下町ドウジョー

どのような競技なのかも正確には知らない『競馬』の、ブログ製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目(タマネギ)と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した予想家たち。そんなメンバーが、競馬予想で東京オリンピック出場を、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ドウジョー」と名付けられたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集して競馬予想に挑戦するドラマである。


※注意※CAUTION※注意※CAUTION※

この記事は

デイリースポーツ の写真をまとめた


個人用めもです。


※注意※CAUTION※注意※CAUTION※



エントリーNo.1

【ミスエルテ 評価=A】

mis


同じフランケル産駒で、阪神JFを制したソウルスターリングよりは20キロほどサイズは小さいが、大まかなシルエットは似ている。偶然とは言え、カメラをにらむ鋭い目つきになっているあたりも、父の闘争本能を継承しているようだ。

 ただミスエルテの方が首差しが短めで太く、筋肉量が豊富のためマイルあたりまでが適性距離になりそうだ。つなぎは短いが立ち気味。これが素晴らしい加速力と爆発力を生んでいる。

 デビュー戦から6キロ減で挑んだファンタジーSが少し寂しい腹構えに映ったが、終始チャカついた仕草がよりそう見せたのかもしれない。追い切り後の撮影を考慮すれば、腹のラインは適性でトモの膨らみも文句なし。いい状態で出走できそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東CWで6F84秒1-39秒7-11秒9(馬なり)。しっかり道中で我慢を利かせて、ラストは余裕の手応えで僚馬と併入した。順調に来ている。



エントリーNo.2

【モンドキャンノ 評価=B】

mond


爪が4本とも白い馬は、体が緩みにくく皮膚を薄く見せることが多い。その半面、若駒のうちは爪が丈夫ではないため無理使いはできないが、叩き2走目の中5週で挑むゆったりとしたローテは理想的だ。

 函館2歳S時に比べると筋肉の質感が劣る印象はあるが、これは天候や光量の影響か。首差しは立ち気味で少し短めだが、以前よりは胴をゆったりと見せる。さらに筋肉量が豊富なのは、母父サクラバクシンオーの血か。耳をぴんと立てキリッとした表情は充実の証しで好状態。

 ただ、肩が立ったトモ高の体形でストライドの伸びない走法。千二~千四がベストという点では、B評価が妥当か。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F84秒9-38秒2-11秒9(馬なり)。ファッショニスタ(2歳新馬)を1秒3追走して併入。並び掛ける加速が素晴らしく、ラストはパートナーに合わせる形。さらなる良化気配がうかがえる




エントリーNo.3

【タガノアシュラ 評価=B】

asyura


札幌2歳Sは1番人気を裏切ってしまったが、立て直された黄菊賞は逃げ切り勝ち。500キロ前後のマンハッタンカフェ産駒らしいボリューム感だが、半面、まだ全体的に緩さも残っている印象だ。

 時季的なものもあるのか、札幌2歳S時より馬体の張りツヤは劣り、少し皮膚の厚ぼったい体つき。ただこの撮影後に初めてCWで6Fからビシッと追われており、馬体が締まってくる公算は大きい。

 急激な成長段階の影響なのか、前後のバランスは狂いがちなのは多少割引材料だろう。かなりトモ高の体形に映るが、この姿形ならもう少し速い脚が使えても良さそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉国分恭(レースは武豊)を背に栗東CWで6F80秒1-38秒3-11秒9(一杯)。スピード感あふれる走りで、追われると俊敏な反応で伸びてきた。2カ月ぶりを叩かれて良化ムード。



エントリーNo.4

【サトノアレス 評価=B】

ares


体高はあるが、寸の詰まった胴のつくり。筋肉質な体形の分、数字ほどの重厚さはなく、お尻からトモにかけては既に完成されているかのような力量感がある。

 前走は好騎乗が光った形とはいえ、瞬発力を生かす競馬でひと皮向けた走りを披露。前脚のつなぎは少し立ち気味ながら、長めのつくり。馬体面を含めて距離はマイルぐらいがちょうどいいのだろう。

 腹回りはやや緩みのあるラインだが、1週前に加えて、輸送を挟むことを考慮すれば問題ない程度。順調に態勢は整えられている。(馬サブロー美浦・石堂道生)

