2歳女王ソウルスターリングが圧勝/チューリップ賞

日刊スポーツ 3/4(土) 15:53配信

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<チューリップ賞>◇4日=阪神◇G3◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走12頭

 桜冠に王手! 2歳女王のソウルスターリング(藤沢和)が前哨戦を圧勝した。

 好位を折り合って進み、直線も楽に抜け出す。鞍上のクリストフ・ルメール騎手(37)も軽く右ムチを入れただけで、後続を突き放した。その鞍上は「完璧なレース。いいスタート、いいポジション。すぐリラックスして、直線での反応もよかった。休み明けだったので、コンディションもう少し良くなるはず。桜花賞楽しみです」。

 怪物フランケルの娘が、怪物ぶりを発揮。桜花賞(G1、芝1600メートル、4月9日=阪神)の主役を揺るぎないものとした。2着には7番人気ミスパンテール(昆)が入った。リスグラシュー(矢作)は3着だった。

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騎手コメント

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ルメール騎手(ソウルスターリング=1着)「ごっちゃんです!(笑い)。完璧なレースでした。いいスタートを切れ、いいポジションを取れ、すぐにリラックスして走ることができました。今回は休み明けでしたが、次の桜花賞は楽しみです。チャンスがあるので応援してください」

四位騎手(ミスパンテール=2着)「昨夏以来で新馬のようなものなのにね。リスグラシューの後ろで我慢できたし、直線はうまく外へ出せた。追ってからは本当によく伸びてくれたし、この相手でよく頑張ってくれた。このあとも燃えず、無事に本番に向かえることを願うだけ」


武豊騎手(リスグラシュー=3着)「ラストはもう少し伸びるかなと思ったんですが…。本来の脚が使えなかったのは休み明けのぶんかな。次ですね」

福永騎手(ミリッサ=4着)「権利を取れず残念ですが、勝ちにいっての結果ですから。使っているアドバンテージがありましたし、追い切りの感触から期待も大きかったんですが…」

 和田騎手(カワキタエンカ=5着)「思っていたより流れに乗れた。折り合いもついていましたが、もう少し前に壁ができる形だったらよかったですね」

Mデムーロ騎手(ダノンディーヴァ=6着)「ゲートの中が敏感だったし、道中もふわふわしていた。まだ幼い部分があるね」

 幸騎手(アロンザモナ=7着)「勝ち馬をマークしての競馬。距離は問題なかったですが、きょうは伸び負けた感じでした」

 池添騎手(レッドリボン=8着)「見せ場を作れました。これからの馬ですし、よく頑張ってくれました」

 藤岡康騎手(ビップキャッツアイ=9着)「スタートの一歩目が出ませんでした。それでも最後はしっかり伸びてくれました」

柴田大騎手(エントリーチケット=10着)「道中はスムーズなっだんですが、直線は反応がありませんでした。よくわかりません」

 松若騎手(ワールドフォーラブ=11着)「直線では内にもたれていました。まだこれからの馬です」

 岩田騎手(アンバーミニー=12着)「レース前からテンションが高かったです」



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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より

2017 チューリップ賞(GIII) 阪神芝外1600m良
レース回顧・結果

1:33.2 12.4 - 10.7 - 11.1 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 11.3 - 11.9
46.4-46.8 M


 前哨戦だったが思ったよりも流れたという感じ。ただそれでも3~4角では息が入っているし2頭だけが離していて離れた3番手以降は47秒前半ぐらいかなという感じ。なので実質はややスローに近いところかな。L2最速戦ではあるがL3の段階でも準最速なので4角地点でのロスはそれなりにあったとみるべきかな。ただ前後半の総合力を高いレベルで問われたといって良いし、この走破時計はかなり優秀だ。


1着ソウルスターリング


 10番枠からまずまずのスタート、そこからコントロールしながら外の馬を行かせる形で好位につける。流石にちょっと最序盤は掛かり気味だったがラビットのアンバーミニーを行かせて離れた好位列ですすめていく。3~4角では好位の中目で我慢しつつ動かずに直線に入ってくる。序盤で好位列から楽な手ごたえで一気に先頭に立つ。そのままL1で後続の追撃をほとんど許さずの圧巻の完勝だった。まあスローになるかなと思っていたんだけど、ラビットを活用して思ったより流れたしその中でスペースをしっかりと確保できてリスグラシューの前でレースを支配した段階でまず勝ってくれるだろうとは思ってみていた。JFに近いような前後半の総合力勝負になったし、リスグラシューは外に出していたのでまあ妥当なところかな。かなりマイラー色の強い競馬をしてきているので、今の段階ではオークスよりも断然桜花賞向きとみていいと思うね。特にいうことはない。まあ強いて言えばやはりちょっと掛かっていたというところはあるし、桜花賞は本番なので前半からある程度各馬もペースを引き上げてくるだろうから折り合いはそこまで気にならないけど、オークスでどうかというのはちょっと問題はあるかな。現状総合力では最上位だと思うし、アエロリットよりは上だろうと思う。成長力を見せてきているので阪神マイルでアドマイヤミヤビと戦ってどちらが上に行くか…楽しみやね。桜花賞でリスグラシューに負ける可能性は限りなく低くなったかなと思う。JFで感じた強さ、方向性は同じで更に強くなったなと感じた。後はルメールがしっかりとレースを支配できるかどうか。


