂の上りで加速していくというのはこの馬にとっては合ってないんだろう。ただそれならそれでL1もうちょっと伸びろよというところで現状がこれ。ラップや時計面から判断しても正直クラシックどうこうを今の段階で言うのは難しい気がするね。というより、牝馬のレベルが異常なぐらい高いからなあ。ソウルスターリングはスピード色が問われて良さが出たのでともかく、アドマイヤミヤビやアエロリット、リスグラシューら辺りよりトップスピード戦で明確に上といえる馬が今のところ見当たらないからなあ。この分だと正直ブレスジャーニーも一段下げた方が良いかもしれんし。TS持続でもここでそんなに良さを出せず、一応物差しとなっているエトルディーニュを交わすのも苦しいようではね。まあ賞金も詰めなかったわけだし、この血統なので弥生賞辺りでポテンシャル戦でどうなるか見てみたいね。トップスピード戦では底を見せたといっていいと思う。


4着タイセイスターリー


 3番枠からまずまずのスタートを切ってハナを窺う、ただハナを嫌ってルメールが抑えてコントロールしようとしているところに外からエトルディーニュが並びかけてくるので仕方なくハナを切るという形。そこからは下手にペースを緩めすぎず、12秒前半程度で息を入れて後続もそこまで詰め寄ってこず、4角でも仕掛けを待って直線に入ってくる。序盤で一旦前に出たエトルディーニュに対して内から抵抗、L2の坂の上りでは一旦差し返して先頭に立つ脚を見せるがまとめてスワーヴに差し切られる。L1の踏ん張り合戦ではエトル、ムーヴとの戦いに最後はちょっと見劣ったが4着と結構踏ん張れた。この馬が1800でスローでここまで粘れちゃうレベルともいえる。正直ルメールがハナを取り切った時には馬場も含めて嫌な予感はしたけど、極端ではないとはいえ息を入れてくれたので後半勝負になった。その中でそこまで速いラップも問われなかったし、L1も結構踏ん張れたし悪くはなかったなと。エトルディーニュレベルではやれたのでこれは収穫。ただ結局は後半要素がちょっと甘いのは間違いないわけで、全体のレースメイクが必要だと思う。今日もハナを取り切ってからもうちょっと淡々と運んでスピード勝負に持ち込めていたら面白かったかもしれないなと。いずれにせよこの馬もエアウィンザー同様兄と比べると不器用なのでその点も踏まえて今後スピード勝負にシフト出来れば。ゲートは今回良かったし、兄に比べるとゲート、二の足が遅いからマイル以下よりもこの距離で淡々とという競馬をやってみてほしいかな。


5着ディアシューター


 2番枠から好発を切ってハナを主張しようとする。底からペースをスローにコントロールしようとしていたが、エトルにつつかれたタイセイが途中でハナを奪い取ってきたので控えて2列目。3~4角でも前にスペースを置いて4角でそこを詰めながら加速し直線に入ってくる。ただ序盤でスペースが狭くなったので一旦エトルの直後でやり過ごし、そこからL2で抜け出したスワーヴリチャードの後ろを取ってそこからしぶとく2着争いの一角を演じるが最後は5着までだった。田辺的な出し抜きの競馬を狙ったんだけど、結果として前の列が仕掛けを我慢していてスペースもなくなってしまって進路を変える必要が出てきた。これが噛み合っていればもしかしたら着差からも2着はあったかもしれない。思った以上にやれたなという印象ではあるけど、レベル的にそこまで高いとは思わないので難しいところ。まあ重賞路線でも目途は立ててきたと思うし、今後もヒモとしては警戒しないといけないレベルには上がってきたかなと。


6着エアウィンザー


 5番枠からまずまずのスタートを切って、そこからじわっと無理せずに好位列の中。ただ最終的に凝縮する好位列の中を嫌って下げるような形で中団と有力馬の中では一番後ろでの競馬になる。3~4角の段階でも仕掛けを我慢して中団の中目で直線。序盤で前が少し不利があってごちゃついたので、それを我慢してからの追い出し、L2以降はスペースもがっぽりあいていて追い出してしっかりと反応、ジリッとは伸びる。ただL1まで伸びる脚はなく最後は2着争いからは1馬身劣っての完敗だった。ん~まあ良い騎乗とは言えんね。ゲートが良かったのはこれまでから比べると意外だったというのはあると思うけど、幾らなんでも下げ過ぎた。後半勝負で末脚で足りないのは前走で見せているんだから、早い段階で前を取っちゃわないとどうにもならん。特にチャンスがあるとすれば瞬間的なトップスピード面ではムーヴより上だったという点。ただこれを結局後ろから取り付くのに使ってしまうとTS持続は明らかに足りないので最後は伸びあぐねている。だからこういう馬は前で進めて末脚の絶対量をあまり問われない競馬をすべきなんだろうと。そういう競馬にならなかったので掲示板を逃しても何の驚きもない。まあ枠の並び的には難しい面もあったし、本来スタートが良いという馬でもないので、かえってポジショニングは難しかったかも、という面はあるし、まあ難しいところだけど敗因として言えばポジションが悪かったのは一番。使える脚は知れてるんだから、前に言ってペースを引き上げてどこまでやれるかを見てみないとだね。流れてダメならちょっと厳しいけど。


