下町ドウジョー

どのような競技なのかも正確には知らない『競馬』の、ブログ製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目(タマネギ)と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した予想家たち。そんなメンバーが、競馬予想で東京オリンピック出場を、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ドウジョー」と名付けられたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集して競馬予想に挑戦するドラマである。

2016年06月


今月は7レース集計


鳴尾記念
安田記念
マーメイドステークス
エプソムカップ
函館スプリントステークス
ユニコーンステークス
宝塚記念





競馬道場1stシーズン終了。 

参加19名のTopに立ったのはまさかの…






その前に月間MVP表彰



月間MVP -6月-

参加者名月間獲得 
まさ★7201 位
大多6502 位
564953 位

もちろん受賞はさん(笑)

1度ゲスト予想師の『ひたむき競馬』さんがロイヤル出しましたが参加者では累計35レース集計して初めてですからね!!

凄いことです。







・参加者全体


参加者名予想回数合計ポイント平均
大多35272577.9
綾恵35250071.4
山田35217562.1
たま35180051.4
タマネギ27189070.0
じん1588559.0
みくる32204063.8
まさ★33219066.4
馬太郎26121546.7
26158060.8
ダスト26191073.5
くま子17100559.1
bravo25102541.0
サリエラ22169076.8
561799058.2
ガイル1788051.8
いため1272560.4
ぴん960066.7
あいりす537074








ランキング


参加者名予想回数平均平均順位
大多3577.9 1 位
サリエラ2276.8 2 位
ダスト2673.5 3 位
綾恵3571.4 4 位
タマネギ2770.0 5 位
ぴん966.7 6 位
まさ★3366.4 7 位
みくる3263.8 8 位
山田3562.1 9 位
2660.8 10 位
いため1260.4 11 位
くま子1759.1 12 位
じん1559.0 13 位
561758.2 14 位
ガイル1751.8 15 位
たま3551.4 16 位
馬太郎2646.7 17 位
bravo2541.0 18 位
あいりす574.0 参考記録



Topはまさかのyahoo! 大多(笑)

ユニコーンステークスでストレート(追加+100pt)だしてTop捲くられましたね…。


しかしながら予想回数が増えるほど平均ptを維持するのは難しいので、全レース35回参加でTop獲ったんだから今回は完敗っスね。






・今後の予定



以前よりお伝えした通り、今後競馬道場は一旦お休みさせて頂きまして、


9/10(土)紫苑ステークス(GIII)より


として再開させて頂きます。




セカンドシーズン、と銘打ってるのでポイントは一旦リセット!


また0(ゼロ)から競い合いましょうぞ!!





もちろん1stシーズンの記録は消さずに保存しておきますので

2ndシーズン終了(有馬記念)後、トータル平均ptでグランプリ王者決めますか(笑)







・2ndからの追加要素


現在のポイント設定ではあまりにも本命党有利すぎる

1111







なので、荒れたレースでトップのpt獲得者に追加ptを付与しようと思います。








最近のレースで例を出せば【函館スプリントステークス】


1111


222

333


ランキングだけ考えた場合このように難解なレースに参加するのは不利なんですよね~。


そんな中で予想出してくれた参加者様、それもTopだった方に追加Pt出しても間違いでは無いと思います。



難解レースの定義はまだ未定ですのでハッキリとした区切りがつけずらいのですが…





管理人が難解だと判断したレースの予想者

Top成績者に+100pt

次点成績者に+50pt

をセカンドから実装いたしますね^^






管理人も忘れてましたが競馬道場初期テーマは


打倒yahoo!


でしたねw


セカンドでは頼みますよ←他力本願

000

【宝塚記念】マリア様男勝りV!05年スイープ以来3頭目の牝馬戴冠

スポニチアネックス 6月27日(月)7時3分配信

春のG1を締めくくるグランプリ「第57回宝塚記念」が26日、阪神競馬場で行われた。8番人気の伏兵マリアライトが直線壮絶な叩き合いを制し、昨年のエリザベス女王杯に続くG12勝目を挙げた。牝馬による同レース制覇は66年エイトクラウン、05年スイープトウショウに続く史上3頭目の快挙だった。1番人気ドゥラメンテは首差2着でゴール後に故障を発症。今秋に予定していた凱旋門賞挑戦プランに黄信号がともった。ファン投票1位キタサンブラックが3着に逃げ粘った。

 何という牝馬だ。438キロとメンバー中最軽量のマリアライトが、類いまれなる勝負根性で強豪牡馬をなで斬りにした。

 迫力満点の直線の攻防。蛯名の豪快なアクションと必死の右ステッキに、マリアは小さな体で懸命に応えた。残り100メートルで昨年の覇者・ラブリーデイを捉えると、一気に内で逃げ粘るファン投票1位・キタサンブラックに襲いかかる。わずかにマリアが前に出た。次の瞬間、外から昨年のダービー馬・ドゥラメンテが強烈な末脚で急襲。ゴール前は牡馬G1馬2頭に挟まれる壮絶な叩き合い。ゴールではドゥラの猛追を首差しのいでいた。

 蛯名は12回目の騎乗で宝塚記念初制覇。47歳3カ月8日でのVは最年長記録だ。「ゴール前はみっともないくらいに追いました。(馬には)“頑張れ、頑張れ”と、自分にも頑張れと思いながら追いました。このメンバーを負かしてくれて本当に凄いと思う」とパートナーの頑張りに賛辞を贈った。

 牡馬にもまれて頑張ってきたマリアに、競馬の神様がほほ笑んだ。エリザベス女王杯を制した後は適距離の牝馬限定戦がないこともあり、牡馬路線を歩んだ。それでいて通算17戦で掲示板(5着)を外したのはたった1度だけ。レース前、久保田師は「この馬の強さがフロックではないと証明したい。本当にあと少しの運があれば」と祈るように話していた。やや重の馬場、ストレスなく運べる外枠、ハイペースとあらゆる要素がかみ合った。「直線は何とかしてくれという思いだけで見守っていた。本当に素晴らしい気持ちを持った馬」とその勝負根性を称えた。

