下町ドウジョー

どのような競技なのかも正確には知らない『競馬』の、ブログ製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目(タマネギ)と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した予想家たち。そんなメンバーが、競馬予想で東京オリンピック出場を、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ドウジョー」と名付けられたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集して競馬予想に挑戦するドラマである。

2016年05月

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2016年日本ダービをタマネギ馬券購入にフォーカスをあわせ回顧します。


2015年の結果はコチラを見てね↓
タマネギのつぶやき⑩~ダービーにかける想い~



※競馬道場宣伝の為ですが、かなりの飯マズなので閲覧注意!








買い目とだいたいの予算は皐月賞過ぎたあたりから決めてましたね。


(脳内オッズ優秀杉www)






簡単に宣言はしましたが当然ながら非常に悩む…。





調教結果や陣営の自信満々のコメントから、サトノダイヤモンドに対する評価は揺るぎないものの

対抗相手に指名したマカヒキがどうも不安。


1週間近くず~~~っと考えて考えて
不安な気持ちを落ち着かせる為に変な指数まで作り出しwww


そして決意が固まったのがレース当日の日曜日。



馬連に15万Betの予定でしたが、不安視しているマカヒキのみ飛んだ場合悔やんでも悔やみきれない!!


なので買い目を変更…








馬連7.3倍に10万

⑧サトノダイヤモンド単勝4.3倍に7万で勝負!!

(※オッズは日曜朝の時点)



これならマカヒキが飛んだ場合もサトノダイヤモンドが優勝すれば投資金額+αで獲得できる計算!!


サトノダイヤモンドが飛んだなら俺の負け!




大勝負ほどシンプルに


ギャンブルで後悔しない鉄則かもしれませんね。





そして運命のレース結果は












大接戦サトノダイヤモンド ハナ差2着!!


44444




















33333







人生を変えた2015年日本ダービーから1年…


同じ舞台での逆転ホームラン……




震える手でドヤツイートも致し方ありませんw






image










競馬収支も一気にプラス域へ


image



見づらいと思いますが5月が+460900

2016年トータル収支が+247690円って事です。








……………

………………

………………

…………………………






あれ!!?


555



2015年の競馬収支がたしか……







-231120






つまり2015年ダービーから始まった第2の競馬収支トータルが



…+16570円w









ギャンブルなんてそんなもんだよな~

666




劇場型でたまに盛り上げるけど年間打率はDランクの3流野球選手タマネギなのでした。




-完-




しかし沢山の方に祝福のコメントもらえて凄い幸せでした^^v

皆さま本当にありがとうございます!!

これからも競馬道場で勉強を続けてこのわずかなプラス収支を守れるようにしていですねw




今月は8レース集計

テレビ東京杯青葉賞
天皇賞(春)
京都新聞杯
NHKマイルカップ
ヴィクトリアマイル
優駿牝馬
東京優駿
目黒記念


G1戦線を制したのは…誰だ!!









※今回から順番を変えて月間MVP発表→全体ランキングの順で記載します。



月間MVP -5月-

参加者名月間獲得
綾恵760
大多695
サリエラ690



・参加者全体


参加者名
予想回数合計ポイント平均
大多28207574.1
綾恵28213076.1
山田28186566.6
たま28149553.4
タマネギ23164071.3
じん1071571.5
みくる26157060.4
まさ★27147054.4
馬太郎24112546.9
24150562.7
ダスト23169073.5
くま子1255045.8
bravo1868037.8
サリエラ16123577.2
561049549.5
ガイル1257047.5
いため749070.0
ぴん211557.5





ランキング

参加者名予想回数平均平均順位
サリエラ1677.2 1 位
綾恵2876.1 2 位
大多2874.1 3 位
ダスト2373.5 4 位
じん1071.5 5 位
タマネギ2371.3 6 位
いため770.0 7 位
山田2866.6 8 位
2462.7 9 位
みくる2660.4 10 位
まさ★2754.4 12 位
たま2853.4 13 位
561049.5 14 位
ガイル1247.5 15 位
馬太郎2446.9 16 位
くま子1245.8 17 位
bravo1837.8 18 位

※ランキング順位ソート(参加7回以上が対象)




5月はyahoo!の2人が好予想連発!!

たぶんそんじょそこらの有料予想より高精度だったのでは!?w


しかし!首位に立ったのはサリエラさん


5月集計8レース中 本命印◎的中が脅威の5回!!