 〈1週前追い切り診断〉11日の日曜に美浦坂路で4F56秒4-41秒7-12秒7。気配は引き続き上々だ。



エントリーNo.5

【トラスト 評価=B】

trasuto


中央の中村均厩舎に転厩し、12キロ増で挑んだ前走は多少なりとも成長があったようだ。そしてこの中間は、体重以上に体を大きく見せている。

 爪が四白の馬らしい緩みのない筋肉質の馬体を誇示。太い首差しと短いつなぎからは、距離が延びてパフォーマンスが上がるタイプではなさそう。ベストはマイルあたりの印象だ。

 この写真撮影の翌日に栗東CWでハードな攻めを敢行。これにより、さらにトモがパンと膨らむ可能性が高い。ふっくらとしたシルエットでうっすらとあばらを見せており、A評価でもいいぐらいだが…。ソエの兆候が見られる分、ひとつ評価を下げた。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F84秒3-38秒7-11秒8(一杯)。マイネルサグラ(3歳500万下)を0秒6追走して首差先着した。手応えは劣勢だったが、追走した分で心配はなく、動きに活気が出てきた。



エントリーNo.6

【ダンビュライト 評価=C】

dan



久々+2戦目で挑んだサウジアラビアロイヤルCが2着。ただそこで勝ち馬にかわされる時に萎縮したのか内にモタれたことを考慮し、ケイコではチークピーシーズを装着している。

 2カ月半ぶりの実戦となるが、しっかりと乗り込んでいるのかスカッとした体つき。ただ本音を言えばもう少し腹のラインにゆとりが欲しかった印象だ。

 トモはコンパクトながら丸みがあっていい質感をキープ。そのためか前腕のボリューム感が少し足りない印象だ。全体的なシルエットは少し線の細い印象を受けるだけに、現時点の評価は厳しめになった。(馬サブロー栗東・吉田順一)

 〈1週前追い切り診断〉ルメールを背に栗東坂路で4F53秒2-12秒6(仕掛け)。クランモンタナ(7歳オープン)に1馬身半先着。ゴール前で軽く仕掛けられると、しっかり反応してひと伸びを見せた。気合乗りも上々で、好調を保つ。




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ネギ山タマ夫コメント


ミスエルテの取り扱いが非常に難しいね。


----------yahoo記事より抜粋--------------

馬なりのまま圧勝した初戦に続き、ファンタジーSでも周囲の度肝を抜いた。大出遅れにも慌てることなく徐々にポジションを押し上げると、上がり3F33秒6の強烈な切れで先団をひと飲み。

 「想定とは違う競馬になりましたが、結果としては、いい競馬ができました」と、川田騎手は余裕のコメントを残した。

 その後は阪神JFを目指す予定だったが、馬体の回復に手間取ったため陣営は予定を1週延ばした。「阪神JFと朝日杯FSの日程が逆だったら牝馬同士を使った。ローテーションで一番いいと思うところを使うだけ。1キロの恩恵があるので、牡馬相手でも通用するかなと思っています」と、池江調教師は自信。




  先週はCWコースで6F84秒1、ラスト1F11秒9。前半は力み気味だったが、馬なりで併入した。
池江調教師「使うたびに難しくなっている感じで、追い切りではとにかくかかる。ただ、稽古はやれている。前走(ファンタジーS=1着)はハミをかまずに行けたが、マイルでは微妙にペースが違うのがどうかだね」と指揮官は渋い表情ながら、「時計は出ているし、しっかり負荷をかけることができた」と合格点を与えた。

 阪神JFで同じフランケル産駒のソウルスターリングがV3戴冠。GI10勝&14戦全勝の怪物のDNAが、勢力図を一変させるか。「前走から1F延びてどうかだけど、折り合ったら確実に切れる。あとは自分との戦いでしょう」。

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記事更新予定ですが

明日深夜に久々のつぶやき「年間収支」

土曜の昼間に予想記事あっぷ…たぶん。




【阪神JF】超良血ソウルスターリング快勝 無傷の3連勝で2歳女王に

スポーツ報知 12/11(日) 16:32配信

soul



第68回阪神ジュベナイルフィリーズ・G1は11日、阪神競馬場の芝1600メートルで、2歳牝馬18頭によって争われた。

 1番人気のソウルスターリング(父フランケル、美浦・藤沢和雄厩舎)が内の好位追走から直線で鋭く抜け出して快勝。無傷の3連勝で2歳女王の座に就いた。騎乗していたクリストフ・ルメール騎手は、メジャーエンブレムで制した昨年に続く2年連続の同レース制覇となった。

 2着は出遅れながら直線で外から伸びた2番人気のリスグラシュー(戸崎圭太騎手騎乗)、3着は3番人気のレーヌミノル(蛯名正義騎手騎乗)と入り、人気通りの決着となった。