8着チャロネグロ


 9番枠から出負けして後方からの競馬になってしまう。道中も後方から取り付きつつ3角入りで外から動くような感じでポジションを押し上げていく。3~4角は地味に少し落ち着いた流れになっていて、そこで外から中団ぐらいまで押し上げてムーヴを目標に直線に入ってくる。序盤で不利の煽りを受けて少し減速、L2で坂の上りで今度は外からビルズトレジャーも来ていて窮屈、挟まれてからL1外に出したが9着までだった。ちょっと可哀想な競馬にはなったかなと。少なくとも最初の不利を受けて減速して坂の上りに入ってきたこと、坂の上りのL2の地点で今度は外からビルズに来られてしまったことで本来の末脚を引き出し切れなかった可能性は十分にあると思う。特に中山2走を見ていてもエンジンの掛かりが遅そうな感じだったから、府中適性が微妙で過剰人気気味ではあるなとは思っていたが、それでももうちょっと不利が無ければやれるかなとは思うし、レベル的にもチャンスはあったかもだからね。もうちょっと様子を見たいのと、スローからじわっと上げていける競馬になれば警戒は必要かなというところ。今回はちょっと可哀想な競馬だったから、これが実力ではないと思う。






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+++++ポイント結果+++++


111


無題





~タマネギのレース感想~


怒涛の回顧記事更新ちゅかれた……


牡馬にも強い馬がいましたねぇ!それにしても相馬眼さん凄ぇわ!!


ダービーでも楽しみだね。




ランキングはyahoo!勢が堅い守りでTop、2位を磐石なものとす。


3.4.5位を道場戦士が追走するがもうヒト伸び足らず…。


戦いは続く……to be continued



【京都記念】サトノクラウン連覇!Mデムーロ騎手「自分の馬が強かった」

スポーツ報知 2/12(日) 16:16配信

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第110回京都記念・G2が12日、京都競馬場の芝2200メートル(馬場・稍重)でオープン馬10頭によって争われた。

【写真】3着に敗れ、レースリプレイを見つめるマカヒキのR.ムーア騎手

 3番人気のサトノクラウン(ミルコ・デムーロ騎手騎乗)が直線で抜け出して、後続の猛追をしのいで優勝。昨年に続く連覇を果たすとともに、香港ヴァーズ・G1に続く重賞連勝を決めた。2着は同じく香港ヴァーズ(5着)からの転戦となった7歳牝馬のスマートレイアー(岩田康誠騎手騎乗)、注目された昨年の日本ダービー馬、マカヒキ(ライアン・ムーア騎手騎乗)は直線で外から伸びたが、ゴール前で甘くなり、勝ち馬から1馬身1/4、首差の3着に終わった。

 Mデムーロ騎手(サトノクラウン=1着)「とてもうれしい。昨年と同じようにスタートを決めて、いいところを通れたし、ずっといい手応えだった。昨年は返し馬でかなりイレ込んでいたが、きょうは落ち着いていたに、トモ(後肢)もしっかりしていた。マカヒキが最後にもっと伸びてくるかと思ったが、自分の馬が強かったですね」


騎手コメント

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岩田騎手(スマートレイアー=2着)「前半少し力みましたが、いいポジションで運べました。いい瞬発力を持っていますし、よく頑張ってくれました。これからが楽しみですね」

ムーア騎手(マカヒキ=3着)「残り600メートルでは勝てると思ったが…。ペースが思っていたより速かったし、馬場も緩かったからね。いい馬だし、いいレースもしてくれた。これを使ってよくなってくる」

和田騎手(ミッキーロケット=4着)「ゲートをうまく出せませんでした。残念です。最後は一番いい脚を使ってくれてるんですが…。この相手でも頑張ってくれましたが、ゲートが今後の課題になりました」

浜中騎手(アングライフェン=5着)「乗りやすいですし、こういう馬場も合うんでしょうね。このメンバーで本当によく頑張ってくれました」

川田騎手(ガリバルディ=6着)「ワンターンのマイル戦を使ってきてたので、向こう正面で加速しようとしていました」

 池添騎手(ヤマカツライデン=7着)「自分の競馬はできましたが、やはりこのメンバーは強いですね。経験を積んで力をつけていってくれれば」

 フォーリー騎手(ウインインスパイア=8着)「直線は伸びているが、1800メートルくらいがよさそう」

 松若騎手(アクションスター=9着)「最後に甘くなったのは前半出していったぶんですかね」

 幸騎手(ショウナンバッハ=10着)「こういう緩い馬場はよくないです」


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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より