あっぱれ以外の言葉が見当たりません。



競馬道場ランキング参加者の個別紹介ページです

※参加回数15回以上対象

※随時更新予定  (たぶん)

※プロフィール文変更などはコメントで



・プロフィールデータ

競馬王(自称)サリエラさん



自己紹介文が”アレ”でしたので管理人タマネギから紹介


①ブログを見て、恐い人ってイメージでしたが競馬道場作ったときに勧誘させてもらったら意外にも了承してくれて喜びつつも内心驚いた。

②『押し売りさんに推薦馬を紹介しよう!』の時にお願いした際にも応えてくれた。(もしかしてだだの良い人?)

③馬券の買い方がヤバイ(タマネギより断然ブッ込む)

④その結果ホームランも多いが三振される事もしばしば…笑




・ブログ℃田舎葬送曲


・参加レース ポイント結果

レース名-コースポイント
毎日杯GⅢ阪神51280
日経賞GⅡ中山213115
高松宮記念GⅠ中京511765
産経大阪杯GⅡ阪神32665
桜花賞GⅠ阪神42360
皐月賞GⅠ中山231100
フローラステークスGⅡ東京158120
読売マイラーズカップGⅡ京都13145-60
テレビ東京杯青葉賞GⅡ東京34860
天皇賞(春)GⅠ京都112890
京都新聞杯GⅡ京都184105
NHKマイルカップGⅠ東京112485
ヴィクトリアマイルGⅠ東京42360
優駿牝馬GⅠ東京1101590
東京優駿GⅠ東京136120
目黒記念GⅡ東京25880
安田記念GⅠ東京211340
マーメイドステークスGⅢ阪神381135
エプソムカップGⅢ東京1410110
函館スプリントステークスGⅢ函館26455
ユニコーンステークスGⅢ東京139120
宝塚記念GⅠ阪神24195


(22回中)平均獲得pt 76.8



◎本命馬成績

(8-6-3-5)

単勝的中率8/2236.4%
3着内率17/2277.3%


○対抗馬成績

(3-3-3-13)

単勝的中率3/2213.6%
3着内率9/2240.9%


・開催馬場別ポイント平均

京都  45.0 3 回
阪神  67.0 5 回
中山  107.5 2 回
東京88.5 10 回

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7/9更新

1stシーズン成績

全体ランキング 76.8pt 2位
①3歳限定 94.0pt  1位
②古馬限定 62.5pt  4位
③1600M戦 50.8pt  (参加回数6回)


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【目黒記念】重賞初挑戦のクリプトグラムがV!

サンケイスポーツ 5月29日(日)17時39分配信


5月29日の東京12Rで行われた第130回目黒記念(4歳以上オープン、GII、芝2500メートル、18頭立て、1着賞金=5700万円)は、福永祐一騎手騎乗の3番人気クリプトグラム(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)が1番人気のマリアライトをクビ差押さえてV。タイムは2分30秒6(良)。

 外からデウスウルトがハナを切って、その後にサムソンズプライド、タマモベストプレイが続く。淡々としたペースで進み、隊列は落ち着いた。クリプトグラムは中団を追走し、マリアライトをマークする形。直線残り300メートルでマリアライトが抜け出しをはかるが、その外からあっという間にクリプトグラムがとらえる。あとは最後までそのリードを保ってゴール。重賞初制覇を決めた。

 2着マリアライトからさらに3/4馬身離れた3着には昨年の勝ち馬ヒットザターゲット(8番人気)が入った。2番人気のタッチングスピーチは6着となっている。


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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2016 目黒記念(GII) 東京芝2500m良
レース回顧・結果

2:30.6 7.3 - 11.2 - 11.2 - 12.8 - 12.6 - 12.2 - 12.3 - 12.4 - 12.0 - 11.7 - 11.5 - 11.5 - 11.9
61.2-58.6SS


 合算ペースではあるが、前半1000で61.2と遅い流れ、後半5Fで58.6、このレースらしい最序盤が遅く向こう正面でペースが少し上がってからもう一段階上がるという競馬で割りとステイヤー色が強い競馬にはなったかなと。3~4角でも12.0-11.7とそれなりに速いラップだし、そこから直線にかけてもう一段回上げていくがそれでも極端なトップスピードは要求されない競馬になった。まあ余談だが、このラップを見てもわかるがやっぱりダービーのレースラップ、特に後半はすごいよね。60-58で中だるみ、あれでも上がりきっていないで2:24.0、L1最速11.0なわけだし。少なくともダービーと比べるとラップや時計的な評価はそこまでできないかな。