 ルメール騎手「スタートして、3番手にうまくつけられた。直線でも内にスペースがあって、そこに入れられたので、すぐに勝てると確信した。跳びが大きな馬で、スピード、スタミナともに備えている。(今後も)チャンピオンホースになれるだけの素質があると思う」





騎手コメント

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▼1着ソウルスターリング

ルメールは「フランケル産駒でG1を勝ててとてもうれしい。それにお母さんは僕にとってスペシャルホースだから」と声を弾ませた。G1・6勝の母スタセリタはフランス在籍時代、仏オークスなど自らの騎乗でG1・3勝を挙げた。14戦14勝の怪物フランケルとの配合とあれば、当然思い入れは強い。トップジョッキーが香港に渡る中、阪神で6勝の固め打ちでG1制覇。「跳びの大きなところや毛色はお母さんと同じ。藤沢和厩舎スタッフに感謝したい。優しい調教のおかげで馬も楽しそうにリラックスしていた。直線もすぐ反応してくれた」とルメール。

 藤沢和師は98年スティンガー以来、2度目の阪神JF制覇。G1通算23勝目に「心配した輸送もクリアしてくれた。スタートも良かった。落ち着いていたからね」と愛馬を称えた。大人びたレースで勝ったとはいえ、かれんな少女。師は「普段カイバ食いは良くないけど、体はいいし、動きもいい。日本の速い時計に対応できるか心配したけど、走りも軽くてこなせる。調教師としては楽な馬です」


▼2着リスグラシュー

大外枠のリスグラシューは前のめり気味のスタートとなり3完歩ほどロス。上がり3Fメンバー最速の脚で3角すぎからポジションを上げるも、1馬身1/4差及ばなかった。

 戸崎は険しい表情で「最後はしっかりと伸びてきているけど、ゲートがね…」と悔しさを押し殺すのが精いっぱい。矢作師も「最後は力を示してくれたし、次につながる内容だったと思う。来年の春は巻き返したい」とリベンジに燃えていた。


▼3着レーヌミノル 蛯名「最後まで頑張った」春にメド

。「馬の後ろで戸惑うところもあったけど、いい形で運べてる。折り合いもついていたし最後まで頑張った」と鞍上の蛯名。初距離となるマイルだったが、鞍上の指示に従って、来春に向けてメドの立つ内容だったと言える。「1、2着馬は強かったが、今回の競馬は、いい経験になると思う」と語った。


▼4着ディーパワンサ(シュタルケ)リラックスしながら一生懸命走れたし、将来が楽しみです。

 ▼5着ヴゼットジョリー(和田)折り合いがついてスムーズに運べた。直線で行き場がなくなった。

 ▼6着ゴールドケープ(丸山)最後まで頑張っていました。もう少し雨とかが降っていれば…。

 ▼7着サトノアリシア(池添)折り合いは前走よりマシでした。最後は脚を使っているけど、追おうとしたら頭を上げた。

 ▼8着アリンナ(田辺)マイペースで行こうと思ったけど力尽きた。

  ▼ ジューヌエコール11着、鞍上バルザ「バランス崩した」
    3連勝でG1に挑んだ4番人気ジューヌエコールは直線伸びを欠き11着。「道中の接触でバランスを崩してしまった。それで伸びなかったと思う」と鞍上のバルザローナ。距離について「気性やスピードから、将来的には6Fや7Fが合っているかな」と分析した。


 ▼12着ブラックオニキス(城戸)返し馬から落ち着いていた。入れ込まず競馬できて、次につながる。

 ▼13着ショーウェイ(松若)最後はバテてしまったけど、スピードはある

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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2016 阪神ジュベナイルフィリーズ(GI) 阪神芝外1600m良
レース回顧・結果

1:34.0 12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2
46.7-47.3 M


 ペースは思ったより流れたかなという感じ。そして、これを平均で締めてきたか、という感じかな。今年はハイレベルなので1:34.0ぐらいは出るかなと思っていたけど、想定のド真ん中ぐらいの中で、それでも大きくL1を落としていないし、日曜もL1がかなり落ち込む傾向だったことを考えると結構踏ん張ってきた。L3最速11.5で速いラップを問われないポテンシャル戦、そしてもちろん前半46.7という流れの中で基礎スピードをかなり高いレベルで問われている。基本的には前半の方が速いわけなので基礎スピード面を一番要求されたかなというところ。