 気になる秋のプランについては「この勝利で、いろいろと考えることが増えた。今はまだ何も考えていない」と話すにとどめたが、海外遠征も含め選択肢が広がったことは確か。どんな道を歩もうとも、今のマリアに怖いものは何もない


111



単勝1・9倍の1番人気に推されたドゥラメンテは、直線大外から猛然と追い込んできたものの、マリアライトに首差及ばず2着でゴール。阪神競馬場がため息に包まれた直後に、さらなるアクシデントが襲った。馬場に脚を取られてバランスを崩し、異常を感じたM・デムーロ騎手が1コーナー付近で下馬。パートナーに背を向け、ガックリと肩を落として徒歩で引き揚げる姿に場内はざわめき、異様なムードに支配された。

 「ツイてないね、左前脚。重い馬場に(馬が)疲れていた。4コーナーではいい手応えで、内にスペースがなかったので外に出したけど、それでもよく伸びた。ゴールに入ったときは何ともなかったけど、(入線して)4、5完歩目で滑った」と普段は陽気なイタリアンも沈痛な表情を浮かべた。

 場内の診療所で検査をした結果は、左前肢跛行(はこう=正常な歩行ができない状態)との発表。しかし、同馬を所有するサンデーサラブレッドクラブのホームページが午後6時ごろに更新され、左前脚の球節に腫れがあることも分かった。その後、栗東トレセンに移動しており、今後は入院馬房で経過を観察する。

 レース後に馬運車で戻ってきたドゥラメンテの馬房には、関係者と獣医師らが集まり、物々しい雰囲気。生産者のノーザンファーム・吉田勝己代表は「もう少し様子を見ないと分からない。いろいろなことがあるからね」と語り、オーナーである(有)サンデーレーシングの吉田俊介代表も「左前肢を痛がって(脚を)浮かせたりしている。腱や靱帯(じんたい)に関しては少し落ち着いてから改めてエコー検査をする予定です。今後に関してはまったくの白紙。フランス(遠征)はやめます」と凱旋門賞(10月2日、仏シャンティー、GI、芝2400メートル)挑戦も断念することを明言。これを受けて英国のブックメーカー(公認の賭け請負業者)各社も、ドゥラメンテを凱旋門賞の前売りオッズから消去した。

 あくまでも今後の検査の結果次第だが、場合によっては引退も考えられる事態。渡仏への壮行レースとなるはずだったドゥラメンテのサマーグランプリは、重苦しい結末となってしまった。 (片岡良典)






2番人気キタサンブラックは勝ち馬からクビ、ハナ差の3着。3度目のGI制覇を逃した。

 「惜しかった。思い通りの競馬はできましたし、ラストまでよく頑張っています。もうちょっとでした」

 武豊騎手が冷静な口調で振り返った。先手を奪い、前半1000メートルが59秒1。稍重馬場としては速めのラップを刻む。それでも、直線では二枚腰を発揮。タイム差なしの惜敗だった。

 この中間は「悔いが残らないように」(清水久調教師)目いっぱいの調教を消化しても、馬体重12キロ増とパワーアップ。厳しい流れを最後まで踏ん張り、ファン投票1位の意地を見せた。今後は未定だが、キタサンブラックが秋も古馬戦線を引っ張っていくはずだ。 (宇恵英志)



昨年の覇者で4番人気のラブリーデイは4着に終わり、連覇はならなかった。中団の前につけ、4角は絶好の位置で直線に入ったものの伸び切れず。ルメール騎手は「いいレースだった。重い馬場で、ラスト100メートルで疲れた。でも、すごく頑張った」とパートナーをねぎらった。池江調教師も「いい手応えで(4角を)回ってきたけど馬場でスタミナを消耗したね」と道悪を敗因に挙げた。



番人気のステファノスは5着。中団から進めて4角では好位置に取り付いたが、重い馬場の影響か、持ち前の末脚を発揮できなかった。戸崎騎手は「流れはよかったし、いい位置を取れた。直線でもいい手応えだったが、残り200メートルで手応えがあやしくなった。この(重い)馬場と距離(が長いせい)かな」と振り返った。



▼7着ラストインパクト(川田)返し馬の感じは良かったし、いい時のラストインパクトでした。得意ではない馬場で、よく頑張ってくれました。

 ▼8着サトノノブレス(和田)返し馬でもフワフワしていたし、進んでいかなかった。馬場なのかな。

 ▼9着シュヴァルグラン(福永)スタートを決め、それなりのポジションに付けることができた。でも、うまくさばけなかった。もう少しスムーズだったら…。この馬場も走りにくそうでした。

 ▼10着ヒットザターゲット(小牧)うまく内に入れられたし、手応えがなくなってからもバテずに伸びている。ただ、切れるタイプだし、この馬場がね。

 ▼11着カレンミロティック(T・ベリー)道中バランスを崩して嫌がるところがあった。馬場を気にしてスムーズではなかった。

 ▼12着タッチングスピーチ(浜中)気がないような感じで前半から、付いていけなくて…。この馬らしさがなかったです。

 ▼13着ヤマカツエース(池添)1、2コーナーで前も後ろも何回も脚を取られました。3コーナーで持ち直したんですが…。

 ▼14着ワンアンドオンリー(田辺)前半いい感じで運べたけど、馬場を気にしたようで早々に手応えがなくなってしまいました。

 ▼15着トーホウジャッカル(酒井)2コーナーで息が入ったけど他馬が来たら抵抗できなかった。稽古でもそうだけど馬場が重いと良くないのかも。

 ▼16着アンビシャス(横山典)頑張っている。長い目で見てもらえたら。

 ▼17着フェイムゲーム(柴山)気難しさがあって指示を出しても嫌々な感じ。もう少し長い距離の方がいいかもしれません。




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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2016 宝塚記念(GI) 芝内2200m稍
レース回顧・結果