 1着クリプトグラムは15番枠から五分のスタート、そこからじわっと下げながら中団の外目で進めていくという形。道中も離れすぎずにしっかりと中団馬群の中に入り込んでロスなく進める形。3~4角でもじわっとペースが上がっていく中で中団中目から徐々に外に持ち出して3列目で直線。序盤でそこから追い出されるとしっかりと伸び始め、L2で先頭列に並びかける。L1ではそこから抜け出し、抵抗するマリアライトをクビ差競り落としての嬉しい重賞初制覇となった。普通に強い競馬をしていると思う。中団馬軍の中で3~4角では上手く立ちまわったし、流れ的にも福永が我慢すべきところを我慢して動くべきところで動けている、そんな中でもロス自体はなかったわけではないし、その中でマリアライトを競り落とせたのは評価したい。まあ実質4kgのハンデがあったし、この程度の差だと流石にマリアライトより上と評価するのはまだ早計だが。最低限ポテンシャル戦の中でマリアライトを撃破出来たのは目途を立てたと言って良いのかなと思う。ただ、マリアライトはポテンシャル線ではオールカマーで見せたようにショウナンパンドラ相手には完敗するレベルなので、GIまでとなると斤量差のない状況でもう一段階上げてきて欲しいかな。思っていたより強かったと思うし、もちろんじわっとした加速でギアチェンジ面が問われなかったのも良かったと思うので、器用さが要求されてどうかというのも注目したい。


 2着マリアライトは6番枠からまずまずのスタート、好位の外目に誘導しながらの競馬で、2角過ぎで結局外に出しきれずに中団馬群の中で進める形で3角に入る。3~4角では中団の中目から外に出してしっかりと動いて直線。序盤で一気に先頭に立ってL2で抜け出しにかかるがここをクリプトグラムの目標にされる。それでも最後に決定的には勝負を決めさせず食らいついてきて流石、というところは見せての2着。ん~ちょっと蛯名が焦った感じはあるんだよなあ。ダービーで後ろから行って届かないパターンだったから、それが結構ショックだったのか早い段階から外に外にっていう形ばかり意識していたのかなと。その点で最後の甘さにつながったのもあると思う。内枠だったし、結構ギアチェンジを持っている馬だったから、もうちょっと前目内目で我慢しても良かったかなというのはあるかな。まあエリ女で積極的に動いて勝ち切ったわけだし、有馬もそのパターン、日経賞ではうちで我慢する形で負けたというのもあったから、関係なく積極策でという可能性も十分にあるし、56kg背負って勝ちにいって甘くなった2着なら仕方ないかな。最後も盛り返していて抜けだしてふわっとした感じもあったかもしれんし。ひとまずこの馬のいいところを削ぐことはなかったと思うけど、このレベルなら器用さを活かす競馬を試しても良かったとも思う。日経賞は相手が悪かったわけだし。


 3着ヒットザターゲットは10番枠から五分に出て無理をせずに内に誘導しながら中団につけていく。道中も最内で進めながらしっかりと折りあって3角に入る。3~4角で最内をロスなく立ちまわる形で我慢しながら3列目で直線。序盤でそこから我慢しつつも置かれずに2列目、L2で進路が開くので追い出されるとすっと伸びて2着争いまで視野。最後はマリアライトが再度伸びたので食い込めずも3着確保で存在感を見せた。ん~追い切りイマイチに見えたんだけどなあ…昨年の覇者の面目躍如という走り。まあもちろん3~4角で完璧に立ち回れたし急激な加速もなかったからそれがこの馬にとっては良い展開だったのは確か。それにあの枠から上手く中団最内に入り込んだという小牧の技というのもあったかな。相手関係は読みにくいところはあるんだけど、それでもレコンダイトは封じきったし、マリアライトとの比較で見てもまだまだこの路線では侮れんな…。高いポテンシャルを見せたのと、急激な加速が問われなかった中で上手く内を通せた、高速馬場だったことも含めて上手く噛み合ったのは確かではあると思う。


 4着レコンダイトは3番枠からまずまずのスタート、そこから内を取り切って中団の内にしっかりと入る。道中もヒットザターゲットを前において中団最内をキープしながら3角。3~4角でもヒットの直後をピッタリとつけて出口で外に誘導して直線。序盤で外に持ち出すまでに少し苦労し、L2にクリプトグラムの直後を取る。ただこれが少し前でふらふらしていたので進路を取り切るのにちょっと苦労し、L1で伸びてくるも4着までだった。ヒットが前に入っている以上は外に出さんと勝ちはないわけだし、この選択は良かったと思うが、まあ結局は進路を作りきるのが難しい展開にはなったかなと。それでも3~4角はロスなく立ちまわったし、L1ではなんとか出せていた。咬み合っていれば3着はあったかもというような競馬はできたのでそこは評価できるかな。展開面も少し恵まれてはいると思うので、今後ちょっと馬券的に狙い所が難しくなったかな。ヒットやマリアライトとは斤量差もあるしね。流石に上位陣と比べると一つ評価を下げておきたい。