2017 京都記念(GII) 京都芝外2200m稍
レース回顧・結果 

2:14.1 13.0 - 11.5 - 11.9 - 11.8 - 12.0 - 12.6 - 12.9 - 12.4 - 12.3 - 11.9 - 11.8
60.2-61.3 H^1


 全体のペースは1.1秒でややハイとなっているが離れた3番手のサトノクラウン比較で見れば61秒後半ぐらいの通貨なので、実質はややスローぐらいだろうとは思っている。そこからじわっと3~4角で詰めていく形、割とステイヤー色が強い競馬にはなっている。L1では加速ラップだがL2の段階で詰めてきているのでサトノやマカヒキ、スマートレイアー辺りはL3-2でそこそこ中間的な脚を使って11秒半ば~からのL1での11.9かなと。中弛みも少しあったし3番手以降は長距離型の競馬にはなっているとみていいと思う。


1着サトノクラウン


 6番枠からまずまずのスタート、ミルコもある程度出していくというぐらいで無理なく2列目、そこから最終的にヤマカツライデンが行く、外からガリバルディも来るので1~2角で控えて3番手、離れた位置で実質的にスローでレースをコントロールと完璧な競馬で道中を進めていく。3~4角で離れた3番手からじわっと取り付いていく、直後にマカヒキがいるが構わず仕掛けて4角では差を詰めて直線。序盤でそこからしぶとく伸びてくるが外のマカヒキの方がここでは良い脚。しかしL1で並ばれかけてから減速地点で逆に引き離し、スマートレイアー以下含めて全く差される感じのないまま完勝だった。ミルコは完璧と言って良い騎乗をしてくれたと思う。年始は調子が悪いかな?リズムが崩れているところがあったので気がかりだったけど、今日のサトノクラウンの騎乗は文句なし、ほぼイメージ通り最高の騎乗をクリーンにしてくれた。ポイントは2点で、まず1~2角、外からきたガリバルディらを行かして無理なく下げた、ここで下手についていくと後半のポテンシャルを削ぎかねない。実質スローに持ち込んでしかも有力馬の中では一番前。そしてもう一点は3~4角。マカヒキが外からプレッシャーをかけてくる中で仕掛けを待たずに自分のタイミングで動いて分散させていった。瞬間的にはマカヒキに優位に立たれた場面もあったが減速地点では一番の脚を見せているようにポテンシャルタイプのこの馬をしっかりと理解して勝負できた。もうちょっと早く仕掛けてもやれるとは思ったけど、バランス的に見ても完璧だったと思う。馬自体は去年とは若干違うけどそれでもスローからのポテンシャル戦というのは確かで、そこでL1の良さ、減速地点でばてないというポテンシャルの高さを示せたし、マカヒキがこうなった以上妥当な勝利だと思う。スマートレイアーにはそう差をつけられなかったけど、スマートも香港ヴァーズはかなりロスが多かったから。毎回思うけどこの馬はホント一度京都の長丁場を走らせてほしいんだよなあ。もちろん今回の様にしっかりと早めに動いていく意識は欲しいけどね。ステイヤー型の競馬をずっとしているし、本来は2400以上がベストだと思うからね。有馬でキタサンとの再戦も見てみたいし。


2着スマートレイアー


 4番枠から好発、先行しかけてスッと下げて最終的にはサトノクラウンの後ろで内内でという形で進めていく。道中も終始4番手をキープ、サトノクラウンを相手に絞るような感じで3角に入っていく。3~4角でもしっかりとサトノクラウンを目標に直後で最内を突きながらロスを最小限にとどめて直線。序盤で中目を突くが流石にこの地点ではマカヒキの脚色が良く目立たない。しかしL1でしぶとく踏ん張るとマカヒキの前に出るような形でしっかり2着を確保、小波乱を演出した。う~ん…今年は本命は結構安定しているんだけど、取りこぼすケースが多い。まあ昔からそうなんだけど、スマートレイアーもちょっと悩んで拾えなかったのがちょっと心残り。とはいえ香港ヴァーズは最速地点と思われる3角地点で相当ロスがあったし枠も悪かった。今回は岩田が先行させて内内ジッと我慢、サトノクラウンを相手にずっと後ろをつけていた、また小頭数でマカヒキに意識が行く中でそういう競馬がしやすかったというのもあったけど、久々に岩田競馬が噛み合ったなというところ。サトノクラウンの後ろからサトノを差すのは難しいけど、それでもマカヒキに先着できたのは3~4角の立ち回りは結果的に大きかったと思うしね。ある程度タフな馬場の2200でやれたのはあるが、エリ女の食い込みもだけどやっぱり先行できるならした方が良いねこの馬。ポテンシャル地点での伸びもあるし、適性の幅が異常に広い。どこをとっても超一流にはなれないし、器用って感じはしないんだけどでも先行させて落ち着かせてのステイヤー的競馬ができているし、距離もこれなら先行させれば問題ない感じだね。この齢になってこういう競馬ができるってのもなかなかのもの。マイル~この距離で第一線でやれる牝馬なんだからどこかでGI取ってほしいんだけどね。エリ女もこういう競馬ができればワンチャンスあるかも。