1着ソウルスターリング


 2番枠から五分のスタートだったが無理なく好位列、そこから促して2列目のポケットを狙っていくという競馬で積極策を展開していく。道中も逃げたアリンナが単騎気味ではあったがその中で離れた3列目のポケット、この馬の位置で47秒前半かなというぐらいの入り方で3角。3~4角でも仕掛けを待って3列目のポケットから前のスペースを取りつつ列目に並びかけて直線。序盤で内から仕掛けを待ちながら余裕をもって先頭に並びかけ、L1で抜け出しにかかった時に外からリスグラシューの追撃は受けるもののこれを問題とせず、セーフティを保っての完勝だった。2歳戦はホントこのレベルまで来るとやってみないと分からないから、まあこれは仕方ない。パフォーマンスという観点で見るとトップレベルの馬ではあったので、まあこのペースでパフォーマンスを上げてきているとは思うんだけど前半の基礎スピード、後半3F勝負の中で4角で最高に立ち回れたのはあったにせよこれできっちり勝ち切れたのだから幅の広さをもろに見せてきたなと。前半要素が問われて良さが出た、アイビーSでは後半要素を好位から引き出して、トップスピードの質的にも持続力でも強さを見せてきたのもある。現時点では完成度の高さは一番かな。リスグラシューも強敵ではあると思うし、ロスも多い競馬だったからここで勝負づけが済んだわけではないと思っているけど、基本的に3着以下とは勝負あったかなという感じはあるね。


2着リスグラシュー


 18番枠から明確に出負けして行き脚もつかずに最後方からのスタート。道中も流れている中でリカバーせざるを得なくなり後方集団の外で3角を迎える。3~4角でも外々から正攻法で動いていかざるを得なくなり、L3の4角最速地点で大外から一気に勢いに乗せて中団に取り付いて直線。序盤でそこから追いだされるがジリジリとした伸びでそれでも好位列には並びかける。L1での坂のバテ差しでやはりグンと来てしぶとく伸びてくるが決定的に差を詰めるところまではいかず、セーフティを保たれての2着までだった。出遅れがね…戸崎を買うと何かこうやらかしてくれるから相性が悪い。今日みたいな展開なら普通に乗ってくれりゃいいと思ってたら出遅れるから。まあ馬も決してゲートが安定しているわけじゃないからこれは仕方ないか。それに思った以上にソウルスターリングが強かったというのもある。次走以降は豊に戻してもらいたいけど、最低限賞金を積めたしこれでしばらくローテを気にする必要はないからね。ハーツクライ牝馬としては現時点で素材・完成度共に最強かなと思っているので、この世代の牝馬路線がハイレベルだとは思っているが、十分引けを取らないと思う。桜花賞~オークスにかけて主役級の一頭ではあると思うし、今後もこういった出負け癖などを極力なくしてほしいね。基礎スピードを持っている馬で前半もそれなりに急かしても大丈夫なだけに、ゲートは余計に重要だと思う。まあ今日は強い競馬をしてくれたからこれで良いし、ハイペースでもきっちり伸びてきているようにハーツクライ産駒としては基礎スピードを高いレベルで持っているのが最大の強みでもあるよね。


3着レーヌミノル


 4番枠からポンと出て好発、そこから多少促すぐらいで2列目~好位ぐらいでレースを進めていく。道中の折り合いも思ったよりはスムーズで、まあ流れていたというのもあるが問題なく入っていく。3~4角でも3列目の内目で余裕をもって進めながら直線で外に出す。序盤でそこから追いだされてしぶとく伸びるがソウルスターリングほどの伸びがなくジリジリ。L1で2番手に上がったかなと同時ぐらいに外からリスグラシューに呑み込まれての3着完敗だった。まあ正直この馬はここまでかなと思う。基礎スピード面が問われたことで後半要素がある程度削がれた、この馬としては後半勝負に特化させればちょっと足りなかったと思うので、ペースを引き上げた中でどこまでやれるかというところでリスグラシューにあっさり交わされたのもあるし、ソウルスターリングに総合的に見劣った。この辺を考えても桜花賞戦線では後半要素が強く問われるのでこの路線でこれ以上を狙うのはちょっと難しいと思う。もちろん4着以下との比較で完封できたのは評価したいんだけど、上位2頭が桜花賞戦線では当面の主役だし、これを上回るとなると流れてもスローでも…となってしまうかな。今後ベストを探るならやっぱり1200~1400路線かな。