 5着モンドインテロは5番枠から五分に出てそこから内の好位列の内目に入り込みながら進めていく。3~4角では好位列の中目で上手く押し上げながら進路をしっかりと確保して直線の入り。序盤で追い出されて先頭列に並びかけるがL2でやや伸び負け、そのままL1でも伸び切れずに5着完敗となった。まあ3着争いとは僅差だし、3~4角では少しロスがあったので、この5着なら悪くない。ただ上位2頭とは少し差のある競馬になっているのでそれは現状としては受け入れる必要があるかも。この馬もクリプトグラム同様に足を出しきりやすい競馬になっているし、4角以降はかなりスムーズに脚を出しきる競馬ができているので、甘くなったとしたらやっぱりまだ重賞戦線で勝ち負けとなると今一歩かなと思う。トップスピード戦ではまだ目処を立てられていないし、ポテンシャル戦でももうワンパンチほしいね。まあ56kgだったからハンデはそれなりに見込まれていたと思うし、4歳馬で成長過程にあると思うので今年の夏が楽しみかな。


 6着タッチングスピーチは16番枠からやや出負け、やはり課題のポジショニングは苦労して後方からの競馬となってしまう。道中も最序盤が緩いぐらいで徐々に加速していく流れの中で最後方に近い位置。3~4画では内目を立ちまわって後方、直線で馬群の中に突っ込む。ただ序盤でジリッと伸びかけたもののL2の上り坂地点でぐんと来ることができず、L1でも雪崩れ込んでは来たがいまいち伸び切れずの完敗だった。ん~ひとまずポジションが悪すぎた。このレースは前々からでもロンスパで長く脚を使ってくる馬が多いわけで、あの位置で競馬してしまうとちょっと難しかったね。最序盤緩いところでポジションを取れないと難しいし、かと言って3~4角で外から動くとロスも小さくない流れ、内で待てば脚は使ってくるけど届かない位置。結局は最序盤だろうと思う。ただ、それとは別にポテンシャルもそろそろ底を見せてきたというか、流石にL1でもうちょっと明確に食い込んで欲しかったかな。もっとやれると思ったけど、高速馬場だと良さが出ない感じはあるね。それと後半要素より前半もう少し基礎スピードを要求されたほうが良いかもしれない。その点でも北海道シリーズだと面白そうなんだけどなあ。函館記念、札幌記念といったところで見てみたい。クイーンSはあまり合わないと思う。


+++++ポイント結果+++++

222


333




新加入ぴんさんの◎ヒットザターゲットの理由が非常に気になります!!

現地観戦でなにか光って見えたのでしょうか??

差し支えなければご教授お願いします。



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マカヒキ優勝、鼻差の激戦を制す/ダービー

日刊スポーツ 5月29日(日)16時4分配信


<ダービー>◇29日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳◇出走18頭

 川田将雅騎手(30)が騎乗した3番人気マカヒキ(牡、友道)が、サトノダイヤモンドとの激しいたたき合いを鼻差制して優勝。2013年に産まれたサラブレッド6913頭の頂点に立った。勝ちタイムは2分24秒0。皐月賞馬の1番人気ディーマジェスティは3着。

 好天も加わり午後3時現在で13万597人が詰めかけた東京競馬場。レースはマイネルハニーがハナに立ち、プロフェット、アグネスフォルテが続く。マカヒキはライバルのサトノダイヤモンドの動きをマークするように直後の8番手につける。直線では前にいたエアスピネルとサトノダイヤモンドの間の狭いところを割って抜け出すが、ルメール騎手が懸命に追うサトノダイモンドがゴールまで食い下がり鼻差の辛勝となった。

 10回目の挑戦で念願のダービーを初制覇した川田騎手は「ゴールに入った瞬間はこちらが勝ったと思ったが、なかなか結果が出なかった。掲示板で『3』という数字を見てこみ上げてくるものがありました」。写真判定を待つ間、ダートコースに入るも、確定してから芝コースに戻り、ビクトリーランで応えた。競馬場を包む川田コールの大歓声に馬上から何度も頭を下げて感謝の気持ちを表した。「皐月賞が悔しい2着だったので、何とかしたかった。今日はゲートもうまく出てくれたし、いい位置取りでレースが運べた。最後は手応えも良かったので、狭いところでもマカヒキなら大丈夫だと。何とか届いてくれ、と必死で追った。不細工な乗り方になったけど、願いを込めて追った。この強いメンバーに勝ててうれしい。ホッとした。先につながる競馬ができたので、これからも楽しみです」と話した。