3着マカヒキ

 3番枠から五分のスタート、無理をせずにそれでも下げ過ぎずに中団やや前目で進めていく理想的な展開。道中もスマートレイアーの少し後ろでそこまで掛かることなくスムーズに進めて3角。3角の上り坂の次点で既にムーアも促していて、下りでじわっとスマートレイアーの外に並びかけていく。そのまま4角ではゴーサイン、サトノクラウンを意識して直線。序盤でしっかりと伸びてサトノとの差を詰めて勝ち切るか?と思わせたのは一瞬。L1でサトノのポテンシャルがしっかりと炸裂して逆にこちらはそこで脚を使ってしまって伸びあぐねての3着完敗となった。


 馬場はともかく、レース全体の展開としてはマカヒキにはある程度追い風だった。ペースは確かに1秒のハイだがこれはヤマカツライデンが刻んだもので実質的に離れた3番手で進めていたサトノクラウン辺りでは恐らく目視で大体61秒後半ぐらいで実質はややスローぐらいかなと。その中でそこまで後ろ過ぎなかった。そして3角でヤマカツも息を入れていたし、L3の段階でも詰めていたがサトノがL2最後で先頭に立っているので恐らくサトノ辺りはL3-2は11秒半ばぐらいだろうと思う。マカヒキとしては3~4角で外から動く形にはなったけど、とはいえ極端な外ではないし馬場も内有利というわけでもない。その中でサトノを目標に競馬ができた、後ろ過ぎずにしっかりと前半は脚を残せていたはず。それでも伸び切れなかったわけなので、やっぱり馬場適性の問題だろうと思う。ムーアに関しては普通に乗ってくれたかなと思う。悪くないしバランス的にもあの位置でよかったと思う。


 この馬は展望の段階でも書いてきていたがペースに関わらず速いラップを踏めるレースに強い印象で、ラップの偏差がきつい方が良いタイプではあると感じていた。ダービーもL2最速11.0のところでスッと反応して伸びてきているわけでもちろん10秒台。皐月賞はハイペースだったが後方で脚を残して自身では後傾で、恐らくL1最速11秒前半で伸びてきたというのは確かなところ。高速馬場ならハイペースで無理をしなくても脚を残せば鋭さを引き出せる、しかもL1最速なので直線最後まで待てる分鋭さで勝負になる。だけどダービーでもL2最速では良くてもL1では高いレベルでサトノダイヤモンドに見劣ってきたと。本当にいい脚は一瞬タイプではある、それが高速馬場では強烈に引き出せるというところだろう。ただ今回の淀の様に時計が掛かってどれだけ頑張っても11秒半ば程度の速度しか引き出せない、無酸素運動下でもそこまでしか引き出せないと、ポテンシャル面…有酸素運動に切り替わった時にポテンシャルの高いサトノクラウンに離されてしまうのはある程度仕方のないことだったかなと思う。スマートレイアーにも敗れているわけで、状態も9分程度だったとはいえこういう負け方をするにはそれなりの道理もあると思う。逆に言えば高速馬場ならこの鋭さを全面的に引き出せるので、この一戦と凱旋門賞の惨敗で恐らく相当人気が落ちてくると思うが、本番高速馬場なら積極的に狙って良い一頭。特にダービーなんかは後半特化の競馬で2段階加速の競馬ができているわけで、決して極端な切れ味勝負に特化した馬ではない。皐月賞でもハイペースで後方とはいえ好時計を叩きだせている。要は馬場次第。凱旋門賞のようにオーバーペースになるような超ハイ+先行策という形でなければ問題ないし、この馬の末脚を引き出す意識で進めてくれれば大阪杯では普通に狙いたい。なので、個人的にはシメシメと思っている今回の負け方だった。



4着ミッキーロケット


 9番枠から出負けして最後方からと出鼻をくじかれる形。道中も後方3番手ぐらいでそこそこは流れていてなかなかリカバーしきれずにジッと我慢、内内で3角を迎える。3~4角でも狭い内目を突く形になってマカヒキの後ろを狙いたかったがなかなかエンジンが掛からず直線。それでも序盤でジリジリとは伸びてきて流石というところは見せるが、L1では詰めきれずに最後はマカヒキ、スマートレイアーと同じような脚色になっての完敗だった。ん~後半のポテンシャルに関してはちょっと底を見せた感はあるかな。現状はこれぐらいという感じはする。ただ日経新春杯でも平均ペースを積極的についていって平均に近い形で2F戦を粘り込んできているわけだし、基礎スピードを活かせない競馬にはなったので、4着というのはやはり出遅れが響いているとみるべきかな。この感じだと正直長い距離ではちょっと苦しいかもしれないね。走るキンカメ産駒の例にもれず、2400前後が合っていると思う。2000はちょっと短い気がするし、宝塚記念でやれるレベルかどうか見てみたい。今回は恵まれなかったのはあるし、全体の競馬をしてくれれば巻き返してきても。