2:12.8 12.6 - 11.0 - 11.1 - 12.3 - 12.1 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 11.9 - 12.2 - 12.7
59.1-61.3HHH


 2秒以上のハイペースと、まあ結局スロー想定すれば逆に流れるという恐ろしいほどに逆を行かれたと。まあちょっと自分自身の武豊のキタサン評価を見誤っていた感じはある。無理せず入って行くかなと思っていたけど結構ペースを引き上げていったなあと。ここ最近の宝塚は入りがスローになりがちだったからここはやられた。まあ結果としてハイペースになったので基礎スピード面は高いレベルで要求されているんだが、それでも中盤少し息が入っていて、そこで押し上げてきた馬が一応上位に来ていると。ただそれでも完全なポテンシャル戦になっていて、そこで長く長く脚を維持できないと難しいし、なおかつこのペースでも脚を使わされずに後半のポテンシャルを引き出せるか、かなり高いレベルでのハイペースの消耗戦になっていると思う。


 1着マリアライトは16番枠からまずまずのスタート、先行策かなと思っていたが押していくものの中目の枠の各馬が先行していくので無理をせずに中団で様子を見る選択でドゥラメンテよりは前。道中も中団でここ最近よりは無理のない範囲でしっかりと進めながら、向こう正面の緩みで凝縮していく形の中で中団外から3角に入る。3角で雁行状態の大外を回していく形になり、かなり激しく追われて4角では手応え抜群のラブリーデイの外から押し上げていく。序盤で3列目からまずラブリーデイを目標にするがそれでもジリッとしか伸びない。しかしL1で各馬がしんどくなったところで最後までばてないポテンシャルを引き出しての勝利となった。う~む…色々と考えさせられる結果となった。ハイペースならハイペースで仕方ないとも思うんだが、それでもそうなったときにマリアライトが来るというのは予想外だったなあ。今回は力関係の把握が上手くできていなかったかなという気はする。とりあえずオールカマーが引っかかったんだよね。トップスピード戦ではそこそこやれているのに、ショウナンパンドラに同じコース通ってあそこまで千切られる格好になったわけだし、あれを評価するというのは流石にむずかしかった。ポテンシャル戦でもやれる可能性は十分あったと思うけど、ここで勝ち切れるとなるとまた違うレベルの話。恐らくこの馬自身はほぼほぼ平均ペースぐらいで走り切っていると思うが、それでも全体で2秒のハイの中でこの競馬、しかも3~4角でキタサンがじわっとペースを引き上げる形、淀の長丁場ほどではないにせよこれだけのポテンシャル戦で戦えたというのは驚きというしかない。しかも基礎スピード的にゆったり入った方が良いと思っていたので自身で中団と入りをゆったり入ったといってもこのペースでやれたとなるとちょっと異常なぐらいの成長度合い…。まあ渋ったのがプラスに働く可能性自体はエリ女や有馬の重い馬場での内容から十分あり得たと思うけど、有馬ぐらいの3着粘り込みはあっても勝ち切るまでは…と思っていただけにこれは素直に評価しないといかんね。ショウナンパンドラとの比較が難しいんだけど、パンドラと比べるとこちらはやっぱり渋い馬場でより消耗する競馬で良さが出たのかなと。このペースバランスでやれている辺り、ディープの一級品の牝馬と認めないといけない。トップスピード戦でもポテンシャル戦でも強敵相手にやれている今は昨年秋までよりもさらに一枚上の存在になっていると思う。オールカマーを忘れられんにせよ、高速馬場向きじゃないと考えた方が納得かもしれんね。参りました。


 2着ドゥラメンテは9番枠からやや出負けして後方からはミルコ・ドゥラコンビらしい競馬。そのまま後方で無理せずにハイペースの流れの中で我慢をして後方馬群の中で3角を迎える。3~4角ではちょっとずつ押し上げながら中団馬群の狭いところを我慢して進め、4角でもまだ進路がない状況の中で追いだせないまま中団で直線。序盤で上手くマリアライトの直後を突くとスッと伸びてきてサトノクラウンは置き去りにする。L1でそこからしぶとく伸びてくるが伸び切れずに2着確保まで…そして入線後にミルコが下馬して馬運車に乗せられていった。ひとまず、今の段階で故障の程度は分からない。ただ好走というか少なくとも2着まで来た要因として個人的には流れたのはプラスだったとみている。後半のロンスパで11秒後半を連続するというよりはレース全体が流れたことで平均的に脚を使うことができ、仕掛けを待てた感じ。ドゥラメンテは不安視していたけど、スローロンスパの時にどうなるか?というのがポイントだったし、ダービーも皐月も流れた中で爆発的な脚を使っていたのでハイペースはスローロンスパよりは歓迎できたかなと。ただ勝ち切れなかった理由となると、パトロールでみていても入線後ガクッとなっていたし、直線の段階で故障の影響があった可能性は当然高いレベルであると思っていて排除できない。ハイペースで高いレベルの基礎スピードを要求されたうえでのポテンシャル戦でもラブリーデイよりも明らかにL1での伸びを見せていたわけで対応はしてきたと。少なくとも瞬発的な爆発力を削がれても戦える地力というものを証明してくれたんじゃないかなと思っている。負けはしたけどやはりかなり強かったと思う。ポテンシャル戦でパフォーマンスを落としたという可能性自体はもちろんあると思っているけど、それでも極端ではないし何より故障の影響をどの程度考えるべきか、となるとこの内容は最低で2着とみておいた方が良いかな。あの勢いで故障の影響がなければ捕えていたかも知れないし。それでもキタサンを捕えたというところがこの馬の強さの証明なのかなと。総評としては歓迎できるほど良い条件ではなかったが、それでも流れたことで後半のポテンシャルタイプの馬が崩れたこと(前に行ったトーホウ辺りは特に)、そしてポテンシャル戦になったことでより瞬間的な脚を使ってくる馬(ラブリーデイ辺り)と総合的に見た時に地力が違ったという感じかな。崩れるならポテンシャル戦かなと思っていたが流れたとはいえこの流れで最後まで食い込んできたというのは評価しないといけない。ただ本質的にはやっぱり流れた方が良い馬だと思っているので、有馬とか凱旋門賞とかよりも2000前後で前半から最低限流れる競馬になった方が良いと思う。まあまずは何事もなく、ローテの話ができる状態であってくれれば…という前提での話だが。ひとまず競馬ファンとして大した怪我でないことを祈りたい。