 ダービーを初制覇した友道康夫調教師(52)は「久しぶりに声が出た。覚えていないけど、何か叫んでいた。ゴールの瞬間は半信半疑だったが、周りが『勝った』と言ってくれたので。写真判定が出て、オーナーと握手して感激した。この1週間は競馬と関係ない方からも声をかけられ、ダービーというのは大変だなあと。皐月賞が厳しい競馬だったが、レース後に疲れが残らなかったのがよかった。いい感じで来られて100%の出来。これで負けたら仕方がないわと。血統は短距離なんですが、この馬は落ち着いているし、気性からも大丈夫と思っていた。近来まれにみる強いメンバーで勝ったので、これからが楽しみ。登録している凱旋門賞も選択肢のひとつ。オーナーと相談して決めたい」と話した。


ルメール騎手「とてもリラックスして、いい雰囲気だった。追い出しを我慢して、直線での反応は良かった。勝ち馬とこの馬は同じくらいポテンシャルが高いけど、今回は鼻だけ届かなかった。残念です」


蛯名騎手「(結果は)仕方がない。道中はもまれない位置で運ぶことができたけど、直線で(内から)寄られたこともあって、もう一度外に持ち出し直さなければならなかった。運が悪かったね」

4着エアスピネル
武豊騎手「思い通りのいい競馬はできた。馬の状態も良かった。勝ちを狙って運んで、直線で抜け出したときは勝ったかとも思ったけど…。生まれた年が悪かったね。上位馬が強かった」

5着リオンディーズ
M・デムーロ「最初に掛かったのが痛かった。それでも直線は勝ったと思ったくらいの伸び脚だったが…」

6着スマートオーディン
戸崎騎手「もう少し後ろから競馬をしたかった。返し馬からすごくいい感じだった。力があることは確認できたレースだった」

7着マウントロブソン
Tベリー騎手「スタートで出負けしたのが大きかった。距離は問題なかったし、馬は頑張っています」

9着レッドエルディスト
四位騎手「小細工なしで、直線勝負をしようと思っていた。この後に休ませることで、秋にはもっと良くなっていく馬だよ」

13着ヴァンキッシュラン
内田騎手「出たなりで道中の位置は悪くなかったけど、追い出してからの反応が前走ほどなかった」

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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2016 日本ダービー(GI) 東京芝2400m良
結果・回顧

2:24.0 12.6 - 11.1 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 12.9 - 13.1 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.0 - 11.6
60.0-58.0SS


 1000通過が60秒フラット、そこそこ流れたと見せかけてかなりの高速馬場状態と中だるみによって後半が58.0と前後半で見れば2秒のスロー。ちょうど中盤の2Fが12.9-13.1とハロン13とかなり落ち込んでいるので、実質的にはかなりのスローになっていた。時計が2:24.0と遅いのも納得だし、後半5Fの58.0はかなり速く、昨年は2:23.2と超高速決着だったが後半1000は59.4だから1.4も速い。スローからの2段階加速で、L2で強烈なトップスピードを要求されたという競馬だ。2段階目の仕掛けが遅かったわけなので、直線でのギアチェンジが要求されている度合いが強い。このペースを楽に進めつつそこからしっかりとギアを引き上げられたかどうかが勝敗に直結したかなと感じる。時計は思っていたより遅かったが、遅くなるだけの状況になっているし、その分後半5Fが相当速いので個人的には前評判通りかなりのハイレベル戦だったと見ていいと思う。非常に良いレースだったと。


