下町ドウジョー

どのような競技なのかも正確には知らない『競馬』の、ブログ製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目(タマネギ)と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した予想家たち。そんなメンバーが、競馬予想で東京オリンピック出場を、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ドウジョー」と名付けられたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集して競馬予想に挑戦するドラマである。

2016年10月30日(日) | 4回東京9日 | 15:40発走

第154回天皇賞(秋)(GI)

芝・左 2000m

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・予想カテゴリーではレース出走時間までコメント欄に予想を受け付けております


◎=本命[ホンメイ]=「勝つ可能性が最も高い馬」

〇=対抗[タイコウ]=「本命馬を負かすとしたらこの馬」

▲=単穴[タンアナ]=「◎〇に劣るけれど勝つ可能性もある馬」

△=連下[レンシタ]=「1着は無理でも2、3着なら可能性あり」

×=連下と同じ。ポイント集計の都合上×を代用



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東京競馬場 芝2000m

東京競馬場

コース攻略検証・見解

スタートして2コーナーまでの先行争いがポイントになる。内枠が有利は有利なのだが、枠番別で最もアベレージが高いのは6枠。7~8枠は数字が大きく落ちる。

2~3歳戦、下級条件ではスローに流れて先行馬が活躍するシーンもあるが、クラスが上がると差し馬の出番が増えてくる。スローに流れても逃げ残りは難しい。

瞬発力勝負に長けるディープインパクト産駒の成績がいいのは当然だが、サンプルが多くないとはいえ、ヴィクトワールピサ産駒の好成績は今後も要注目だろう。

C.ウィリアムズ、R.ムーア、C.ルメール、F.ベリーといった外国人ジョッキーの名前が上位に。R.ムーア、C.ルメールの複勝率は5割を超える。


~POINT~
・外枠不利で知られる天皇賞(秋)の舞台
・外国人ジョッキーがハイアベレージ
・ヴィクトワールピサ産駒が躍進気配

~特注種牡馬~

勝利数トップ=ディープインパクト(37-26-19-135/217)
勝率17.1%、連対率29.0%、複勝率37.8%、単回値56、複回値81

高連対率=ヴィクトワールピサ(3-5-0-5/13)
勝率23.1%、連対率61.5%、複勝率61.5%、単回値136、複回値140

高単勝回収値=ダイワメジャー(6-5-4-39/54)
勝率11.1%、連対率20.4%、複勝率27.8%、単回値155、複回値107




馬名騎手名
11エイシンヒカリ 
22クラレント内田 博幸
23アンビシャス横山 典弘
34サトノクラウン福永 祐一
35ロゴタイプ田辺 裕信
46アドマイヤデウス岩田 康誠
47サトノノブレスA.シュタルケ
58モーリスR.ムーア
59ルージュバック戸崎 圭太
610カムフィー蛯名 正義
611ヒストリカル田中 勝春
712リアルスティールM.デムーロ
713ヤマカツエース池添 謙一
814ステファノス川田 将雅
815ラブリーデイC.ルメール



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2016年10月29日(土) | 4回京都8日 | 15:35発走

第59回毎日放送賞スワンステークス(GII)

芝・右・外 1400m


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・予想カテゴリーではレース出走時間までコメント欄に予想を受け付けております


◎=本命[ホンメイ]=「勝つ可能性が最も高い馬」

〇=対抗[タイコウ]=「本命馬を負かすとしたらこの馬」

▲=単穴[タンアナ]=「◎〇に劣るけれど勝つ可能性もある馬」

△=連下[レンシタ]=「1着は無理でも2、3着なら可能性あり」

×=連下と同じ。ポイント集計の都合上×を代用



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馬名騎手名
11エイシンブルズアイ福永 祐一
12サトノルパン和田 竜二
23ミッキーラブソング小牧 
24メイショウナルト 幸四郎
35ランドクイーン下原 
36ムーンクレスト松田 大作
47バクシンテイオーR.ムーア
48フィエロ戸崎 圭太
59ダンスディレクター浜中 
510ブラヴィッシモ藤岡 康太
611サトノアラジン川田 将雅
612サンライズメジャー松山 弘平
713エイシンスパルタン岩田 康誠
714アルビアーノA.シュタルケ
715ペイシャフェリス秋山 真一郎
816テイエムタイホー 英明
817ラインハート松若 風馬
818ティーハーフ国分 優作