5着アングライフェン


 8番枠から五分に出てそこから無理はせず、中団やや後ろ目で進めていく。道中も外目でマカヒキの直後を狙いながら3角。3~4角でも終始マカヒキをマークする立場で一頭分外を回しつつ我慢、4角で徐々に手が動いてマカヒキの直後から追走しつつ直線でその外に出す。序盤で一瞬マカヒキ相手に食らいつく、サトノとの差もじわっと詰めてくる脚を見せた。しかしL1で思ったほど伸び切れずに前と同じ脚色で5着完敗だった。内容としては理想的に乗ってくれたし、馬場も展開もほぼこの馬にとっては理想的だったし、これでL1差し込めなかったならやっぱり現時点ではちょっと足りんかなと思う。使える脚がそこまで長くなかったので、今後はちょっと噛み合ってこないとというところかな。ペースが上がってもやれそうな感じはあるし、これぐらいの距離でもうちょっと前を意識してもいいかもしれない。現状後半勝負でこのレベルに来ると物足りないので、ローカル重賞ぐらいなら嵌って勝ち負けあっても一線級相手では辛い。


7着ヤマカツライデン


 2番枠から好発、注文通りの逃げを打ってレースを進めていくと、向こう正面では単騎逃げの状況に持ち込んで3角の手前で息を入れる理想的な逃げを打つ。3角の下り以降じわっと引き離して出口で追い出す入り方だが直線入りの段階で脚色見劣り苦戦、L1では失速しての7着完敗だった。今日は完敗だったけど、逃げ方としては理想的に入ってくれたかなと思うし、これでここまで崩れたなら馬の方に問題があると思う。まあ2200はちょっと短いというのは一つ気にはなったけど、でも上手く流れを作ってくれたし、ガリバルディにも先着されているからね。こうなると単純に能力的に足りなかったか、本質的に2400以下は短いか。ん~残念だけど今回はうまくバランスを取ってくれたと思うし、3~4角でも加速しながらで良い逃げ方だったと思う。




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+++++ポイント結果+++++


111


222



~タマネギのレース感想~


サトノダイヤモンドとの再戦を盛り上げる為にもここは圧勝して欲しかったですが…残念。

ダイヤモンド君の雪辱を軍団員が先に果たしちゃいましたねw



あと馬場が悪い時の岩田騎手と蛯名騎手は要注意ですね~。

乗り方があってるって誰か言ってた←


【クイーンC】ミヤビ3連勝!重賞初Vで桜戦線に名乗り

スポニチアネックス 2/12(日) 7:02配信

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3歳牝馬重賞「第52回クイーンC」が11日、東京競馬場で行われ、1番人気アドマイヤミヤビが3連勝で重賞初V。直行予定の桜花賞(4月9日、阪神)へ確かな道筋を示した。ルメールは昨年のメジャーエンブレムに続く連覇となった。

 友道師にとって12年ヴィルシーナ以来のクイーンC制覇。引き揚げてくる愛馬の姿をかつての看板娘とダブらせた。「血統は違うんだけど普段おとなしいところが凄くヴィルシーナに似ている。この子は競馬でも落ち着いているけどね」。

 残り400メートル。人気を分けた東のエース格フローレスマジックと同じタイミングで入るムチ。単純な能力比べの様相となったが、ライバルを0秒5上回る33秒6(上がり3F)の末脚で一気にゴールを駆け抜けた。ルメールは「いい瞬発力だった。1600メートルはちょっと心配していたけど桜花賞でもチャンスある」と笑顔をはじけさせた。

 素質馬の宝庫・友道厩舎でもその能力は抜きんでていた。調教では厩舎の大将格マカヒキと併せ、「同じくらい動けるからね。やり過ぎないように1週前からは避けていた」と師。今日の京都記念で復帰戦を迎えるマカヒキに最高の形でバトンを渡す。

 指揮官は「桜花賞よりオークス、秋華賞というタイプ」としながらも「次を考えてマイルを使った。使ったことで次は反応が良くなると思う」と先を見据える。牝馬3冠全てで2着に泣いたヴィルシーナ。先輩の借りはきっちり返すつもりだ。

 ◆アドマイヤミヤビ 父ハーツクライ 母レディスキッパー(母の父クロフネ)牝3歳 栗東・友道厩舎所属 馬主・近藤利一氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績4戦3勝 総獲得賞金5364万円。



騎手コメント

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アドマイヤミヤビ/1着
昨年のメジャーエンブレムに続く連覇を達成したルメールが言う。「(3か月ぶりの)休み明けでも、すごく状態が良かった。最後にいい瞬発力を使った。1600メートルは少し心配したけど、パワーがある。桜花賞(4月9日、阪神)でもチャンス」。