 3着キタサンブラックは好発からじわっとハナを主張していく、アンビシャスの前に出切って外のワンアンドオンリーが来るので様子を見ながらじわっとペースを引き上げつつ、外の先行各馬がプレッシャーをかけに来る形の中で積極的にペースを作って行く。道中馬場の割に59.1と1000通過はかなり速いがそれでも各馬がキタサンマークでついてくるのでそこまで極端な縦長ではなくなる。向こう正面で息を入れつつも極端ではない緩み、絶妙にコントロールしたがそれでも各馬が早めに仕掛けてくるので3~4角で好位列雁行状態になり、4角で出し抜くような感じでじわっと仕掛けながら直線。序盤で1馬身半差ぐらいのリードを作っていたが流石に苦しくなる。それでも最後まで大きく失速せずにラブリーデイには詰められず、マリアライトに交わされドゥラメンテにも僅かに差し込まれたが天皇賞馬の面目を保つ3着に粘った。この馬も驚かされた。まあ3歳春よりは力をつけているのもあるが、それでもこの馬場で59.1で入ってここまで際どく粘れるとは正直思わなかったかな。この段階で前は厳しいなと思ってみていたんだが、この馬だけが4角で引き離すだけの余力を持っていたと思うし、ラップ推移でみてもL3の4角で11.9と速いラップを踏んでいるし、この馬は加速できている。もともと皐月賞でも59.2-59.0のペースである程度やれていた馬だが、それでもドゥラには完敗だった。まあドゥラの場合は高速馬場であのペースでも11秒前後の脚を使ってきちゃうレベルだから、今回ここまでタフな馬場になったことで相対的にドゥラが甘くなった(故障も含めて)というのがここまで踏ん張れた要因としてはあるかもしれない。少なくとも菊花賞以降はステイヤーでポテンシャル戦の方が良いとは思っていたが、この馬の場合基礎スピードをこのレベルで問われても大きく崩れないというのはポイントになるのかな。本当に崩れたのはダービーの時だけなんだよなあ。超高速馬場で軽い基礎スピードを要求されるとマズイのかなという気はするね。その点でもよりポテンシャルタイプに分類されると思うし、瞬時にギアを上げられる器用さがあるからなあ。超器用だし2200のスピード消耗勝負にも耐えられたし、今のキタサンで崩れる要素が本当に見当たらない。タフな馬場でこの競馬、個人的には超高速馬場でパフォーマンスを落とす可能性はあるがそれ以外では大きく嫌う要素はないと思う。更に隙が無くなった感じで強くなったなあ。


 4着ラブリーデイは7番枠から五分のスタート、じわっと先行争いに加わって2列目を狙っていったのだが外の各馬が来ることとペースが速いと判断したか途中でじわっと下げていく。2角過ぎには中団列ぐらいまで下げて前半で無理をせずに後半の良さを引き出す選択で3角。3角手前ぐらいから少し緩んでいたので外からじわっと仕掛けながら好位列の外まで取り付く。4角で勝負に行って2番手まで押し上げて直線。序盤で追いだされて堂々と伸びてくるがL1の上り坂で伸びが一気になくなる。最後はキタサンとの差も詰められずの4着までだった。ん~…まあ難しいけど展開的には楽ではなかった中で上手く前半のペースを読んで脚を残したというのは評価したいところ。良いバランスのとり方だったと思うが、結局3~4角で動いて目標にならざるを得ない展開だったからね。ポテンシャル戦では一線級相手にちょっと物足りなかったラブリーデイということを考えると出来れば仕掛けは待ちたかったかな。ホント3~4角での手応えは抜群で勝っちゃうんじゃないのと思わせるけど、機動力があるタイプにありがちな追いだされてから一瞬で甘くなるというのはまあタイプ的に仕方ないかな。ポテンシャル戦だったしそれも前半から速いペースだったわけで、その中で4着に踏ん張れたというのは一定の評価は必要かな。ただやっぱりトップスピード戦の方が良いと思うし、ドゥラメンテ比較でも府中の2000で後半総合力勝負なら互角以上にやれると思うし。この展開でも大きく負けなかったのは立派だけど、昨年の快進撃はちょっと噛み合ったところもあるというのは確かかなあ。


 5着ステファノスは8番枠から五分のスタートでじわっと先行するかなと思ったが速いとみて下げて中団ぐらい。道中もラブリーデイの直後ぐらいでさらに下げる形で脚を残しながら3角に入る。3~4角でも中団馬群の中で我慢しながら手応え抜群のラブリーデイの直後を取ってスムーズに直線。序盤で追いだされて一瞬伸びかけて3番手まで上がりかけたがL1での伸びが顕著に違ってマリアライトやドゥラには一気にぶち抜かれ、ラブリーデイ比較でも見劣っての5着完敗だった。流れ的にはちょうどいい位置で進められたと思うし、ラブリーの直後で進路どりも完璧だった。直線入りではスッと来ていたけど、結局一脚だけでL1での消耗では一気に落ち込んでしまっている辺りから考えてもポテンシャル戦向きではなかったかな。正直TS持続の競馬なら2000より長い距離でもやれるかなと思っている馬だけど、今回に限れば前半もペースが速かったしその中でポテンシャル戦ではちょっと厳しかったかなという感じ。鳴尾記念より相手関係を考えると頑張ってはいると思うんだけどね。やっぱり香港での内容を見てもトップスピード戦、11秒前後を問われてからの踏ん張りが持ち味じゃないかな。