 1着マカヒキは3番枠からまずまずのスタートを切ってそれを活かして下げすぎずにしっかりと中団の内目に入り込む形。道中はエアメサイアを目標にするような感じ、しっかりと折り合いながら前にスペースを置いて動くイメージを持ちながらでアジュールローズを直後に置く形で3角。3角手前の中だるみでも動かずに3角でエアスピネルが動いたところでその直後をとって内目から少し外に上手く誘導しながら中団で直線。序盤ではまだ狭かったが上り坂で進路確保しながらしっかりと間を割るとすっと反応、L1でそこから抜けだしてサトノとの大接戦を制してダービー馬となった。川田が完璧と言っていい騎乗でダービーをしっかりと取り切った。とにかく最序盤のゲート、そして馬を信頼して下げすぎなかったことが大きいと思う。恐らく隊列だけ見たら結構流れているかなと判断したいところだが実際はスローの中で道中も動くイメージを持っていた。ポジションを取ってかつ動くイメージを持てていたこと。エアスピネルを追いかけるイメージをもっていたことで前に壁はあったが直線に入るまでにある程度加速しながら進められたと思う。前がある程度までは伸びてくれると信頼できたエアスピネルだったし、それを早い段階で選んでいたというのが良かった。それと馬もやっぱり上り坂であの感じでも置かれずにむしろ伸びてきているぐらいだったから、上り坂で加速するのが得意なんだろうと思う。それと皐月賞とダービーでは要所の反応が逆になっているように、多分この馬はコーナーで加速することをあまり得意としていない気がする。弥生賞みたいに前も仕掛けを待っていて後ろから動く馬もそんなにいないと相対的に動けているように見えたけど、やっぱりこの馬は直線の加速地点でしっかりと伸びきれているからね。ディーマジェスティと比較するとその辺が今回は勝敗の鍵を握ったかなと思う。直線だったらこれぐらいの器用さは見せているから、その点でも東京向きだったと見て良いんじゃないかな。まあ今年のクラシックの総評というか、このダービーのマカヒキ本命はこのクラシックを総括した結果なんだけど、とにかく本当に難しい世代だった。例年なら通用しそうな馬が通用しないから予想もかなり難しかったし、今回のダービーにしてもサトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、リオンディーズはいずれも高いレベルで底を見せていない馬だった。特にサトノダイヤモンドに関しては持っている総合的なものでは最上位かなと思っていて、この2頭の評価は本当に悩まされた。その中でディーマジェスティの皐月賞のパフォーマンス。これも悩まされた。ダービーでここまで穴を狙えないなと思った年は過去に例がないほどで、真打ちが後から後から出てくるという稀有な年だったと見ていいと思う。分析家としては大変な年だったと思うが、最後の最後にダービー馬に本命を打てたのは良かった。そして川田を信じて、川田がその期待以上の競馬をしてくれたこと。これも素直に嬉しいし、おめでとうよりもありがとうの一言のほうが強い。サトノが世代最強レベルのパフォーマンスを見せた中で一つでも間違っていたらまず勝ちはなかった。川田の騎乗を賞賛せずにこのダービーを振り返ることはできんでしょう。素晴らしい騎乗でした。馬券的には面白く無い結果になったけど、競馬としてみた時にこのダービーは1年後に伝説になっているかもしれんね。素晴らしいレース、そして素晴らしい騎乗、そしてマカヒキの素晴らしいパフォーマンスでした。


 2着サトノダイヤモンドは8番枠から好発、そこからどうするかなと見ていたがルメールがしっかりと下げずに流れに乗せていく形を選択して中団、マカヒキとちょうど同じような列で進めていく。道中も前がある程度離して進める中で60秒通過、その中で中団の外目でしっかりと折り合って進めて3角に入る。3角でエアスピネルを目標にしながらその外からじわっと追走、4角でもマカヒキを出さない感じで蓋をしながら直線に入る。序盤で好位列から追い出されてエアスピネルを目標に伸びてくる、L2の坂の地点でもしっかりと加速するが間を割ってきた川田マカヒキにグンと伸びられ前に出られる。それでも最後まで食らいついて大接戦に持ち込む盛り返しを見せるも際どく届かず2着までだった。これはルメールマジでごめんなさいレベルで素晴らしい騎乗だったと思う。これに関しては川田が非常に高いレベルで神騎乗だったと思うし、ルメールにしてもサトノを信じて一番強いという乗り方をしてくれたし、かつ最大のライバルといってよかったマカヒキをもちろん合法的に閉めてと完璧な流れだったと思う。これで負けてしまう辺りがルメールといえばルメールなのかもしれないけど…ただ勝つために最高の競馬をしてくれたと思う。正直スローからの2段階加速でもL2最速11.0、この流れでしっかりと鋭く脚を使ってきたのは驚きだし、この競馬でマカヒキが完璧に近い競馬をしての接戦ということを考えるとこれは相当な器だと言わざるを得んよね。本当に相当強い競馬をしているんですよ。ダービー向きじゃないとか言ったけど、そういうレベルじゃないよねと。本当に先が楽しみな世代で、少なくとも総合的に見れば世代最強でも驚け無い。ただ器用さという点ではディーマジェスティよりは上でもマカヒキに狭いところでぐんと来られているし、ある程度流れた中では不利があったにせよ皐月賞で少なくともディーマジェスティには完敗…。そういったところを考えると勝ち切るには何かしらのアイデアは必要かもしれんね。スローロンスパの形でも最後まで足を使えているし、恐らく菊花賞も全く問題ないと思う。むしろこのレースでステイヤー色が強い印象も植えつけたし、本当に変幻自在すぎて分析家泣かせというしか無いな…本当にこちらの想像の範囲を軽々と超えてくるんだから、脱帽するしか無い。今回も2着だけど、ここまでマカヒキに対して互角以上なんじゃないか?と思わせるほどの競馬をこの展開でしてくるとは思わなかったよ。本当にすごい馬、サトノクラウンも好きな馬だけど、サトノダイヤモンドがサトノ最強は間違いないかな。結局この世代はマカヒキ、ディー、サトノの3強だったと見るべきだと思う。(注:回顧記事作成後に道中落鉄していたことが判明。まあ程度を語るのは難しいけど影響がなかったというのは難しい。でもあんまり気にし過ぎないほうがいいきもする。)