アエロリット/2着
菊沢師は「逆手前でも我慢できていて価値ある2着。これだけ走るなら距離も大丈夫。キャリアも浅いし、無事に行ってくれれば」と、さらなる伸びしろに期待した。月末あたりまで在厩して様子を見た後、放牧を挟んで桜花賞へ直行する見通し。


フローレスマジック/3着
戸崎圭は「体は戻っていたし、テンションも上がらず落ち着いていた。いい形で頑張ってくれている」とねぎらっていた。

浜中騎手(レーヌミノル=4着)「スタートが速かったので、行く形になった。道中は息が入って、最後も反応してくれた」 

石橋騎手(ハナレイムーン=5着)「2戦目にしては落ち着いて馬場入りができた。しまいは脚を使えている。これからが楽しみ」


柴田大騎手(パフォーム=6着)「大外枠だったけど、内に入れて最後は伸びてくれました。(脚を)ためた方がいいのかも。内容は良かった」

 大野騎手(スズカゼ=7着)「スムーズに走ってくれたし、直線も反応してくれた。上がりが速かったので…」

 吉田豊騎手(モリトシラユリ=8着)「もう少し力の要る馬場の方がいい」

 柴田善騎手(トーホウアイレス=9着)「(馬体は)少し長くなったんだけど、もう少しふっくらしてこないと」

 吉原騎手(ヴィーナスアロー=10着)「初めての芝の感触は返し馬でも良かった。テンのスピードに戸惑いがあって、後ろからになった。コーナーもロスなく、伸びてきてくれた。慣れてくれば芝は合うなと思った」

 勝浦騎手(アルミューテン=11着)「悪くはないんですけどね。上位が強かった。精神的にも我慢してくれてますし、競馬も上手。また力をつけて頑張っていきたい」

 江田照騎手(コマノレジーナ=12着)「テンションが上がらないでいければいいんだろうけど、まだまだこれから」

 内田騎手(ディヴァインハイツ=13着)「流れが遅くなるのを想定して、コーナーで肩ムチを入れていった。まだまだ先のある馬だから、これから力をつけていくと思う」

 北村宏騎手(セイウンキラビヤカ=14着)「スムーズで、これならという感じだったが…」

 菅原騎手(サクセスライン=15着)「何とか折り合いをつけて行ければと思っていた。慣れない芝と(初重賞という)状況もあって、イレ込みが激しくなってしまった」

 長岡騎手(スズカグラーテ=16着)「スタートは良くて、いい位置に付けられたが、距離が長かった」





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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2017 クイーンカップ(GIII) 東京芝良1600m
レース回顧・結果

1:33.2 46.8-46.4 M
12.3 - 11.1 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 11.3 - 11.2 - 11.6 

 正直まさかこのレースで昨年のメジャーエンブレムのインパクトを超えてくるとは全く思わなかったな。アエロリットもさることながらアドマイヤミヤビはこの展開でまさかここまで強いとなると、怪物レベルですわ。これは評価を改めざるを得ない。今年の牝馬…というかまずアドマイヤミヤビはダービーを意識してもいいと思う。これは…なかなか凄い。まず土曜の馬場は決して高速馬場ではない。むしろ標準よりでやや高速ぐらいか?という程度。これでペースが47秒を切ってきて前後半で落とさず46.8-46.4というのは…。同日の1000万下1800m戦よりも上位は明らかに上、考えられないレベルで強かったな。


1着アドマイヤミヤビ

 15番枠から五分には出たかなという感じ、そこから追走しながらある程度ポジションを取る意識でそれでもやはり後方気味から入っていく。道中も終始促されるような感じだったが3~4角で緩む流れの中で上手く外から取り付いて中団から4角出口ではアエロリットの直後、3列目まで入ってきて直線。序盤でアエロリットの外からしっかりと追い出されるがここではまだアエロリットや逃げていたレーヌミノルが手ごわい。しかしL2の最速地点で徐々に加速、差を詰めてアエロリットとの差は半馬身ぐらいまで、L1でグンと伸びてレーヌが下がり、アエロとの一騎打ち、これを半馬身差突き抜けてきっちり捻じ伏せての完勝だった。完全に上がり切ったわけではないが、それでも46.8はかなり速くもろにマイルの競馬になった。流石に最序盤はついていけなかったし3~4角で取り付けたのは恵まれたといっても、ここまで強い競馬をしてくるのは流石に全く予想できなかった。完全に流れれば少し時計も掛かってきたけど33秒半ばぐらいは驚けん面子だなと思っていたが、まさか1:33.2を出してくるとは流石に驚くしかない。しかも息を入れて、後半のトップスピードの質、持続力も非常に高いレベルで保って、である。オークス路線はそこまで問題ないだろうが、桜花賞では基礎スピード負けする懸念があるかな、ハーツクライの仔だしと思っていたんだけど前言撤回しないといけないレベル。これはもう化物クラスまで来ていると思う。ソウルスターリングも強い競馬だったけど、厳しい流れでもこれだけやれるならトータルで見ればマイルでもこちらの方が上かも。いずれにせよ、今年の牡馬のレベルを考えると冗談抜きにダービーまで視野に入ってくるレベルかもしれない。それぐらいの衝撃を受けるほどには強かった。