 6着サトノクラウンは15番枠から出負けして後方列からと無理をしない選択。道中はキタサンら前がじわっと息を入れる形の中で後方集団の中目で内外どちらでもという選択を取れるところから3角に入る。3~4角でも後方で脚を残しながらマリアライトが大外をぶん回す形の中でそれをじわっと追走しながら押し上げて中団で直線。序盤での切れはイマイチでここでドゥラメンテにあっさり置いていかれるのは皐月賞と同じ。L1でそのままなだれ込むだけの6着に終わった。う~ん…もうちょっと頑張ってほしかったけどなあ、これでもちょっとペースが速かったかなあという感じ。皐月賞でもある程度流れた中で鋭さも削がれていたしもうちょっと動いてほしかったというのはあったけど、今回は岩田がほぼ理想的に乗ってくれたし、動き出しもマリアライトの押し上げにしっかりと呼応できていた。展開を考えてもロス自体はあったがポテンシャルを引き出せる展開だったはずで、ここまで伸び切れないというのはちょっと残念だったかな。力的に見劣ったという可能性も高いと思うが、適性的に判断するのであれば前半59.1はレース全体として見てもかなり速かったと思う。京都記念なんかは2秒以上のかなりのスローだったわけで、この辺りはちょっと違ったかな。いずれにせよ、個人的にはもうちょっと距離があってもいいと思うし、そのうえでゆったりとした流れの中で無理せず入って行きたい感じかな。GIでどうこうはともかく、一度アル共辺りでどれぐらいやれるか見てみたい馬だね。有馬か来年の春天を目指すぐらいの方が良いと思う。この距離で流れてしまうとドゥラメンテに対して全く優位性を作れなかった。位置どりはあそこで正解だったと思う。う~ん、トーホウの騎乗には不満はあるが、こちらは騎乗面はほぼ完璧に乗ってくれたと思っているから馬の方に問題があったのかなあ。もうちょっと様子は見たいところだけど、過度な期待は禁物かもしれんね。


 9着シュヴァルグランは5番枠からまずまずのスタート、そのままある程度先行争いに加わって行きつつ最終的には好位で進めていく。道中も3列目の内内で攻める競馬、中盤の若干の中弛みで馬群凝縮していく中で中団に取り込まれる形になる。3~4角で最内から追走するも外からの押し上げが中心となる中で前のアンビシャスもちょっと邪魔になり動けない感じ。4角でもアンビシャスの直後を取って直線…なのだがここでアンビシャスが下がってしまって詰まってしまう。そのままL1で盛り返して脚を使ってジリッとは伸びてくるものの9着までだった。ん~…まあ枠的にこのパターンはある程度仕方なかったかもしれんね。ドン詰まったのは詰まったんだけど、アンビシャスがあそこまで下がってくると進路を当てにしていた立場としては厳しいかもしれん。まあ捌けなかった以上批判はされて然るべきとも思うし、Bプランを4角で用意できなかったかなあ。ワンアンドもアンビシャスも手ごたえ悪く外に出して勝負にならないとみて内を捌くのに徹したかな。まあ捌けなかったから結局はそこがポイントにはなる。捌けたとして勝負になったかは別だが、それでもバテ差しが利いていることを考えるとポテンシャルタイプのこの馬が詰まったという影響が小さいとは思わないから、ん~勿体ない競馬になった。ただ内枠であの位置を確保するしかない立場ではあったと思うから、3~4角で内にいたということ自体は仕方ないと思う。ちょっと可哀想なところはあったかな。アンビシャス、ワンアンドと下がってきた直後にいたのが全てという競馬になっちゃってるからね…。この辺りがまだリアルスティールショックから抜け切れていないのか。ミルコも福永もちょっと不調っぽいんよなあ。


+++++ポイント結果+++++


222


333



前記事のコース攻略検証・見解で書かれてましたが

”””ただし、宝塚記念は例年、テンから緩みないハイペースになることが多く、下級条件とは異なり、ラップが大きく前傾するのが特徴。梅雨時で馬場が悪化しやすいことも影響しているのだろう。10年ナカヤマフェスタを始め、持続力に富んだ差し馬の活躍が目立っている”””

その言葉ままの決着でしたね。

マリアライトのスタミナと勝負根性は超1流だと思います。


それにしてもトーホージャッカルとワンアンドオンリーに競りかかられ先行馬に厳しい流れになったにもかかわらず3着キープしたキタサンブラックの強さは凄い…!!



















以下タマネギの馬券結果↓


















444



ドゥラメンテ2着付け作戦成功v^^v






2、3着はハナ差だったんですが、もし入れ替わってたら+50万overだったんですけどねぇ…


555




外れたら悔しいけど競馬は夢が見れますねw

2016年6月26日(日) | 3回阪神8日 | 15:40発走

第57回宝塚記念(GI)

芝・右 2200m
2222


・予想カテゴリーではレース出走時間までコメント欄に予想を受け付けております


◎=本命[ホンメイ]=「勝つ可能性が最も高い馬」

〇=対抗[タイコウ]=「本命馬を負かすとしたらこの馬」

▲=単穴[タンアナ]=「◎〇に劣るけれど勝つ可能性もある馬」

△=連下[レンシタ]=「1着は無理でも2、3着なら可能性あり」

×=連下と同じ。ポイント集計の都合上×を代用










コース攻略検証・見解

1111


外回り4コーナー出口からスタート。1コーナーまでの距離が500m以上あることに加え、下り坂からのスタートということでテンが速くなる傾向。1コーナーすぎにややペースが落ち着くが、前が快調に飛ばして向正面での隊列は縦長になりやすい。