 3着ディーマジェスティはこちら


 4着エアスピネルは5番枠からまずまずのスタートから武豊がどうするかなと見ていたんだが思った以上に積極的に好位を狙いに行って勝負を賭ける3列目に入り込む。道中も前がスローながら単騎で進めていく形の中でこの馬も単独の5番手でレースを進めていく。3角の緩みの中で前にいたプロディガルサンとともにじわっととりつきながら差を詰めて3角。3~4角で前のプロディガルサンを目標に中目から進め、4角でムチが入って直線。序盤で2列目にすぐに並びかけL2の最速地点で一旦は先頭に立つ。しかしL1でちょっと甘くなってしまって最後はマカヒキら3強相手に下がっての4着と屈した。ただ、これは本当に武豊の好調ぶりを見せつける競馬だったなと思う。エアスピネルで勝つならペースが速いようで遅め、そして仕掛けのタイミングをこちらで主導しつつあるかどうかはわからない坂加速のギアチェンジの性能に賭けるしかない、というまんまのことをやってのけてくれた。それに馬も応えてL2の段階でいい足を使って伸びてきた。出し抜こうとしていたしこれは本当に最高の競馬だった。それでも最後は甘くなってしまうぐらい今年のレベルが高すぎた…というしか無いのかなと。ただ、これでこの馬はすべての後半の要素をバランスよく見せてくれたわけで、基礎スピードの幅も皐月賞で見せているように、明確な弱点が全く無い馬になったといえる。府中でパフォーマンスを上げてきている感もあるしね。ただ流石にどういう競馬になっても世代的に最上位にというのはちょっと難しいね。秋の天皇賞を目指すか、マイル路線に進むか…。この世代では素材的に底は見せてしまっているので、あとはこの馬にとってのベストがどこかというのと相手関係との比較からレースを選択して行きたいかな。


 5着リオンディーズは12番枠からややで負け、そこからは折り合いに徹しながら進むがやはり終始首を上げていて掛かって進めてしまう。3角でもレッドエルディスト辺りよりも後ろで後方で進めながら4角出口では実質最後方で進めて直線。序盤で馬群の中に入り込んで一瞬は伸び、L2の坂の地点でも差を詰めてくるのだがL1で甘くなってしまって下がってくるエアスピネルを捕らえるレベルの脚も維持できずの5着完敗だった。まあ、言いたいことは山ほどある。折り合いをこなせというのは難しいにせよやはり掛かってしまってそれを意識しすぎたことでミルコ最大の武器であるレースの流れの読みは完全に鳴りを潜めてしまっていた。もちろんこの馬自身トップスピードの質は高いレベルにあるし、実際直線半ばまでは掛かりながらも伸びてきていた。これは掛かっていたというよりペース自体がゆったりだったので脚自体は引き出せたというところだろう。実際上がりは最速である。明確に詰めていたのがL3-2の地点なので少なくとも後半要素で負けているわけではない。掛かっていたから脚が削がれたとは思わない。むしろ折り合いを意識しすぎたことで必要以上に後ろに下げ過ぎたことが最大の敗因だろうと。まあこれは馬券を買う前の段階である程度想定していて、やっぱり折り合いを気にしすぎて人馬の持ち味を削ぐ形にならないかというのはあった。ただ、それでも終わってみれば2秒のスロー、中団にいた馬が脚を出しきって33秒前半の競馬になった段階で勝敗は決していた。これはリオンディーズが掛かる掛からない以前である。これだけのハイレベル戦になると一つ間違えるとこうなるし、皐月賞で勝負に行った事自体は結果論だと思っているが、ダービーの敗戦は完全に皐月賞のギャンブルがここまで裏目になってしまったというしか無いなと。ダービーに関してはミルコのミスというしか無い。もちろん前につけて折り合っていたかどうか、暴走して大敗したリスクもあるが、あの位置で進めていては勝負にならない以上、勝負に行くなら緩い前半でというのはミルコの十八番だったはず。それをできなくさせたのが皐月賞であり、結果としてダービーの敗因はあの皐月賞だったと言っていいと思うね。ギャンブルに出ると尾を引くことも多いんだけど、常にギャンブルだと思って強気の競馬をすべき馬はしないとダメだよね。最速の上がりは出せたし例年ならこれでもある程度やれちゃったんだろうけど、3頭の怪物候補が各々良い競馬をしてくるとどうにもならない。もちろん仕方ない面もあるが、厳しく言えばミルコが超消極的になったことが敗因としては全てといっていいと思う。少なくとも勝負の舞台に建てない位置にいた。ニュートラルなミルコなら向こう正面の段階でもうちょっと手を売っていたはずだし、そもそももうちょっと前にいたと思う。それをさせなかった皐月賞の負け方とこの馬の前向きすぎる気性というところ。上位との明暗を分けたが、ミルコにはこれを真摯に反省してもらって、怖さを覚えつつもバランスを取ってこれからも胆力を活かす競馬を目指してほしいね。ダービーに関してはルメールとは天と地ほどの差がある内容となった。