2着アエロリット


 11番枠から少し出負けして後方からになった。そこからリカバーしつつ前半3F34.8の段階で少し掛かりながら好位列の外まで押し上げる。3~4角では中弛みに下手に逆らわずに馬なりで押し上げて2列目で直線に入ってくる。序盤でスッと仕掛けるとしっかりと反応、L2の地点では2番手に上がってくるがここで外からアドマイヤにじわっと差を詰められる。L1でグンと前に出られてから苦しいかと思ったが最後のひと踏ん張りが意外と素晴らしく半馬身差で踏みとどまって2着を確保した。この馬もかなり高く評価してきた一頭だけど、思っていたよりも一段上の競馬ができたなと。これはかなり期待できる。もともと中山2走がちょっと可哀想な展開だった中で勝ちに等しい内容だと思っていた、+新馬の府中で高速馬場で長くトップスピードを維持できたしギアチェンジそのものも優秀だった。だから軽い府中のマイル戦は合うだろうとは思っていたけど、馬場はそこまで高速化しなかった、出負けした、しかも中弛みでアドマイヤにも取り付かれてポジション差がなかった。その中でよく頑張ったなと思う。レーヌミノルを見ながらの位置ならもうちょっと楽だったかもしれんし逆転もあったかもしれん。それと基礎スピード的に見てもやはり中間の淀みは少し余計だった。もちろんアドマイヤミヤビが相当高いレベルのパフォーマンスを見せてきたけど、この馬の方がより基礎スピード色が強い馬だからね。もうちょっと淡々と進めていける展開ならとも思える。もちろんアドマイヤミヤビが怪物ではあるけど、この馬の今回も決していい状況ではなかった。ノリがリカバーした3~4角での立ち回りは良かったけど最序盤も掛かり気味に前34.8の流れに入っていったし、前半要素はまともなら相当高いレベルにある。この馬は恐らくNHKマイルカップが理想だとは思うけど、マイル路線のレベルも含めて普通に最上位の競馬をしてきているんじゃないかな。かなり強かったと思うし、展開と相手、2つとも恵まれなかったからね。こういう競馬で結果が出た辺りは流石で前後半の総合力の高さは世代でも屈指。牡馬相手でもやれるクロフネ産駒の中でもトップレベルになる可能性が出てきたね。


3着フローレスマジック


 6番枠から五分に出てじわっと下げながら中団でというところ。道中はそこそこ流れている中で馬群の中でジッとする選択。ただ3~4角で緩んでという中でどうしてもスペースを意識できない競馬になって我慢しながら3列目で直線。序盤で進路どりに苦労、L2の段階で外に出すが一気にアドマイヤが外から勢いづいていて、アエロリットにも少し寄られて苦しくなる。ただ進路確保しきったL1でも思ったほど伸びずに3着に屈した。難しいところで、ペースがそこそこ速かった中で脚を使わされた可能性を考える必要はある。無理はしていないんだけど、じゃあ要所で動けたかってなると動く余裕はなかった。ギアチェンジがそこまで優秀というわけでもないし外からじわっと動いてあげたい馬ではある、枠も良くなかったしペースが速かった割には団子で外に出せなかったのもある。それでもアエロリットにも最後詰め寄れそうな足もなかったからね。L1の伸びがもうちょっと欲しかった。ただレーヌミノルを物差しにすれば悪くはないし、スムーズさが欲しい馬という気はするからね。オークス路線でやれる可能性はあるけど、現状マイルだと基礎スピードを問われたり窮屈になると下げる必要があるし完成度という点ではちょっと見劣るかも。上位2頭が強すぎた感じもあるけど。


4着レーヌミノル


 8番枠から好発を切ってそのまま潔くハナを主張、そこから下手に緩めることなくしっかりとペースを作っていく。3~4角で少し息を入れる形になるがここで後続に取り付かれてリードを少し縮めて直線。序盤で追い出されるとスッと出し抜いて2列目勢からはアエロリットが食らいつく。L2でも先頭を保っていたが外から更にアドマイヤミヤビが伸びてきてL1で苦戦、最後は下がって4着までだった。途中まではうまく乗ったと思うけど、結局3~4角で緩めたのが結果的に仇となったと。もちろんそこで外から動いてきたノリやルメールが嗅覚を持っていて優秀だったというのはあるから勝負の綾ともいえるけど、結果として緩めたら外から動かれてリードがなくなったのでこの馬としては仕掛けを早めざるを得なくなった。だから一足を使えたけど坂の上りまで、L1では伸びを欠いたという形かな。まあ非常に難しい匙加減ではあると思うんだけど、外の各馬が中弛みと感じ取ってしまうぐらい緩めてしまうと流石にむずかしかったかなと思う。まあそれでも悪くない競馬ができているし、正直上位2頭が強かったとは思うからね。この馬としては一度マイルでも淡々と緩めない基礎スピード勝負に持ち込んでどこまでやれるか見てみたいね。その点ではまだチャンスはあるかなと思う。