4着ディーパワンサ


 1番枠からやや出負けして、そこから押してリカバーしつつという感じも結局中団ぐらいから。ただそこから前のソウルスターリングが詰めてくれたのでその直後から上手くリカバーしつつ最終的には好位の内ポケットで進めていく。3~4角でも3列目の内ポケットと理想的な入り方で直線。序盤でそこから最内を突こうとするがソウルスターリングが最内を取ったのでそこから立て直す感じになる。そこからの伸びは物足りず、ジリジリとばてず伸びずの4着完敗だった。直線の瞬間的な脚はおやっと思ったけど、前に入られたときも別に不利を受けた感じではないし、単純にちょっとペースが速かったのか、地力の差かというところかなあ。もうちょっと頑張ってほしかった感じはあるけど、現状ではこれが力差というところかもしれない。上手く内内立ち回れたし、出負けは痛かったけどリカバーできたからね。まあそこで脚を使ったのも展開的には厳しい流れではあったからね。もうちょっとスローバランスで様子を見たい馬ではあるね、デイリー杯の感じからみれば。基礎スピード戦でも一定レベルではやれたという評価にしておきたい。スローで面白いところも見せたしTS持続は底を見せていないので距離延長が噛み合う可能性は個人的には考えておきたい。


5着ヴゼットジョリー


 17番枠から五分には出たかなというぐらい。外枠でもあってそこからのポジション取りも難しく好位雁行状態の中でそれを嫌って少し下げつつ中団馬群の中に入って3角では中目を立ち回る。4角でも中団馬群の中でロスを極力減らして直線。序盤で前にがっつりスペースが空く状態で伸びたいところでなかなか伸び切れず。L1では少し窮屈そうな感じもあったがそれでもジリジリと伸びあぐねての5着完敗だった。まあ相手関係も強化していたいので簡単ではなかったと思うけど、ペースが上がった時に持ち味のキレはやはり削がれてしまっているし、新潟2歳Sのパフォーマンスを見せられたかどうかは微妙なところかな。3~4角で完璧とは言わないまでもロスは少な目、大外8枠を考えれば悪くなかったと思うし、展開としてみてもバランスよく入ってきていると思うので、現状ではちょっと上位とは差があったかな。


11着ジューヌエコール


 11番枠から五分のスタート、そこから掛かりながら好位列に取り付いていく形だが、序盤からかなり掛かり通しになってしまってコントロールに苦労する。そのまま3~4角の段階ですらまだ掛かっていて4角で手が動いてゴーサイン。直線一瞬は反応したが一瞬だけ。後はこれまでにない失速の仕方で大きく下がってしまって大敗を喫した。個人的には掛かる掛からないというのはペースによって影響度合いが変わってくると思っていて、今回みたいに4Fで47秒を切ってくる、2歳牝馬としては非常に厳しい流れの中で掛かってしまってとなると話は別だろうと。3角までってことは4F~5F丸々掛かっていて、ペースも速い。ここで脚を残すというのは流石にむずかしかったんじゃないかなと。正直良い展開とまでは思わないけど、ここまで崩れる馬ではなかったと思うので残念な騎乗になったなと。

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+++++ポイント結果+++++


222


111



フランケルの子 恐ろしい子(語呂悪い)

押し売りさんがパネェ予想で圧倒的Top。



あれ…今シーズン残り3レースじゃどうしようもなくね??

朝日杯フューチュリティステークス
阪神カップ
有馬記念






ってな訳で緊急特別ルール

有馬記念予想ポイント3倍でいこうと思います。




どうせココ取らなきゃ年間の勝ち全部持ってかれるんだし(偏見)



それに競馬界にこんな格言がある事をご存知だろうか??







有馬を制する者 競馬を制す



どたんばでの発表で申し訳ありませぬが、ご了承お願い申し上げます


【チャレンジC】9番人気マイネルハニーが押し切りV 重賞初制覇

スポニチアネックス 12/10(土) 15:53配信

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「第67回チャレンジカップ」(G3、芝・1800メートル・晴・やや重)は10日、阪神競馬場11Rで行われ、柴田大騎手騎乗の9番人気、マイネルハニー(牡3=栗田博厩舎、父マツリダゴッホ、母ブライアンハニー)が押し切ってV。勝ち時計は1分46秒7。

 ダノンメジャーが先行し、2番手にメイショウナルトが続く展開。マイネルハニーは3番手に付けた。

 ダノンメジャーが先頭のまま直線に入ったが、直後にマイネルハニーが入れ替わって先頭に。そのまま先頭をキープし、最後はベルーフ、 ケイティープライドの猛追をしのいで1着でゴールした。