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【菊花賞】サトノがついに栄冠 ダイヤモンドがクラシック最後の舞台で輝く

デイリースポーツ 10月23日(日)16時2分配信


「菊花賞・G1」(23日、京都)

 最後の1冠は譲れない。1番人気を背負ったサトノダイヤモンドが、折り合い良く運んで直線で外に持ち出し、後続に2馬身半差をつけて完勝。無冠に終わった春のうっぷんを晴らした。ゴールの瞬間、鞍上のクリストフ・ルメール騎手は左腕で力強くガッツポーズ。「クラシックは(自分も)初めて勝てたので、すごく喜んでいます。直線では反応がすごかったから自信がありました。(オーナーの)里見さんもG1は初めて。すごくうれしい。トップクラスの馬なので、別のG1も勝てるでしょう」と喜びを語った。2着は福永祐一騎手騎乗のレインボーラインで、3着は武豊騎手騎乗のエアスピネル。蛯名正義騎手騎乗の皐月賞馬ディーマジェスティは4着だった。


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 福永騎手(レインボーライン=2着)「じっくり運び、終始、折り合いに専念した。最後は離されたけど、頑張ってくれた」

 武豊騎手(エアスピネル=3着)「「2周目の向こう正面まで力んだ。取りたいポジションを取れたんだけどね。折り合っていれば(結果は)違ったと思う」


 蛯名騎手(ディーマジェスティ=4着)「最初からハミを取らない感じで…。先生には“包まれないで競馬してほしい”と言われていた。勝ち馬の横にいたかったが行けなかった。勝ち馬が(4角で)ギアを上げたら、ついて行けなかった。2着争いの中で抵抗しているけど」

 和田騎手(ミッキーロケット=5着)「(1周目の)正面スタンドに入って内へ結構もたれてしまった。前走時にはそういう面は見せなかったけど…」

 北村宏騎手(シュペルミエール=6着)「出来は抜群でした。もう少し前のポジションを取りたかったんですが…。最後はよく詰めてくれてますし、馬はランクアップしています」

 川田騎手(マウントロブソン=7着)「道中はリズムよく運べました。現状の力を出せたと思います」

 岩田騎手(カフジプリンス=8着)「少しごちゃごちゃしたこともあったけど、距離が延びても、坂の下りで勢いをつけようとしても勝負どころからの反応がひと息。直線では伸びてくれてるんですが」

 四位騎手(レッドエルディスト=9着)「勝ち馬と同じような位置で運べたけど、ペースが上がった時についていけなかった。まだ緩さがあるし、現状では力不足なのかな。これからに期待です」

 Mデムーロ騎手(ジュンヴァルカン=10着)「休み明けでじりじりとしか伸びなかった」

 田辺騎手(プロディガルサン=11着)「2周目の向こう正面で狭いところに突っ込んで行くと力んでいた」

 浜中騎手(ウムブルフ=12着)「イレ込みは許容範囲でした。2周目の向こう正面で外から来られた時にかかってしまいました」

 藤岡康騎手(ミライヘノツバサ=13着)「内枠でしたし、先手を主張しました。これから力をつけていくと思います」

 松山騎手(アグネスフォルテ=14着)「外枠が応えました。内枠からスッと馬の後ろにつけられていればもう少し折り合えたと思います」

 幸騎手(ジョルジュサンク=15着)「前めで運ぶイメージで。4コーナーで勝ち馬が来ると反応できなかった」

 丹内騎手(コスモジャーベ=16着)「人馬ともにいい経験となりました」

 ヴェロン騎手(イモータル=17着)「3000メートルで気の強さを出しては厳しい」



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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2016 菊花賞(GI) 京都芝外3000m
レース回顧・結果

3:03.3 13.0 - 11.3 - 11.0 - 12.4 - 12.2 - 12.7 - 13.6 - 13.2 - 12.3 - 12.7 - 12.2 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.6
59.9-64.5-58.9

 ペースバランス的には菊花賞らしい内容で、前半1000が60秒前後、64.5まで中盤で緩んでの後半の5F勝負。ただ、中盤で淀んだところでペースが上がったように感じられたと思うし、その中で各馬の仕掛けの意識はちょっと薄くなっていて、京都3000としては後半の動き出しは遅く、段階的に加速という形にはなっているがL2最速11.5でサトノが突き抜けたといってもL1が11.6とほとんど落ちていない。まあもちろん上位が相当強かったというところもあるんだが、乱ペースになったようで案外そうでもなかった中で、各馬の仕掛けが遅れたことで3~4角で外を通した有力各馬もそこまで厳しい競馬にならなかったというのは一つあると思う。ポテンシャル戦になった中で強い馬はL2最速でここでもう一足という競馬だから、まあタイプは違うんだけど去年の菊花賞に通じるような、強い馬は余力が余裕であったという感じ。良いレースだった思う。