ゴール前の急坂以外は下りとなり、本質的に長い脚を使ってバテなさを競うコース。スピードの出る前半でタメて、後半で前の馬よりもさらに長い脚を使うことが要求される差し馬は最初から展開が不利。後方一気は殆ど決まらず、スピードを持続できる先行馬を狙うのがセオリーだ。

ただし、宝塚記念は例年、テンから緩みないハイペースになることが多く、下級条件とは異なり、ラップが大きく前傾するのが特徴。梅雨時で馬場が悪化しやすいことも影響しているのだろう。10年ナカヤマフェスタを始め、持続力に富んだ差し馬の活躍が目立っている。



〜POINT〜
・瞬発力よりも持続力が求められる
・下級条件では先行有利だが、宝塚記念は差し馬の台頭が目立つ

〜特注種牡馬〜
[ネオユニヴァース:2-3-0-10/15]
勝率13.3%、連対率33.3%、複勝率33.3% 単回値39、複回値42

[フジキセキ:2-2-1-8/13]
勝率15.4%、連対率30.8%、複勝率38.5% 単回値109、複回値75

[ディープインパクト:6-5-1-26/38]
勝率15.8%、連対率28.9%、複勝率31.6% 単回値81、複回値57

[ステイゴールド:6-2-2-19/29]
勝率20.7%、連対率27.6%、複勝率34.5% 単回値196、複回値82




前走傾向

天皇賞(春)からの直行組が[5.4.1.32]で勝率11.9%、複勝率23.8%と中心的存在だ。かつては金鯱賞、いまは鳴尾記念がステップレースとして機能しているが、この2つを合わせて[3.3.3.18]。勝率11.1%、複勝率33.3%と天皇賞組に匹敵し、8年連続で馬券に絡んでいる。このローテーションには要注意。また[0.2.2.6]のヴィクトリアマイル組はヒモ穴候補か。軽視すべきは[0.0.2.10]の安田記念組、[0.0.1.17]の目黒記念組。前走の着順に目を向けると、前走1〜3着馬が[7.7.7.46]なので、まずはここをチェック。前走6着以下だった馬は[2.2.3.51]で巻き返して勝ったのはオルフェーヴルとゴールドシップだけ。両馬とも宝塚記念では1番人気だった。原則としては前走着順上位馬が引き続きしっかり走ってくれることに期待したいレースである。


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サトノノブレス 1着
ステファノス  2着
ヤマカツエース6着


高速馬場でレコード決着
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マリアライト     2着
ヒットザターゲット 3着
タッチングスピーチ6着

合算ペースではあるが、前半1000で61.2と遅い流れ、後半5Fで58.6、このレースらしい最序盤が遅く向こう正面でペースが少し上がってからもう一段階上がるという競馬で割りとステイヤー色が強い競馬
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キタサンブラック   1着
カレンミロティック  2着
シュヴァルグラン  3着
トーホウジャッカル 5着
フェイムゲーム   8着

前半スローで、3角下りからの一気のペースアップでコーナー最速のL3最速戦
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馬名騎手名斤量
11フェイムゲーム柴山 雄一58
12アンビシャス横山 典弘58
23キタサンブラック武 豊58
24ワンアンドオンリー田辺 裕信58
35シュヴァルグラン福永 祐一58
36ラストインパクト川田 将雅58
47ラブリーデイC.ルメール58
48ステファノス戸崎 圭太58
59ドゥラメンテM.デムーロ58
510カレンミロティックT.ベリー58
611トーホウジャッカル酒井 学58
612サトノノブレス和田 竜二58
713タッチングスピーチ浜中 俊56
714ヒットザターゲット小牧 太58
815サトノクラウン岩田 康誠58
816マリアライト蛯名 正義56
817ヤマカツエース池添 謙一58


無題



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※この記事はデイリースポーツ の馬体診断記事を個人鑑賞目的でひとつにまとめただけです※

写真は全て1週前追いきり時

追い切り重視の競馬予想さんのコメントも合わせてまとめております。もちろん個zi…


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エントリーNo.1


dura


【ドゥラメンテ=評価A】

 脚長で3歳時はどちらかと言えばシャープなつくり。立ち姿での迫力という点ではそれほど感じられなかったが、年を重ねて全体的にビルドアップ。それでも推進力となる首差しはいい意味での細い幅をキープ。これは中山記念時から言えることだが、今回もたくましさがある中に繊細さも垣間見え、申し分のないバランスに映る。海外遠征明けでもしっかりとした張りがあり、体に緩みはなし。ここまで8本の追い切りを消化。動き、調整過程ともに順調。万全の態勢だ。(馬サブロー美浦・石堂道生)


・1週前診断

関東(美浦TC)

ドゥラメンテ 6・16(木) 南W 稍重
5F67.4-37.1-12.4(強め)
ドバイSC2着以来の3ヶ月弱ぶり、乗り込み量多く、4、3週前Wコース軽め、2週前Wコースまずまずで、1週前はWコースで好時計をマーク。 約9ヶ月ぶり中山記念時と比べると、量五分、4、3週前ほぼ五分、2週前良く、1週前Wコース6F82秒台1F12秒前半にやや劣り、約2ヶ月ぶり皐月賞時と比べると、量多く、時計は上ということで何の問題もなさそう。 最終追い切りは中山記念時のWコース5F68秒台1F12秒前半ぐらいでほぼ文句なしだと思う。






エントリーNo.2


kita


【キタサンブラック=評価A】

 復帰戦の大阪杯はこぢんまりとしたトモだったが、前走はあばらをうっすらと見せつつ後肢のボリュームはアップしていた。今回は天皇賞(春)の時ほどの膨らみこそないが、凝縮されて全体的に皮膚の薄い造り。すなわち体脂肪はさらに減少し、より研ぎ澄まされている。これは豊富な攻め量とCWで長めから週2本のハードなケイコを消化しているたまものだろう。前走時に少し爪の状態に疑問符はあったが、今回も同程度なら心配なし。ファン投票1位の期待に応えるべく、攻めの調教が生んだ鍛え抜かれたボディーは見事だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)