 首差の2着がベルーフ、そこから頭差の3着がケイティープライドだった。

 マイネルハニーは初の重賞制覇。通算戦績は11戦3勝。





騎手コメント

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1着 マイネルハニー(柴田大知騎手)
「道中は2番手から。流れに乗って長くいい脚を使う馬ですが、脚を使い切って、ラストまで踏ん張ってくれました。ラストは何とか頑張って、という気持ちでした。それにしても古馬相手、このメンバー相手に勝ったことは凄いですね。もともと能力の高い馬ということは分かっていました。ダービーの後もいいレースを続けていましたからね。本当によく頑張ってくれました」

2着 ベルーフ(V.シュミノー騎手)
「とても悔しいです。今日は前走までのような後ろからではなく、中団から運ぼうと思っていました。折り合いもつきました。馬群の間をよく伸びてくれました。でも着差が着差ですからね。悔しいです」

3着 ケイティープライド(鮫島克駿騎手)
「いいポジションから折り合いをつけてレースを運べました。一瞬しか脚を使えないタイプなので、残り200~300mで前が空いたのはよかったですね。それにしても、勝ち馬はしぶといですね」

4着 フルーキー(M.デムーロ騎手)
「スタートからずっとズブい感じでした。直線では右にもたれながらジワジワ伸びました」

5着 ブラックスピネル(C.ルメール騎手)
「忙しかったですね。それに今日はまだ太くて、重い感じがしました。でもこのレースを使ってよくなりそうですね」

8着 ダノンメジャー(小牧太騎手)
「とりあえず何とかハナに行くことが出来ました。現状ではこの形がベストでしょう。今日は速い流れの中でよく粘っていると思います」

9着 ディサイファ(武豊騎手)
「道中はこの馬にいい流れかと思った のですが、追い出してからの反応が悪かったですね。スタートで自分で躓いたり、この馬の本来の形ではありませんでした」

10着 ヒルノマテーラ(四位洋文騎手)
「この馬の力は出していると思います。速い流れの中で前の馬が止まらなかったですね」

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敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。より


2016 チャレンジカップ(GIII) 阪神芝外1800m稍
レース回顧・結果

1:46.5 12.3 - 11.1 - 11.9 - 11.7 - 11.8 - 11.6 - 11.3 - 11.8 - 13.0
47.0-47.7M

 う~ん、大知はやっぱ前が引っ張ってくれんとダメなんだなとは思うな。ナルトが行くからちょうどいいかなと思ったら本当にちょうどいい感じで乗ってたし。展開次第の騎手だわ。まあそれはともかく、レースはダノンメジャーやメイショウナルトがややハイ寄りの平均ペースで引っ張った形。道中よどみなく進んだが仕掛けが早くL3最速で11.3、L1は相当減速する形で13.0と消耗のレベルまで行っている。コーナー最速でL4でも11.6、L1の消耗が激しいので基本的にはコーナーでの立ち回りがL1でのバテ差し度合いとリンクしているといえる。基礎スピードが問われたし、L3最速で11.3なので微妙なところだけどL1の消耗度合いや後半の平均と比較しても後半はポテンシャル寄りの競馬だったかなと思う。稍重で渋っていたこともあってパワー型の馬が上位にはきたのかなとも感じるね。時計的にはもうちょっと出てほしかったかなという感じはするけどね。


1着マイネルハニー


 まずまずのスタートから先行策、メイショウナルトやダノンメジャーが逃げ争いをする中で一列下げて2列目の外で入っていく。これがピタリとはまり、全体のペースが平均で流れる中で好位列以下とは少し差のある状態で3角に入る。3~4角でもじわっと仕掛けながら早めに後続との差を広げに掛かって直線。序盤でまずはダノンメジャーを競り落とし、L1ではさすがに減速、内からフルーキーや外からベルーフといったところも競ってくるがこれを何とかしのぎ切っての重賞初制覇となった。まあ勝つときはこれぐらい気持ちよくバランスの良い競馬になるんだから競馬とは面白いもんで、ただこれは別に大知が意図的にやったと思わない方が良いんだろうなとも思う。今回は前2頭がマイネルハニーにとって理想的なペースを作ってくれたからその流れにたまたま乗れただけなんだろうなと。逃げて自分で良いペースを安定的に作れるようにならないと基本的には信用しない方が良いかな。まあそれはともかく馬はやっぱり基本的に基礎スピードを活かしていかないと勝負にならないし、正直この馬場で渋ったのはプラスに働いたかなと思う。今開催の阪神は去年よりは少し軽いかなと思っていたので、稍重でこのペースでも最速11.3は出ているし、これがもうちょっと速いラップが出るぐらい軽い馬場ならL1での他馬の食い込みはもっと来てたと思うからね。全体のペースを使って上手く脚を削いだし、後続も脚を引き出す余力があんまりなくて惰性をつけきれずに坂で同じように伸びあぐねていたという印象。色々と噛み合ったけど、多分最終的には函館記念とかそういう舞台が理想になっていくと思う。個人的には母父ナリタブライアンというところもあるし、3歳の春から期待してみてきたので応援はしている馬なんだけど、マイネル馬の宿命というか、騎手が信頼できないので噛み合うかどうかは運に左右されるところも多いかもしれんね。ディサイファがテンでダメだったからわかりにくいけど、結果的に福島記念組のレベルが高かったのかなという感じの内容だった。


