【阪神大賞典】サトノダイヤモンド貫禄V '17好発進!

サンケイスポーツ 3/19(日) 15:41配信

111


3月19日の阪神11Rで行われた第65回阪神大賞典(4歳以上オープン、GII、芝・内3000メートル、別定、10頭立て、1着賞金=6700万円、1着馬に天皇賞・春の優先出走権)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気サトノダイヤモンド(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が単勝1.1倍の支持に応えて快勝した。タイムは3分2秒6(良)。このタイムは阪神3000メートルのコースレコード(2001年阪神大賞典=ナリタトップロード)にコンマ1秒と迫る時計。

 好スタートから後方に控えてレースを進めたサトノダイヤモンド。マドリードカフェ、レーヴミストラル、ウインスペクトルと先頭がコロコロと入れ替わる出入りの激しい展開もなんの、サトノダイヤモンドは後方で脚をため、4コーナー手前から外めをスッと上がって行く。直線では抜け出したシュヴァルグランをあっさりとらえて1馬身半差をつけてのゴール。サトノダイヤモンドは2周目の向こう正面でややムキになるしぐさもみせたが、有馬記念以来の実戦で、さらに先の目標を見据えた仕上げということを考えれば、まずは満点の滑り出しといっていい。

 2着はシュヴァルグラン(2番人気)、さらに2馬身半遅れた3着には大外を追い込んだトーセンバジル(5番人気)が入った。

 3連単の払い戻しの740円はJRA平地重賞における最低払戻金となった。これまでの最低払戻金の記録は2012年ローズS・GII(ジェンティルドンナ→ヴィルシーナ→ラスヴェンチュラス)の800円。

 阪神大賞典を勝ったサトノダイヤモンドは、父ディープインパクト、母マルペンサ、母の父オーペンという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は里見治氏。通算成績は9戦7勝。重賞は2016年きさらぎ賞・GIII、神戸新聞杯・GII、菊花賞・GI、有馬記念・GIに次いで5勝目。阪神大賞典は、池江泰寿調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初優勝。

 ◆クリストフ・ルメール騎手(1着 サトノダイヤモンド)「サトノダイヤモンドは今年も強いです。秋に比べて大人になっていて、きょうも能力を発揮しました。この馬に乗るときはいつも気持ちがいいですね。(2着の)シュヴァルグランはとても強いけど、結構楽に勝てたので天皇賞が楽しみです。きょうは休み明けだったのでまだ強くなる」

dai



騎手コメント

------------------------------------------------


ルメール騎手(サトノダイヤモンド=1着)「サトノダイヤモンドは今年も強いです。秋から大人になりました。今日は休み明け。(この後は)もう少し強くなってくると思います。瞬発力とスタミナ、両方ある馬ですね。シュヴァルグランは強い馬ですが、今日は楽に勝ちました。最初のメインターゲットは天皇賞ですが、いいステップだったと思います。うれしいです」

福永騎手(シュヴァルグラン=2着)「以前よりスタートがよくなっていたし、休み明けでもよく頑張ってくれた。次に向けて悲観する内容ではなかった」

四位騎手(トーセンバジル=3着)「リズムを重視してじっくりと。うまくたまったし、最後もしっかりと伸びた。久しぶりに乗ったけど、力をつけてるね」

吉田隼騎手(タマモベストプレイ=4着)「3、4コーナーで早めに来られて結構厳しいペースになりましたね。それでも最後まで頑張ってくれています」

幸騎手(スピリッツミノル=5着)「思っていたより位置は後ろになりましたが、最後は脚を使ってくれました。長い距離は合っていますね」

岩田騎手(マドリードカフェ=6着)「うまく運べました。休み明けのこの相手でもしぶとく頑張ってくれました」

 武豊騎手(ワンアンドオンリー=7着)「3000メートル、ずっと内にささっていた。かなりのロスでしたね」

 小崎騎手(トウシンモンステラ=8着)「1コーナーでポジションを取れなかったことがすべてです」

 川田騎手(レーヴミストラル=9着)「以前とは違う競馬とのことでした。自分から進んで行ってくれたのであの形になりました」

 丹内騎手(ウインスペクトル=10着)「自分の競馬はできましたが、さすがに相手が強かったです」




-------------------------------------------------

敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より

2017 阪神大賞典(GII) 阪神芝内3000m良
レース回顧・結果

3:02.6 12.8 - 11.8 - 11.6 - 12.7 - 12.6 - 11.5 - 11.7 - 12.5 - 12.4 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 11.7 - 11.8 - 12.3
61.5-60.4-60.7 S^1

 形式上はややスローということにはなるが、出入りが激しい競馬になって長距離的に見た時に中間の1000mが最も速いというのは相当特殊な展開だったといえる。中間の最遅ラップですら12.6だから急激な緩みがほとんどない、そのうえで中間11秒台に入っているように厳しい流れになったところもある。基礎スピード面が問われているので、単純なステイヤーでは逆についていくのに苦しかったかもしれない。いずれにせよタフな競馬になった。流れていた中ではっきりとした仕掛けもL3最速、出し切りやすい展開だが道中厳しい流れの中で末脚を削がれた馬もいただろうというところ。