・1週前診断


関西(栗東TC)

キタサンブラック  6・15(水) CW 稍重
7F98.1-38.4-12.0(強め)
天皇賞(春)勝ちから中6週、4週前坂路まずまず、3週前Wコース軽め、2週前Wコース好時計、土曜Wコース好時計で、1週前もWコースで好時計をマーク。 1週前の時計は中3週前走時にやや劣るけど、土曜に凄い時計を出しているし、3ヶ月強ぶり大阪杯時と五分、約2ヶ月ぶり有馬記念時Wコース6F83秒台1F12秒前半より良いし、文句なしと思う。 最終追い切りは前走時のWコース6F81秒台1F12秒台より軽くていいと思うし、6F83秒台1F12秒台ぐらいでも。







エントリーNo.3


love


【ラブリーデイ=評価B】

 海外帰りの馬は間隔にかかわらず、国内初戦はトモをこぢんまりと見せることが多い。昨年の宝塚記念はもちろんのこと、その宝塚以上にトモがパンパンに膨らみ骨量豊かな迫力満点のボディーを示した天皇賞(秋)に比べると、今回は少し丸みを欠いている。とはいっても最高の状態に比べると見劣るというレベルで、今回のシルエットでも9割程度の状態には持ってこられた印象。1週前追い切り前の撮影だが、少し皮膚を厚ぼったく見せるあたりにこの馬らしさが垣間見える。100点ではないが、いい状態で出走できそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)


・1週前診断

関西(栗東TC)

ラブリーデイ 6・16(木) CW 稍重
6F83.2-38.4-11.7(馬なり)
QE2世C4着から中7週、2週前Wコース好時計で、1週前はWコースで好時計をマーク。 3ヶ月強ぶり大阪杯時と比べると、量少なく、時計は上、約3ヶ月半ぶり京都大賞典時と比べると、量少なく、時計は上ということで問題なく順調そう。 最終追い切りも軽すぎることなく、1週前ぐらいの時計が見たい。








エントリーNo.4


syuva


【シュヴァルグラン=評価A】

 胴長&脚長のスラッとした体形だが、阪神大賞典時は前後のバランスが良く筋肉質の好馬体を誇示。そして天皇賞(春)は重心のバランスもあるが、臀部(でんぶ)の膨らみがやや落ちた分、少し頼りない姿形になっていた。その分、評価を一枚下げた経緯があるが、今回は2走前同様のシルエット。細い脚に見合う筋肉質でスラッとした胴体は均整が取れており、前走時以上の出来に映る。少し馬っ気が出かかっているのはご愛嬌(あいきょう)。今回は阪神大賞典同様に好状態と判断して良さそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)


・1週前診断

関西(栗東TC)

6・15(水) CW 稍重
6F84.7-39.4-12.3(一杯)
????????から中6週、3週前Wコース6F85秒台1F12秒台、2週前Wコース6F84秒台1F13秒台で、1週前はWコースで終い好時計。 中5週前走時と比べると、量五分、時計は良く、約2ヶ月ぶり阪神大賞典時と比べると、量五分、良いということで、一見地味で目立たないけど、この馬にしたら良いというか、さらに良くなってきてもぐらいで。 最終追い切りも地味めだろうけど、これまでで1番と思える時計が見れたら最高。







エントリーNo.5

スポニチアネックス記事


malia


マリアライト80点 トモが寂しく映る

ハミを着けずにチェーンシャンクだけで撮影に臨んだのはおとなしい気性だからでしょう。昨年の有馬記念よりもゆったりと立っていて、余裕を感じさせます。トモは寂しく映りますが、牝馬だけに許容範囲。対照的に肩は筋肉で盛り上がっています





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写真は以上。

あとスポニチアネックスのコメントだけ以下にまとめ↓




ドゥラ規格外の100点!絶妙な傾斜の強じんな飛節
2強グランプリだ!鈴木康弘元調教師(72)がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第57回宝塚記念(26日、阪神)では昨春の2冠馬ドゥラメンテに唯一100点満点を付けた。一方、ラブリーデイには小差の95点。残るライバルは全て80点以下の低評価にとどめた。達眼が捉えた2強ボディーとは…。

 ライバルがかすんでしまう飛び抜けた体つき。ドゥラメンテの姿をひと目見ただけで傑出したサラブレッドだと分かります。とりわけ優れているのが強じんな飛節。馬体に不釣り合いなほど発達しています。角度も深からず浅からずの絶妙な傾斜。飛節はトモ(後肢)のパワーを球節、蹄に伝える部位。競走馬を購入する時も飛節の良しあしが大きな判断材料になりますが、その最重要部位が並外れて優れている。

 レースではスナップを利かせた独特な走り方をします。パドックでもスナップの返りが凄い。歩様を見るだけでドゥラメンテだと分かります。規格外の飛節がスナップを存分に利かせ、あのすさまじい末脚を生む。2冠馬パワーの源泉です。

 後肢が強じんなら、前肢は柔らかい。膝や両前の球節は小さい半面、柔軟性があります。後肢の推進力を受けて柔らかく着地できるから突っ張ることもなく、滑らかにストライドを伸ばし続けられる。後肢と前肢が剛柔のコントラストを描く競走馬の理想像です。

 ドバイ帰りの一戦でも遠征のダメージはどこにも見当たりません。3歳時には細く映った腹周りがフックラしている。トモには鍛え抜かれた鋼のような筋肉が付いています。気性の勝った馬ですが、立ち姿には力強さの中に落ち着きがある。目標をにらみつけるような目と耳。ハミもしっかりくわえています。精神面も充実しているのでしょう。

 宝塚記念のファン投票は6位だったと聞きました。蹄跡を考えれば、この人気のなさは不可解です。強いだけではファンの心をつかめないのかもしれません。ともあれ、仕上がりには非の打ちどころがありません。「最強」を誇示する飛び抜けた体つき。数年に1頭出現するかどうかと思わせる超一流馬です。 (NHK解説者)