 6着スマートオーディンは10番枠から五分には出てそこから無理をせずに下げて中団馬群の中に入り込む。道中でそこからも少し下げつつディーマジェスティをマークするような形で進めていく。3~4角でも中団馬群の真ん中で我慢しながら外目を追走、ただお仕上げきれずに後方で直線。序盤でディーマジェスティの直後を取るのだがディーのほうが反応が悪くて抜け出すのに少し時間がかかる。そこから外に出して一瞬は伸びかけるが一瞬だけ、L1は甘くなった。まあこれは納得の負け方というか、やっぱりこのクラスまで来るとトップスピードの持続力が物足りないんだよなあと。どスローで各場の仕掛けが遅れれば別だが、後ろからではこうなる。その上でやっぱりあの位置でディーマジェスティの加速を後ろで待っているようでは…ってところなんだよなあ。瞬時に点火してグンと抜け出しちゃわないと駄目だし、ディーマジェスティがじわじわと加速するのに合わせてこちらもじわじわと加速して馬のケツをおっかけるいつもの戸崎の負けパターンなんだよなあ。まあ今回はポジションも悪かったし、3~4角での進路取りでどうしようもなくなったから仕方なくディーマジェスティの直後を狙ったらディーの加速が思ったよりも悪くて我慢をさせられた感じではあるから仕方ない面もあるが、それでも結局最序盤リスクを取れなかったところではあるかな。そりゃ理で考えればやっぱり無理はしたくないけど、でもできる範囲で無理をしないと、他がそうしてくると一瞬の切れ味だけではどうにもならんからね。まあ逆に言えばやっぱり適性的には特化してきている馬なので、噛み合った時の破壊力に賭けるしか無いといえば無いんだけどね。総合力が非常に高い3頭がいるわけなので、この世代ではなかなか正攻法では難しいというのもある。我慢してこの一瞬の切れ味をどう爆発させるか。府中で得意の展開を待って…というところかな。



+++++ポイント結果+++++



222


333


久しぶりの単発ゲスト枠有り(薄緑色)
魔界村のQ太郎さんありがとうございます!よかったらまた来て下さいね♪


精度が高い事でおなじみの有識者枠(紫)は⑫リオンディーズ推しが多かったですね。

それだけ素質の高い馬なのでしょう。




レース結果は1着マカヒキ!!

6913頭の頂点に立ったこの馬には日本ダービーに古くからの言い伝えられる
「最も運がいい馬が勝つ」
この言葉が当てはまるのではないでしょうか、

もちろんそれはフルゲートが18頭を越える1992年以前の格言ですが、


・ルメール騎手がマカヒキではなくサトノダイヤモンドを選択

・ゴール前、前を走るサトノダイヤモンドが右ムチで蓋をしようとするが、一旦寄った後サトノダイヤモンドが嫌がったのか、ぶつかった後に右に流れて道が出来た

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※詳しくはコチラのサイトで確認お願いします↓
勝つ競馬◇日本ダービー レース回顧◇


・サトノダイヤモンド向正面での落鉄…


それらの事を加味すると勝負は時の運だった…のかもしれませんねw


もしくは









里見会長にかけられた呪いかな^^?


※サトノダイヤモンドオーナー


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