1着サトノダイヤモンド


 9番枠から五分のスタート、そこから無理せず中団から後方に下げていくという形で様子を見る。最序盤はワンアンドオンリーを見ながら折り合い重視、少し掛かり気味になりながら1周目のスタンド前。ここでウインスペクトルが一気に動いてペースが上がっていく中で、じわっとワンアンドオンリーが押し上げていくのを見ながらついていってシュヴァルグランに近い位置。向こう正面でも大きく淀みなく進む中でシュヴァルの外から動こうとするがここで福永が抵抗、3角で先に動かれてシュヴァルの外からの競馬となる。3~4角ではシュヴァルを目標、外々から直線に入って序盤でシュヴァルの外から伸びかけるが地味。しかしさすが王者、有馬と同じくL1の坂でグイッと伸びて最後は完勝だった。まあ福永シュヴァルグランがかなり上手く乗ってきて、こちらは正攻法で外からそれを捻じ伏せに行くしかなくなった。それでも捻じ伏せちゃうんだから見た目以上に強い。流れていた中で後方から押し上げるわけで、当然ポテンシャルに依存する競馬になったわけだけど、それでも一頭だけL1で違ったからね。昨年の阪神大賞典でL1グイッと抜けたシュヴァルグランの外からグイッと伸びた。これが全てでしょう。休み明けで万全ではなかったにせよ、強かったです。


2着シュヴァルグラン


 3番枠からまずまずのスタート、不用意には下げずに中団で進めていく。最序盤のスタンド前まではまだサトノに対してリードを取っていたがここで徐々にサトノが押し上げてきてここで内で折り合い我慢という立場から徐々に外を意識しだす。向こう正面でワンアンドの直後から外を探って進出の準備、サトノが外から動いてくる前にしっかりと内から外に進路を取ってサトノの前で3角に入る。3~4角では前でサトノの押し上げを許さず、受ける形を作ってしっかりと先頭列に取り付いて直線。序盤で脚を引き出して堂々先頭、ここでは譲らず踏ん張ったがL1の坂の上りでサトノが手ごわく…それでもトーセンバジルは寄せ付けず、ステイヤー路線を引っ張ってきた存在感を見せての2着だった。敗れはしたんだけど、今日の福永祐一の騎乗は素晴らしかったと思う。ポイントはいかに3角までにサトノダイヤモンドに対して自身より外を回させる、前で受ける形に持っていくか。以前の福永ならこの馬でも内内で我慢していた可能性が高かったと思うんだけど、1~2角ぐらいからサトノが動くタイミングを意識しているような乗り方だったと思うし、向こう正面で前にいるワンアンドオンリーを見ながら外のサトノに先に動かれないようにしっかりと先手を打って3角で有利な立ち位置で進められた。まあもちろんギャンブル的な奇策ではないんだけど、常識の範囲内でサトノに勝つためにはベストのタイミングで勝負してくれたと思う。これでも負けてしまったなら今現状でのポテンシャル面での力差、有馬からは詰めてきたしやはりサトノより前で勝負を受けるか、ギャンブル的に内に絞ってサトノが捲ってコーナーで動いたところで内を突くかのどちらしかないというのが分かったのも大きい。ただ昨年の春天でも最高のタイミングでレースが流れて内を突いてもイマイチ伸び切れなかったから、個人的にはこの馬の適性的に内で器用にという競馬は難しいとは思うんだよなあ。その点ではなかなか乗り難しいし、春の天皇賞に向けてちょっと後退したかな。


3着トーセンバジル


 4番枠からやや出負けして後方からの競馬。内内を通してスタンド前ではシュヴァルグランの後ろでジッと。向こう正面でレース全体が流れた時にワンテンポ遅れて前にスペースを保つ形で3角に入る。3~4角でも各馬が外から動く中で3角を上手く内目で立ち回ってから徐々に大外に誘導、そのままサトノダイヤモンドの直後を取って直線。序盤で少し外に膨れてそこで置かれ気味になるが一瞬伸びかける。ただL1の坂の地点での伸びはイマイチで、最後はなだれ込むまでに終わっての3着だった。まあ上手くロスなく進められたとは思うので、シュヴァルグランと比べればやっぱり見劣るのは見劣る。ただ淀みない流れの中でのポテンシャル戦でやれたのは結構驚きで、ハービンジャーの仔ってやっぱり突き詰めると淡々とした流れの方が良いのかなと感じた。まあここではちょっと足りなかったんだけど、トップスピードの持続力ではちょっと足りない感じがポテンシャル戦で詰めてきているから、こういう競馬が合っているのかな。