 1着サトノダイヤモンドは3番枠からまずまずのスタートを切って、そこからじわっとポジションを取っていって無理なく好位集団に入っていく。道中も好位の内内で我慢しながらという感じ、上手く壁を作って掛かり気味のところをなだめながら縦長の展開で最序盤から積極的に流れに乗っていく。向こう正面の淀みでも冷静に入っていてマウントロブソンの後ろから外に出して動ける意識をもって進めるが、ここで内のスペースを狙っていく各馬が動いていくことで内のスペースを潰されたので完全に外に決める。3~4角で外から仕掛けを待ちながら、ディーマジェスティが外から動いてくるタイミングでも楽な手ごたえで入ってきて2列目に取り付いて直線。序盤で楽な手ごたえで堂々と先頭に立つと、L1で抜け出しふわっとなりそうなところで鞭が入って再度気合、後続を寄せ付けない横綱競馬での圧勝だった。素直に強かった。後半はダービーに近い感じにはなってると思うし、5Fで速いラップを外々からという競馬になったがダービーと違ったのはやはり3000m戦で極端なトップスピードは問われなかったしここでもう一足、恐らくL2では11.3ぐらいの感じかなとは思っているが、この一脚を引き出してきてなおかつ最後まで落とさない。総合的に見てもゲートが良いのでやはりポジションを獲れたし、3角の段階でディーマジェを内から迎え撃つ形になった段階でこの2頭の間ではほぼ勝負あったかなというのは感じたところ。ただ、ディーマジェとの比較でみても成長度はこちらの方が上だったと感じたし、素直にこの内容を評価したい。3歳世代で最強はこちらになったとみていいと思う。ディーマジェのところでまた書くんだけど、ダービーの段階でディーマジェ最強と思っていたのに菊花賞でちょっと悩んだのはやっぱりセントライト記念と神戸新聞杯のレースレベル、というところと内容もあった。サトノの神戸新聞杯の方が3着比較では強い競馬をしていたのは確かだからね。まあ後の祭りだけど、素直に信じ切れたわけではない中でサトノに◎も考えながら打ち切れなかった辺りが予想家としての能力の低さだなと思う。秋華賞の様にジュエラー信じて仕方ない、というパターンなら取れないレースとも思うんだが、サトノだけでなく素直にディーマジェで仕方ないという予想の入り方でもなかったし、エアスピネルも含めて最終的に評価を間違えたのは後悔が多いね。馬券をとれたとれなかったというより印の打ち方は大いに反省しないといかん。サトノはこれぐらいは驚けない馬だし、総合力が非常に高かったのにポテンシャル寄りの競馬になった中でそこまで極端なロスではなかったにせよ外から堂々と横綱競馬での圧倒というのはやっぱり夏を越しての力のつけ方なのかな。この辺りがノーザンファーム生産馬の強みかな…。今日はルメールも外を意識していたし、それだけ馬に自信もあったというところだろうと。人馬ともに一番だったし、当然の勝利だったと思う。本命打てませんでした、サトノダイヤモンドさん、ルメールさんすみません、参りました。本気で打たなきゃいけなかったと思います。