ラブリーデイ95点 蹄鉄変わって立ち姿見違えた
ラブリーデイは昨年の有馬記念時と立ち姿が一変しています。当時は硬さが目立ったため馬体採点を90点にとどめましたが、今度はその硬さが取れています。

 なぜだろうか。蹄を見ると、両前肢に装着していたエクイロックス(接着蹄鉄)を外しています。冬場は蹄が硬くなるため鉄を打ち替えれば傷んでくる。そのためエクイロックスで固めていたのですが、春になって爪が伸びたのです。ノーマルの蹄鉄に戻したことで大地をしっかりとつかんで立っています。前肢を遠慮がちに地面につけていた有馬記念とは見違える立ち姿。当時に比べてハミも気持ちよく受けている。精神的にとても充実しています。

 馬体は昨年と変わりません。前後肢ともに豊富な骨量と発達した筋肉。キングカメハメハ産駒らしい岩のような野性味あふれる体つきです。十二分に発達した筋肉が独特のピッチ走法を生み出しているのでしょう。

 「蹄なくして、馬なし」と言います。元気な蹄で迎える6歳春の大一番。ドゥラメンテのような凄みこそありませんが、昨年の有馬記念を上回る状態なのは間違いありません。次位の95点とします。


キタサンブラック80点 距離短縮は不利
首と脚の長さが目立つ、いつもながらの体形。こういうタイプは完歩が大きいため一瞬のスピードがありません。じっくりとレースを進められる平均ペースの長距離戦向き。距離短縮は有利ではないでしょう。立ち姿には春の天皇賞時ほどの鋭さが感じられません。



カレンミロティック80点 立ち姿に緊張感がない
460キロ前後の馬体重ですが、500キロ近くあるように見せるつくりです。発達した骨格、鍛え抜かれた筋肉。背中も腹下も長く、長距離向きの体形です。肩の傾斜もいい。ただ、膝と球節が小さい。前肢を投げ出すような立ち姿には緊張感が感じられません



サトノクラウン70点 バランス欠いた印象
トモの位置が少し後ろ気味。同厩舎のドゥラメンテとは対照的に飛節の角度が浅い。耳が大きくて、バランスを欠いている印象


サトノノブレス70点 立ち方が間延び
背と腹下が短い中距離体形ですが、頭を投げ出すような間延びした立ち方。尾の付け根も上がっていて、機嫌が良くなさそうです



ラストインパクト80点 もっと素軽さが欲しい
昨年の有馬記念時よりも気持ちの入った立ち姿。鼻の穴をしっかり開け、尾にも力強さがあります。気候のせいか、毛ヅヤも格段にさえている。半面、母の父ティンバーカントリーの影響か、全体に重さを感じます。芝の2200メートルを走るならもっと素軽さが欲しい



アンビシャス80点 つなぎに遊びが欲しい

精かんな面構えが目を引きます。鋭い目つき、大きな鼻の穴。馬相で採点すれば100点です。ただし、脚元を見ると、つなぎが立っています。着地時に地面から受ける衝撃を緩和しづらい形状。膝の柔らかさで補っているとはいえ、つなぎにもっと遊びが欲しい


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さてさてどうなりますかね



競馬道場ランキング参加者の個別紹介ページです

※参加回数15回以上対象

※随時更新予定  (たぶん)

※プロフィール文変更などはコメントで



・プロフィールデータ

競馬歴10年
血統 好きな血統だけ重視
騎手 デムーロルメールこそが神 福永は苦手
好きな馬ダイワスカーレット
コース 成績が良い馬を考慮に入れる
競艇で死ぬほど負けたので競馬のみに絞ろうかと!


・ブログ 無し



・参加レース ポイント結果

レース名-コースポイント
産経大阪杯GⅡ阪神43630
桜花賞GⅠ阪神42160
皐月賞GⅠ中山52845
読売マイラーズカップGⅡ京都413115
天皇賞(春)GⅠ京都81513-25
京都新聞杯GⅡ京都183115
NHKマイルカップGⅠ東京1161785
ヴィクトリアマイルGⅠ東京58230
優駿牝馬GⅠ東京192120
東京優駿GⅠ東京631320
鳴尾記念GⅢ阪神162125
安田記念GⅠ東京29570
マーメイドステークスGⅢ阪神621245
エプソムカップGⅢ東京210950
函館スプリントステークスGⅢ函館71312-15
ユニコーンステークスGⅢ東京215120
宝塚記念GⅠ阪神2115100
紫苑ステークスGⅢ中山512110
セントウルステークスGⅡ阪神82950
ローズステークスGⅡ阪神111785
セントライト記念GⅡ中山139120
 産経賞オールカマーGⅡ中山51660
神戸新聞杯GⅡ阪神126135
スプリンターズステークスGⅠ中山41113-25
毎日王冠GⅡ東京87110
京都大賞典GⅡ京都83435
秋華賞GⅠ京都35255
富士ステークスGⅢ東京98150
菊花賞GⅠ京都64145
スワンステークスGⅡ京都101115-75
天皇賞(秋)GⅠ東京41370
アルゼンチン共和国杯GⅡ東京43230
エリザベス女王杯GⅠ京都63140
マイルチャンピオンシップGⅠ京都218640


(34回中)平均獲得pt 50.4


◎本命馬成績

(7-5-1-21)
単勝的中率7/3420.6%
3着内率13/3438.2%


○対抗馬成績

(4-5-6-19)
単勝的中率4/3411.8%
3着内率15/3444.1%


・開催馬場別ポイント平均


京都  27.2 9 回
阪神  78.8 8 回
中山  42.0 5 回
東京58.6 11 回


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11/24更新

1stシーズン成績

全体ランキング 58.2pt 14位
①3歳限定 80.7pt  6位
②古馬限定 42.5pt  14位
③1600M戦 63.3pt  (参加回数6回)


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