4着タマモベストプレイ

 8番枠からまずまずのスタート、押して押して先行策、外のマドリードカフェが行き切ったので控えて2列目、スタンド前でウインスペクトルが一気に捲ったのでそれに合わせてマドリードカフェを交わして番手に押し上げる。向こう正面でも離れた番手で3番手との差も少しつけて入っていく理想的な競馬で3角。ただ3角辺りで手が動くが早めにシュヴァルグランが動いてきたのでここで脚を使わされる羽目になって先頭に。一旦はマドリードカフェに並ばれて直線。序盤で2強にあっさり抜かれるが他の先行勢は封じ込める。L1でトーセンバジルに差し込まれ、更にスピリッツミノルにも食い込まれたが4着には粘った。ちょっと可哀想というか、シュヴァルグラン福永の勝負の騎乗の結果この馬にとってはつらい展開になったかな。マドリードカフェなんかもここで脚を使わされてしまって甘くなってるし、この馬はマドリードよりはもうちょっとポテンシャル面がハッキリある馬、基礎スピードも高い馬だったから良かったかなという感じだけど、それでも有力馬がもうワンテンポ仕掛けが遅ければ違ったかな。状態も良かったと思うしそう考えると惜しい4着だった。


5着スピリッツミノル


 1番枠からやや出負けして必死に押して押してリカバー、ポジションを取っていって3列目の内内。道中出入りが激しい中で結局中団に吸収されるような形でスタンド前。向こう正面でも中団の内内で進めていて3角。3~4角で各馬が外々から動く中で内内から手が動きながら必死に追走、それでもここでタマモベストプレイの直後を取れてその直後をロスなく進めて出口で中目に出す。序盤でそこから伸びたいところで伸び切れずジリジリ。それでも最後までジリジリと伸びずばてずのなだれ込みで際どく5着だった。まあ結果的に内内をぴったり通せたし、終始緩まず入った中なのでコーナー6回分でのロスってそれなりには影響するからね。その中で上手く立ち回ってポテンシャル面でここまでだったならやっぱちょっと辛いかな。かなり恵まれての5着。


7着ワンアンドオンリー


 7番枠から五分のスタート、前をある程度意識して促していったのだが思った以上に前が早めにやりあってさらにウインスペクトルまで行ってしまったのでそこで前を諦めたという感じ。3角ではシュヴァルグランを見ながらにシフトでスタンド前ではじわっと押し上げていく。向こう正面でシュヴァルの前にいてシュヴァル、サトノを外に張らせようという意図は持っていたがこの布陣で福永が外を取って動いていくというのは計算外だったかもという感じ。3~4角ではその分内目を立ち回ってというところだが置かれてしまって直線。序盤で脚もなく終戦だった。まあ騎乗自体は恐らく前に行こうという意識はあったけど隊列が序盤からごった返していたので無理をしなかった、サトノとシュヴァルに外を回させる選択、或いはシュヴァルに関しては内に閉じ込める方向性で進めていたと思うけど、ロスを顧みず祐一が外に出して動いたのでその辺も結局意味がなく終わった感じ。そして何より厳しい流れの中でこの馬自身失速しているので結局その辺りの問題はあったかなと思うね。単にこの馬自身この条件がダメだったというのはあるし、どう乗っても着順はさして影響なかったかなと思う。

-------------------------------------------------




+++++ポイント結果+++++

dai2


dai0




~タマネギのレース感想~

日本最強馬が始動戦を圧勝で飾りましたねー

今後のローテは天皇賞(春)を経て海外遠征の旅へ


同じ厩舎の偉大な先輩オルフェーブルも同じようなローテでしたが1つ違うのは

(ダイヤモンドは)宝塚記念に出ない…!!



全ては日本競馬悲願の凱旋門賞優勝の為なんでしょうね…。


池江師曰く


「2400メートルでも欧州だと芝が深いので、
日本の軽い馬場で3000メートル以上のレースを
勝つようなスタミナがないと通用しない。
さらに本番は、スタート直後は15-15のような
かなりのスローペースになることが多いから、
春の天皇賞のような超スローでも折り合えないといけない。」

(2013年9月30日・日刊スポーツ紙面より)



本来サトノダイヤモンドディープインパクトともに
長距離は「ベストではない」としながらも、
「厩舎の技術力」で距離を持たせたとしているそうです。


実際にディープインパクト産駒で
これまでに3000m以上のレースで勝利を収めたのは、
サトノダイヤモンドの菊花賞1勝のみ、と
ディープインパクトの血統は
長距離はあまり得意とはいえない傾向らしく、


今日のレースでもルメール騎手は最初から最終コーナーまで手綱おさえっぱなしでしたもんね!!

見ていてヒヤヒヤでしたが最後はシッカリ伸びて圧勝…


なんて素晴らしい馬なんでしょう



写真ペタペタしときますね(笑)

全部無断転載ですけど今日めっちゃ負けたんで許してください!!!!1




4444






222



333