 2着レインボーラインは11番枠から出負けして一歩目が遅く、ある程度リカバーしようとはしていたがそれでも後方の内目で我慢という形になる。道中も掛かりながらだったのでやはり壁を置きながらの競馬を意識して後方でスタンド前。向こう正面で少し出入りが激しい流れになったがこの馬は福永らしくじっと動かず、レッドエルディスト、ディーマジェスティを見るような感じで3角に入る。3角ではまだ動かず、ディーマジェの直後を狙って大外を選択、4角でもディーマジェの直後から大外と正攻法で直線に入る。序盤でそこからサトノには抜け出されるが外からいい脚を使ってジリジリと伸びてくる。L1までしぶとく伸びて内で粘っていたエアスピネルを捕えに掛かって2着を確保しきった。この馬に関しては素直にこちらの想像を上回る成長を見せてきたとみるべきだと思う。正直札幌記念は評価できてもやはりペースが上がってこそだったし、NHKマイルも含めてやはり厳しい流れ。ダービーでは悪くないけど後半特化での限界は見せていた感じだったのであの時点ではポテンシャル戦だったとしてもここまで強い競馬ができたとは思えなかった。今回はバランス的に見ても中弛みも含めてスロー寄り、仕掛けどころもそんなに早くなかったし、もちろんトップスピードがそこまで問われなかったことが良かったのは確かだと思うが、それだけでディーマジェスティと同じような競馬で食ってきたというのは素直に評価したいし、夏を超えての力関係でディーマジェスティにとって代わる可能性を示したと思う。福永にしても目標を作って現時点での力を量るためでもあったか相当積極的に外から勝負に行ったわけで、馬もそれに応えてきた。騎手も馬もこちらの想像を確実に上回ってきたという点ではサプライズだったけど、まあ素材は確かではあったしそのうえでの成長力の高さを見せてきたという感覚でいいのかなと感じる。


 3着エアスピネルは13番枠からまずまずのスタートを切って先行策、これまでの先行策を再度選択してしっかりと勝ちを意識する競馬を選択、3角の下りでやはりどうしても掛かってしまうがそれでも前のスペースを使いながらじわっと前に行かせる形で気持ちを消化させつつスタンド前では幾らかマシな状況に持ち込む。向こう正面でもしっかりと壁を作ってかつポジションを落とさずにきっちり先行して3角。3~4角でもアグネスフォルテの直後で仕掛けを待ちながら我慢だがここではペースが上がらないので外の各馬がじわっと外から動いてくる。4角でも好位列から最内に上手く入って直線。序盤で2列目から抜け出す脚は流石で、そこから一旦は2番手に上がってくる。しかしL1では外のレインボーラインがしぶとく食い込んできて大接戦の末わずかに3着も、春のクラシック脇役が秋になっても存在感を見せた。これしかないって競馬で3着だし、流石武豊って競馬で来られたらしゃあない、印的に買わなくても満足かなと思っていたけど、やっぱりいざレースが終わった時にこの馬に印を打てていなかったということは素直にモヤモヤするね。まああの神戸新聞杯でどうせ後ろからでしょ、って思っていたならもちろん悔しくないし予想的に足りないんだけど、それをきっちりと読めていて、でも豊信じ切れず買いませんでしたってのはやっぱりここ一番の胆力が足りんってことになる。どのみち取れなかったとは思うんだけど、この3着エアスピネルはやっぱり展望の段階から評価していたなら印は売っとかないと行かんわなと。馬の評価はそのまんまで、やっぱりペースが上がってもポジションとって息を入れればしっかりと一足は使ってくる。長く脚を使えないのでその点で距離適性的に微妙さはあるけど、ポジションとって前半厳しい流れでも息さえ入ればやれるってのは皐月賞でも見せていたわけだしね。やっぱりこの馬は先行して全体の総合力で勝負した方が良いのは間違いないと思う。その点では神戸新聞杯での死んだふりからしっかりと折り合いへの意識をもって本番では強気の競馬。このパターンはやっぱり流石武豊だし、これで神戸新聞杯のあれも理由付けができる、トータルで見ればここへの伏線でしたと。嫌らしいけど流石だなと思う。距離というより総合力勝負になるかどうかだろうね。その点でペースをある程度引き上げても勝負できる舞台の方が良いんだろうし、府中の上り坂加速もダービーでいい脚を使っていた方だから面白い。天皇賞秋ぐらいが合うかなとも思うが、どんな展開でも前で勝負してほしいかな。