2着ベルーフ


 2枠4番から出負けして後方からの競馬になる。道中も淡々とした流れの中でリカバーしながら中団馬群の真ん中ぐらいでフルーキーより前に押し上げていきながら3角。3~4角でも馬群の中目を通して追走しながら直線。序盤でそこからジリジリと伸びてきて、L1のバテ差しで決定的に差を詰めてきての2着確保だった。う~ん、この展開になったとして1800はちょっと短いかなと思っていたんだけど、思ったよりもやれちゃったなあというのが正直なところかな。出負けした段階であの位置では厳しいと思っていたけど途中で上手くリカバーしていってこの流れで脚を使ってもやれちゃうんだから前半の基礎スピード的な許容範囲は広いねと。まあこれは昨年小倉記念2着時でも見せていたけど、1800でこのパフォーマンスを見せられたのはちょっと幅を広げてきたかな。フルーキーが下降線という可能性も十分あるけど、フルーキーをこの条件で撃破したのはちょっと修正しないといけないかもしれない。とはいえやっぱり勝てないんだけどね。この馬も相当条件が噛み合い切らないと勝ち切るまでは難しいのかなあ。L1は決定的に来ていただけに、あとちょっとなんだけどね。この馬も少し渋ったのがプラスに働いたかな。


3着ケイティープライド


 9番枠からまずまずのスタート、そこから上手く内に入り込んで少し離れた中団列から進めていく。3~4角でも最内で立ち回りながら我慢して完璧に立ち回って直線に入ってくる。序盤でそこから追いだされてジリジリとは伸びるがここではベルーフの方が伸びが良い。それでもL1ではベルーフとの差も詰めるぐらいの脚を使って3着に上がった。まあこの馬は馬券的な選択肢としては十分アリだった一頭で、基礎スピード面をある程度問われた方が良いパワー型なのでマイネルハニーが勝った上の3着ならそんなに驚かないかな。ベルーフをどのみち買えなかったとは思うけど、予想するうえでケイティーには印を打ちたかったな。ちょっと不調期から抜け切れてない感じはこの辺かも。もっと強気にいかんといかん。それはともかくペース的には理想的なぐらいに流れてくれたし、もうちょっと前でも良かったかなとは思うが3~4角をパーフェクトに立ち回れたのもここまでL1で食い込めた要因ともいえるし、やっぱり単調な流れに近い方が良いんだろうと。少し渋って適度に流れて、トップスピード面をそこまで要求されない時が好走条件だからね。今回はマイネルハニーと一緒でそれが噛み合ったし逆に言えば福島記念はハニー同様ペースが遅かったということでいいと思う。もちろんL1の減速激しく、52kgの軽ハンデが影響しやすい展開だったのもこの馬としては良かったかなと。


4着フルーキー


 1番枠からやや出負けしたがそれでもベルーフよりはマシで上手く中団の後ろぐらいで内内を立ち回ってと悪くない競馬。道中もケイティープライドの直後で我慢しながら。3~4角でも最内を完璧に立ち回って直線に入ってくる。序盤でそこから進路確保も割とスムーズでとり切ってからは前にスペースががっつり空いた状況、しっかりと伸びてくるかなと思いきやL1で伸び切れず、ベルーフらに見劣っての4着完敗だった。ハンデも57.5kgではあったにせよ、正直これで馬券圏内となってしまうと…という感じではある。ただ、敢えて言えばやっぱりペースがこの馬にとってはちょっと速かったかもしれない。もともと最近はマイルで流れると苦戦していて距離も2000ぐらいで良さが出てきているわけで、この流れではそもそも急かされた競馬になった感じはある。少なくとも今は中距離に近いところで競馬をした方が良いとも思うし、ここまで結果が出てこない以上、一度距離を延ばすことも視野に入れてほしいね。2400辺りまで試してしまってもいいと思う。ちょっとスピード的に苦戦しつつあるからね。菊花賞でもそれなりにやれた馬なんだし、違った一面を引き出してくる可能性もあると思うので。まあこの面子でこの流れであの位置なら許容範囲内であってほしかったけど、ちょっとパフォーマンス自体も落としてきているわけで、今後は冷静に判断しないといかんね。