5着ハナレイムーン


 3番枠から五分に出てそこからじわっと追走もポジショニングは結局中団ぐらいでとなる。道中も中団の内内で前にスペースを置きつつ脚を残しながら3角に入っていく。3~4角の中弛み地点で徐々に進路を外に誘導、上手く進路を作りながら中団で直線。序盤でそこから追い出されるとすぐに反応できていたがそれでも上位が強い。L1までジリジリとは伸びてきているものの決定的な違いを作れないままなだれ込んでの5着完敗だった。ちょっと可哀想な流れにはなったかなと思う。最序盤が速くて3~4角の緩み。ただ石橋脩はそんな中で展開に上手く合う進路の取り方をしていたし、内で拘ってギアチェンジを一気に要求されるよりは外に進路をしっかりと取りつつ減速しないで良い、アドマイヤミヤビの直後を目標にしっかりと直線に入っているからかなり上手く乗ったなと思う。ただその目標にした2頭が前に行ってからの仕掛けにならざるを得ないから、前があそこまで伸びるとあの競馬では勝負の舞台には立てないと。今回は枠も難しかったから仕方ないかな。最後まで伸びてきているし上位が強かったからそういう面では差はあるけどこの馬自身はメンツ次第で重賞でも勝負になるレベルではあるはず。今回は相当ハイレベルだったからね。





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+++++ポイント結果+++++

111

222





~タマネギのレース感想~

牝馬レベル高くないっすか??

この世代が4歳、5歳になる年の予想めちゃくちゃ難しそう…笑





2017年2月12日(日) | 2回京都6日 | - 発走

第110回京都記念(GII)

芝・右・外 2200m

222

・予想カテゴリーではレース出走時間までコメント欄に予想を受け付けております


◎=本命[ホンメイ]=「勝つ可能性が最も高い馬」

〇=対抗[タイコウ]=「本命馬を負かすとしたらこの馬」

▲=単穴[タンアナ]=「◎〇に劣るけれど勝つ可能性もある馬」

△=連下[レンシタ]=「1着は無理でも2、3着なら可能性あり」

×=連下と同じ。ポイント集計の都合上×を代用



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コース攻略検証・見解


京都競馬場 芝2200m

京都競馬場

コース攻略検証・見解

1コーナーまでの距離は397m。平坦な直線でテンは速くなるが、1コーナーまでにほぼ位置取りが決まる。1~2コーナーから向う正面では馬群はやや縦長、それが坂下までに詰まり、下り坂で一気にペースが速くなる。そのまま最後の直線でどこまでトップスピードを維持できるかの勝負。一瞬の切れよりも、スピードの持続力が問われる。

長距離の外回りということもあり、以前はとにかく差し馬有利なコースだったが、近年はスローペースで上がりの速い競馬が多く、ある程度の位置を取らないと差し届かないことが多い。展開次第で逃げ・先行馬の行った行ったになり、レース展開を読むことが重要視される。




~POINT~
・ラスト4F~5Fの勝負になることが多い
・展開次第で前残りにも差し決着にもなる。レース展開を見抜くことが重要視されるコース。

~特注種牡馬~

勝利数トップ=ディープインパクト(19-15-15-70/119)
勝率16.0%、連対率28.6%、複勝率41.2%、単回値118、複回値92

高連対率=ハーツクライ(5-14-4-62/85)
勝率5.9%、連対率22.4%、複勝率27.1%、単回値108、複回値111

高単勝回収値=ジャングルポケット(8-3-2-30/43)
勝率18.6%、連対率25.6%、複勝率30.2%、単回値329、複回値116


京都芝2200m|予想ポイント

  1. どちらかと言えば中波乱傾向コース
  2. 差しがどちらかと言えば有利なコース。
  3. 内枠(特に2枠)
  4. ディープインパクト、キングカメハメハ、ハービンジャー、タイキシャトル
  5. ルメール、Mデムーロ、武豊、岩田康誠、浜中俊

差しがどちらかと言えば有利なコース。

枠順では内枠が圧倒的有利で、特に2枠が好成績を残している。ただ、8枠は回収率が高いので注目。

種牡馬は、ディープインパクトがぶっちぎりでリーディングを獲得。その他では、キングカメハメハ・ハービンジャー・タイキシャトルが好成績。

騎手は、外国人のルメール・Mデムーロが、好走率・回収率とも抜群の成績。その他、武豊・岩田康誠・浜中俊の好走率も高いです。



競馬道場予想師16年度好成績者

444



競馬道場予想師17年度予想

111

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