 4着ディーマジェスティは6番枠から五分には出ていて最序盤はサトノよりも一列後ろというところで入っていたんだが3~4角でちょっと下げてという形で後方馬群の中に取り込まれるような感じになった。道中もミッキー、レッド、カフジ、シュペルミエールと綺麗にノーザン・社台勢に囲まれるような形でポジションを上げられない状況で後方で向こう正面に入る。向こう正面で内のスペースを埋められたので外を使うしかない展開、3角まで動けずに3角に入る。3~4角では流石にここで一気には動けないのでサトノの外からじわじわとという競馬だが4角では仕掛けて直線。序盤それでもサトノとは雲泥の差の伸び、一気に離されてしまうしそこで甘くなると最後は伸びを欠いて4着と完敗だった。ん~…まあ、いろいろある。一つはやっぱり非ノーザン・社台の馬はマークがきつい。最序盤の位置取り自体はそう悪くなかったけど、包まれて動きにくい状況、最初の3角でカフジに入られたしそこで包まれて、そうなると道中上げようがない。難しい競馬だったのはまず間違いないと思う。ただ、個人的には春の実力通りなら2着は取ってほしかった展開で、3角ではそこまで大きくペースを上げてこなかったわけだし、もちろん4角ではロスもあったがせいぜいサトノと一頭分、レインボーラインも自身の直後なので外を通したことが敗因に直結したとはいいがたい。となると、やはり夏を越しての成長度、というところになってきて、ここは正直全く引っ掛からなかったわけではないのは確か。セントライト記念自体は強い競馬だったとは思っているんだけど、サトノとの比較を見た時にサトノダイヤモンドの神戸新聞杯の方が春の実力馬との比較でみると強い競馬をしていたというのは確かだと思ったし、この辺りが育成がしっかりしているノーザンの強さ…とは思うんだよね。これもだし、やっぱりノーザン勢が多数を占めるレースの中で優位に運んでいけるほど前半の器用さはなかったのかなと。ダービーで行けるかなとも思ったけどセントライト記念だってぶつけられて入られていたし。まあその辺も含めてやっぱり総合的に判断すると…というところかな。今週は本当に反省が多いんだけど、冷静に判断しないといけない部分はあるかな。成長力という観点で見れば前哨戦の段階ではサトノの方が上だったとは思う。追い切りもサトノの方が良かった。この辺を総合的に判断しないといけなかったし、自分でもちょっと悩んだところがあっただけに、ここできっちりサトノに本命を打てていたらという後悔はある。これは展開の綾もゼロではないけど、個人的には馬のパフォーマンスをしっかりとみられなかったという点で痛恨の反省要素かな。成長力の差は感じたし、追い切りを見てもそこまでの成長力はやっぱり感じられなかったし、この辺りはもっと冷静に見ないといけなかったと思う。もちろん上手く噛み合えばチャンスはあったと思うけど、少なくともサトノには勝てなかったと思うので、そういう馬を本命にした段階でダメでした。まあ今回は反省、ディーマジェはそれでももっとやれて欲しいからね、ここでもう一度力をつけてきてほしい。


 5着ミッキーロケットは8番枠からいいスタートを切って先行策をイメージしていた感じだが、サトノも思ったより出して言った感じなので3角で控えてその後ろでというような入り方になる。結果的に上手くサトノの後ろ、ディーマジェの前で競馬を進めて折り合ってスタンド前。向こう正面で内から上がってくる馬が多いので、サトノの直後ではなくその内目を通しながらとなる。3角手前でサトノの近くの位置、一つ内で進めながらその直後を狙おうとするが、4角でなかなか手ごたえがなく鞭が入って直線。序盤でおいていかれてしまって神戸新聞杯の時のような脅威は与えられず、L1までジリジリとなだれ込むまでに終わっての5着完敗だった。ん~まあやっぱり力そのものはつけてきているけど、使ってきていて本番に対しての上昇度の違いってのは大きかったなと思う。サトノは今回も正攻法での競馬だったけど直線入りで加速する余裕があった方となかった方、という感じになると思うし、仮足過程である4角~直線入りで一気に離されちゃったからね。あの流れからでも動けてしまうサトノとの性能差は確かにあったと思う。ただ神戸新聞杯通りレッドエルディストには先着しているからこの辺りの力関係はちょっと変わってきたかなという感じはあるかな。まあ全体でスローだったというのは良かったと思うし、こういう感じの競馬が合っているね。この馬の力は出し切った形だとは思う。まあでももうちょっと仕掛けが早い展開の方が良かったかもしれんけどね。コーナーで我慢できたことがそんなにプラスにはなってないと思うし。神戸新聞杯もスローからの4F戦でもあったしね。最後までジリッとは来ていたから。もうちょっと早めのスパートでポテンシャルを出し切れていたらという感じはちょっと残しておこう。