5着ブラックスピネル


 五分のスタートから思ったより積極的に押していって追走、最終的には好位の外目ぐらいで落ち着くが、終始手を動かしながら好位集団の一番前ぐらいで進めていく。3~4角では一頭分外ぐらいでここでも手が動いて追走しながら直線に入ってくる。序盤でジリジリとしか伸びずに少ししんどくなって内のベルーフらに交わされる。そこからもL1までなだれ込んで脚色自体はそんなに差がない状況でなだれ込んできたものの5着までだった。ん~ちょっと意外で個人的にはこの展開で5着に善戦してくるようなイメージではなかったんだけどね。崩れても不思議ないかなというような競馬の中で善戦してきた。この馬は少なくとも3歳の段階ではTS持続型であっていると思うし、ポテンシャル戦では脆さを出すことが多かったのと、2200以上はパフォーマンスを落としていたというところもあった。これがタフな馬場で流れている中で終始追走しながらも最後までジリッと脚を使えたのは一定の評価は必要かな。ただレースレベルがちょっと読みにくいところはあるのでまだ何とも言い難い。


9着ディサイファ


 16番枠からまずまずのスタート、ある程度追走しつつもマイルCSほどの行き脚はなく無理をせずに好位列外でという競馬になった。3~4角の速い地点で外々から追走しながらだが4角で合図が合っても反応薄く直線。序盤はそれなりに伸びを見せていたがL1では見劣っての9着完敗だった。まあ着差的にはそこまででもないけど、前走と比べても明らかに前半の行き脚に差があったと思うし、4角の段階でちょっと反応も怪しかった。まあ最速地点で一番外だししんどくなるのは当たり前だけど、それでもいいころのディサイファなら最後まで踏ん張ってくれていたと思うので、マイルCSメイチからの状態面の落ち込みがあったと考えるべきなのかな。追い切りは良く見えたんだけどなマイルCSより。この馬は追い切りの動きや軽快さがあんまり当てにならんなあ。


11着タッチングスピーチ


 8番枠からやや出負け程度で収まってそこから追走しつつ外へと誘導、後方で進めていく。道中も速い流れの中でデウスウルトを目標にしながら早い段階で押し上げていくイメージで3角に入る。3~4角でのコーナー地点でスピードに乗った状態で上手く入っていき、それでもやはり4角以降手応えが微妙になるが悪くない位置で直線に入ってくる。ただそこからの伸びがなく後方集団の中でもがく。最後もばててはいないがなだれ込むだけの11着完敗だった。正直松山はうまく乗ってくれたと思うスタートから外への持っていき方も良かったし、しっかりと動きだすイメージをもってコーナーに入ってくれた。あれでもあそこでペースを上げられるとついていくのは簡単ではないからね。ただ結局本来の良いころのこの馬の脚を引き出せなかった、というところになると思う。個人的にはこの展開でこれなければもう終わったと判断しないといかんなと感じた。レースレベル的にもそこまでとは思わないし、L1もかなり落ち込んでいる。バテ差し身上のこの馬、基礎スピード面も秘めているこの馬にとっては理想的かなと思ったんだけどね。流石にこの展開でここまで崩れては…というところ。




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+++++ポイント結果+++++


111


222





忘れさられていた難解レースTop成績者に+100pt 次点成績者に+50ptを適用させて

ガイルさんに+100 ウィスニャンさんに+50 特別ptで加点しておきます。


元々は穴党救済措置の第1弾目策として2ndより登場した特別ルールですが…














全然ハマらなかったね



来シーズンからはオッズポイントが導入になるのでこの救済措置は闇に消えます。


それにしてもオッズポイント優秀じゃない!!?

○で優勝馬を予想したまさ★さんに77pt入ってるあたり、倍率を適当に考えた とは思えないぐらい綺麗。


早く来シーズンしましょう←

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