2着ミスパンテール


 7番枠からやや出負け、そこから抑えて後方に下げていくという競馬になる。道中も完全にリスグラシューをマークするような形で後方内目で我慢。3~4角で外に出したリスグラシューの内目でじわっと追走、4角でも一つ内を通して後方で直線。序盤でリスグラシューを先に行かせてから外に出してゴーサイン、そこからの伸びはリスグラシューより上、L1までしぶとく脚を維持して2着を確保した。権利はもちろんだがオークスまで考えるとここで賞金を積んできたのは大きいね。追い切りが良かったのもあるし、新馬戦でも札幌の洋芝で3~4角からしっかりと脚を使ってL1最速、自身で10秒台もあるか?というほどの脚を使っていたしまともな状態なら好走自体は別に驚かない。ただ一つ内を通していたとは言ってもリスグラシューを差すというところはなかなか簡単ではなかったと思うので、これは高く評価したいかな。この一戦はかなりハイレベルだと思うし、後はクイーンC組との比較になるかなあ。この競馬から本番でも楽しみはあるけど、現時点では2番手グループの一角とみていいと思う。アエロリットやベストのリスグラシュー、フローレスマジック辺りと互角ぐらいとみておきたい。もちろんこの馬も長期休養明けだったわけで叩いて良化の可能性もあるので本番でも当然馬券になる可能性は高いんじゃないかなと。しかし去年の牡馬クラシック路線みたいに次から次から有力馬が出てくるよなあ。今年の牝馬世代はこの時点での層の厚さは近年では最強レベルだと思う。


3着リスグラシュー


 3番枠からやや出負け、推して追走しつつ中団ぐらいにはつけていく。道中は掛かり気味に進めていくが前のミリッサを壁にしてコントロール。特に問題なく3角に入っていく。3~4角でもソウルスターリングが我慢してという中で外に出して動き出す意識、4角でゴーサインから中団で直線に入ってくる。序盤でしぶとく伸びて2列目まで上がってくるがソウルスターリングとの差は詰まってこない。L1で伸びあぐねたところに外からミスパンテールに差し込まれての3着完敗だった。ん~まあJFと同じようにある程度厳しい流れにはなっていて、そこで追走で脚を少し削がれた可能性はある。3~4角で外からというのは流れとしてはもちろんロスが多い競馬だけど、武豊だし前哨戦ではこの競馬をしてきたのもある程度納得。コーナーでのロスはJFよりはマシだったけど全体のペースの中に入っていったのもあるのかもしれんね。個人的にはマイルは実はちょっと短いと思っていて、JFの時は時計も掛かっていたがここまで高速の決着になってしまうと厳しかったと思う。1800でガンサリュートを子ども扱いした時がコントロールからの一気の出し抜きだったし、個人的にはオークスで積極的に先行~好位で直線での出し抜きで一発というヌーヴォレコルト的な競馬を期待したい馬。ここではそういう競馬ができるだけの基礎スピードが無かったと思うし、個人的には前半要素を活かせる距離ならば逆転はできると思う。なので桜花賞戦線では個人的には一歩後退して、オークスでは積極的なポジション取り、ある程度ながれるという前提で逆転可能と思っている。桜花賞で前半から脚を使うとこの感じだと恐らくペースが上がってしまえば厳しいのでギャンブル的にスローになることを祈って前につけるか、後方から2,3着を拾うかの二者択一かな。マイルでソウル・アドマイヤに勝つにはちょっと厳しいかなと感じた。


4着ミリッサ


 1番枠から五分のスタートを切ってそこから無理せずに下げて好位列の内という福永やるな、という競馬。道中そこからも前にスペースを置いた状況でソウルスターリングを見ながら3角に入っていく。3~4角でも最内をぴったり進めて4角でソウルの内を取って直線。序盤で様子を窺いつつソウルの直後を取って進路確保、そこからはしぶとく追われて抵抗も4着までだった。福永はほぼ完璧に乗っているし、これで4着なら現状マイルで流れてしまうと基礎スピード的に上位勢相手に末脚を引き出せなかったという感じ。この馬はエルフィンSでも底は見せなかったがエンジンの掛かりの悪さを露呈していて、今回は流れている中で途中からしっかりとソウルの直後を意識できる競馬だったし坂の下りのL2地点では完全に進路確保できていたからかなり上手く乗られている。流れにも完璧に乗っていたしそれでも4着だったからね。まあ相手が強かったし、賞金的にも難しいが桜花賞路線はすっぱりあきらめた方が良い。こういうタイプの不器用な馬は秋華賞でという感じはするけどね、姉シンハライトはオークスで良さが出たし、ダイワメジャー産駒で微妙だけどフローラS、スイートピーSで府中適性を試してオークスを目指してほしいね。完成度が低いけど、今回はそういう中で上手く乗られたし展開的にも大きく紛れなかった。現時点では距離延長でゆったり入って末脚を出し切る形でパフォーマンスをどこまで上げてくるか次第。騎手も選びそうだなあ。今回の福永はかなり上手く乗ってくれたと思う。


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+++++ポイント結果+++++


111

222



~タマネギのレース感想~


ハロンタイム12.4 - 10.7 - 11.1 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 11.3 - 11.9



先行した⑪と⑫には厳しい流れっすね~。

2,3着は位置取りの差だろうけど早い流れになっても落ち着いて立ち回れたソウルスターリング…恐ろしい子。





私事で恐縮ですがこのまま負け続けると年間200万ぐらいマイナス叩きそう^^;


引退待った無し!!!!!!