 6着シュペルミエールは4番枠から出負けして後方からのスタートだが押して押してかなり積極的にリカバー、それでも結局は中団までは押し上げきれず後方でジッと我慢という形になる。出していった割には折り合いはそんなに苦労していない感じだが、それでもスタンド前ではやや掛かり気味。中弛みの向こう正面の段階で内から勝負に行って一気に押し上げていく。が壁に当たってブレーキと何度も出していってはブレーキになる。3~4角でも内内でがまんして直線。序盤で3列目から壁となって捌きながらもジリジリとは来る。L1でもはちょっと甘くなっての6着完敗だった。最序盤も出負けしてゴリゴリ出していってリカバーできずにブレーキ、やっぱりちょっと掛かり気味になるし向こう正面でも動いていったけどエアスピネルの内はつけずにやっぱりブレーキとかなりスムーズさを欠く競馬をしていたと思う。それでも馬の方が直線では反応できていたし、結構器用というか無茶な競馬でも気分を削がれないというか、そういうメンタルの強さは見せていたように感じた。中弛みの展開で動くこと自体は正解だったと思うけど内を突き切れなければスペースがなくてブレーキするしかないしね。もしくはそういう無駄の多い競馬になったことで本来はもうちょっと伸びたはずの脚が削がれていたという可能性もある。いずれにせよ、個人的にはちょっと無駄の多い騎乗だったなとは思うし、3~4角ロスなく進められたのを考慮に入れてもこの6着は結構頑張ったんじゃないかなと。


 7着マウントロブソンは18番枠からやや出負けして無理せず後方で我慢かなと思っていたが。3角の下りで後方から動いていく形で積極的にポジションを挙げてサトノの直後ぐらいまでリカバーし中団で進める。道中はサトノの前に出るような感じで徐々にポジションを上げていく。道中の中弛みでは動かずに内のスペースを突いて上がってくる馬が多く、相対的に下げて中団の外。3~4角でも中団馬群の中で動けない形、4角で外々から押し上げてくる2強に対して中団の中目で待ちながら直線。序盤で上手く進路を取って弾けるかなと思ったが加速で見劣って伸びあぐねる。L1でそこからもジリジリとばてず伸びずの7着完敗だった。この馬の場合はもっと明確にポテンシャルタイプだと思うから、後半加速していく流れでばててないけどついていけなかったという側面はミッキーロケットよりも大きいかもしれんね。結果的に前半の厳しいところでポジションを取っていったわけだけど、中盤の淀みで積極的に行けずに包まれて中団なら最序盤で無理せず中弛みで動いて外を押し上げながらの方が面白かったかなと思う。追い切りはイマイチだったように感じたけどそこまで悪くない競馬だった。川田も積極性を見せたのは良いけど、バランス的にはもうちょっと展開を見てからでも遅くなかった感じはするけどね。速い地点で外から動くより緩い地点で動くイメージをもって勢いをつけながら勝負所、という感じなら…とは思う。


 8着カフジプリンスは1番枠から五分には出たが押して先行策というよりは外からサトノの方が出脚が良いので直後でいいやという感じで進めていく。道中も無理せず中団馬群の中でジッとしてという岩田競馬で向こう正面まで動かず。向こう正面でシュペルミエールやプロディガルサンが上がってくる形の中で動いて早めに好位列まで上げようとする。ただ3~4角では内目で結局動くスペースがなく少しブレーキ、マウントロブソン当たりの直後を狙って4角で鞭が入るがイマイチ反応できないまま加速で中団に置かれるような感じで直線。序盤で進路確保でも後手、L2で壁になってワンテンポ待たされる。L1ではもう勝敗決していてなだれ込むだけの8着だった。やっぱり岩田だったか、という感じの競馬だね。まあ仕方ないけどああなるとどうしようもない。勝ち切るなら最低限サトノの前を取らんとどうしようもないし、まあこれはスタートでもちょっと見劣ったからある程度は仕方ない。ただ向こう正面で動いてしまったことで早めにスペースを詰めちゃったから3角で打動くだけのスペースがないので一旦下げてから4角で動かないといけないと。そうなるとこの馬の加速力のなさでは置かれてしまうし直線も狭いスペースを突くだけの反応があれば苦労しないわけでこれでは…となってしまう。まあ正直スタートがそこまでよくなかったから難しい競馬にはなったと思う。本番はみんなとってくるからそんなに簡単じゃないし仕方ない。突き詰めれば向こう正面の動きの連鎖に乗ってしまった結果狭いスペースを潰して我慢しないといけなくなった。この段階で厳しいね。だからそもそもだけどこういう馬に菱田とか岩田とか乗せちゃいけないんだと思う。人選ミスやね。四位とか池添とかの方が良いんじゃないかな。それで勝ち負けできるかは別にして、一度強い馬を相手に出し切ってどこまでやれるのかを見てから色々考えればって思う。底を見せていない馬なのに出し切れないケースが多すぎるわ。


 9着レッドエルディストは7番枠からやや出負けもそこから積極的に中団馬群の中に入っていく感じ。道中はディーマジェスティに蓋をするような形になってどちらかというと対ディーマジェの尖兵というような感じで徹底的にマークする。道中もサトノの直後を意識しつつもディーマジェを外に行かせる形で上手く相手に不利な状況を作らせ、自身はサトノの直後のスペースをディーマジェに与えず。3~4角でもサトノの直後、ディーマジェの内で我慢しながら完璧な戦略騎乗を果たして直線。序盤でそこからはこの馬の末脚をというところだったがここでの伸びでは見劣ってジリジリ。L1でも良さが出ずの完敗だった。やっぱりポテンシャル戦になるとちょっと足りんなというのは神戸新聞杯でも見せていたのかなというのはある。春からあんまり変わらなかったかな。ただ四位は多分これはチームノーザン的な乗り方をしてきたと思うし、恐らくそういったミッションがあった可能性はあるんじゃないかなと。ディーマジェを徹底マークしてまず動かせない、向こう正面で前に出て自身より外、つまりサトノの外をしっかりと回させてスペースを絶対に与えない。1~2角から向こう正面にかけての立ち回りはパトロールを見てもかなり面白い。サトノの直後を絶対に渡さないって感じで、ディーマジェに外から行かざるを得ない形を上手く作っていた。ディーマジェも3角手前ではこの馬を下げさせようとしていたり、色々あったけど結果的に四位の思惑通りになった感じはするね。こういった局地戦は結構見ていて面白い。まあ馬に関してはやっぱりトップスピード戦の中でTS持続を引き出したい感じはするね。

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+++++ポイント結果+++++

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222



~タマネギの感想~

G1だけあって多数の参加ありがとうございます!!

レコさんは単発予想2回目の参加ですね、
パチンコ&競馬ブログをやってらっしゃるので競馬道場向きの人材と予想…w

そんなにUU持ってない競馬道場ですが、予想精度次第で少しはご自身のブログの宣伝になると思いますし、今後も来られるならランキングに参加してみてはいかがでしょう?



ハイ、そしてポイント結果!!

さすがに競馬道場参加者でサトノダイヤモンドに印打たないフトドキ者はいないでしょwwwww







!!?


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……ぴんさん、ちょっと後でジックリお話しましょうね^^#











おまけ

ボツネタ記事冒頭文





【菊花賞】苦節24年…ついに里見氏がG1勝利

デイリースポーツ 10月23日(日)18時48分配信

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「菊花賞・G1」(23日、京都)

 所有馬の初出走(92年3月阪神新馬ミラクルサミー)から24年8カ月。サトノダイヤモンドのオーナーで、セガサミーホールディングス株式会社の代表取締役会長を務める里見治氏(74)が、念願のG1制覇を決めた。

 13年セレクトセール当歳で、税込み2億4150万円。「この馬でG1を勝てないと、これからの競馬人生がどうなるのかと思っていました」。JRA・G1では、これまで2着が3度。「ダービー2着で、馬運がないのかなと感じたけど…。普通は“三度目の正直”なんだけど、4度目で勝てましたね。ゴール前は舞い上がってしまった」と喜びをかみしめていた。


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一瞬コッチにしようかと思ったけど『神ってるメール』と激走したダイヤモンドに失礼なのでボツとしました。




さぁ今日はこの酒で祝杯を挙げようかな!!


sake


諏訪大津屋本家酒造株式会社 =銘酒「ダイヤ菊」


予想記事のTop画を探してて見つけましたw

さすがに自分の推し馬を全面出しするのは失礼だと思ったのでTop画は違うのにしましたが、



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…よ~~っく見ると変な部分があるのは管理人の秘めたメッセージかな…笑


kiku

(※左下アップ画像)




真面目な考察だとレース前競馬エイトの人がダイヤモンドとディーマの馬体を見て

サトノダイヤモンド=胴が長くて長距離向き

ディーマジェスティー=胴が短く腰(?)が上がってるので短距離向き

って評価してたんですよ!母親の血統を見ると逆の特性なんですが、不思議ですよね。




-完-

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