下町ドウジョー

どのような競技なのかも正確には知らない『競馬』の、ブログ製作を、成り行きと勢いで引き受けてしまった下町の小さな町工場の2代目(タマネギ)と、好奇心程度の軽い気持ちでそれに参加した予想家たち。そんなメンバーが、競馬予想で東京オリンピック出場を、職人の意地と誇り=モノづくりの心に火をつけられ、「下町ドウジョー」と名付けられたプロジェクトとして、それぞれの持つ技術を結集して競馬予想に挑戦するドラマである。

【桜花賞】アーモンドアイがレコード勝ちでGI初制覇

4/8(日) 16:14配信


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◆第78回桜花賞・G1(8日・芝1600メートル、阪神競馬場、良)

 牝馬クラシック第1弾は17頭(アマルフィコースト出走取り消し)で争われ、2番人気のアーモンドアイ(美浦・国枝栄厩舎、クリストフ・ルメール騎手)が直線一気の差し切り勝ち。勝ち時計の1分33秒1は、同厩舎のアパパネが勝った10年の1分33秒3を0秒2更新するレースレコード。新種牡馬のロードカナロア産駒がクラシック初制覇を果たした。ルメール騎手は牝馬G1完全制覇。直線で先に抜け出した1番人気のラッキーライラック(石橋脩騎手)は2着に敗れた。3着には3番人気のリリーノーブル(川田将雅騎手)が続いた。


ルメール騎手(アーモンドアイ=1着)「アーモンドアイはチャンピオンホース。今日は素晴らしかった。直線で一人だったね。自分で走りました。僕は何もしなかった。彼女のポテンシャルはすごく高いです。(ラッキーライラックを意識したかについて)直線で何も見てない。真っすぐ行きたかった。反応が素晴らしかった。すぐに勝つことができたと思った。(ストロングポイントは)跳びが大きいですね。最後は長い脚で加速を上げていって、とても速いです。もちろん次走が楽しみです。トリプルクラウンを考えることができると思います。また大きなレースを勝つことができると思います」


騎手コメント

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石橋騎手(ラッキーライラック=2着)「よく頑張ってくれました。ごちゃつくことだけを避けたかったのであの位置から。内枠でしたが上手に走ってくれましたし、イメージ通り。満を持して追い出しましたが、一瞬にかわされてしまいました。勝ち馬が強かったです」

川田騎手(リリーノーブル=3着)「すごくいい状態に作ってもらいました。ラッキーライラックとの差は縮まりましたが、もう1頭、前に強い馬がいましたね。でも、いい内容だったと思います」

柴田善騎手(トーセンブレス=4着)「気持ちのセーブができるようになって、今までで一番いい雰囲気で一番いいレースができた。あとは体(の成長)だね」

武豊騎手(マウレア=5着)「この枠では内に入れなかった。ラストまでしっかり走ってくれているけど、外、外を回る形で勝ち切るのは…。オークスで巻き返したいですね」

北村友騎手(リバティハイツ=6着)「イメージした通りにレースができましたし、最後までしっかり走ってくれました。上位馬が強かったです」

松山騎手(レッドサクヤ=7着)「スタートよく、ラッキーライラックを見る形で運べました。直線も頑張ってくれましたが、最後は苦しくなってしまいました」

岩田騎手(スカーレットカラー=8着)「ゲートを出てくれて流れに乗れた。最後までじわじわと脚を使っていますし、この馬のレースはできたと思います」

秋山騎手(ツヅミモン=9着)「イメージ通りの競馬はできました。まだキャリアは浅いですし、これからどんどんよくなりそうです」

戸崎騎手(プリモシーン=10着)「返し馬まではよかったんですが、待機所でテンションが高くなってしまって…。その影響か、ゲートを出てくれませんでした」

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藤岡康騎手(アンコールプリュ=11着)「直線でうながしたときには余裕がありませんでした」

福永騎手(フィニフティ=12着)「もうちょっとやれると思ったけどねえ。スタートを出していったのにあそこが精いっぱい。もうちょっとパワーアップしてほしいけど、距離が延びるのはいいからね」

池添騎手(デルニエオール=13着)「折り合いを意識しすぎて位置取りが後ろになりすぎた感じです。じりじりとは伸びてくれているんですが」

大野騎手(ハーレムライン=14着)「リズムよく運べましたが、直線では苦しくなってしまいました」


Mデムーロ騎手(レッドレグナント=15着)「折り合いはついていたのに伸びなかった。距離が長いのかもしれない」

和田騎手(コーディエライト=16着)「ハナに行くとリラックスして走ってくれた」

藤岡佑騎手(アンヴァル=17着)「2走目で状態はよくなっていました。距離適性ですね」


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競馬をやって何が悪い。~予想は敗因分析から~』より


1:33.1 46.6-46.5 M
12.3 – 10.7 – 11.5 – 12.1 – 12.1 – 11.5 – 11.3 – 11.6

正直外回りの馬場が読めない。ただ500万下のバティスティーニ戦が1:33.9、これがハイペースなので何ともだが土曜よりは軽くなっていたと思うし、高速馬場に近いところに来ていたのかな。内外周りで違うかもしれんが。その中で、展開的には中弛みの展開といっていいと思う。前半の3Fが34.5とかなり速い入りだが、1000通過まで行くと58.7と平均ぐらいに落ち着く(1000FA11.74レース全体FA11.64)。この展開は端的に言えば後ろから中弛みで無理せず詰めていけた馬が有利で、NZTほど顕著ではないけど後ろの馬のほうが有利だったと思う。L3で11.5、L2の直線前半が最速11.3だからね。なので最後に結論を言うとアーモンドアイも強かったけど一番強かったのはラッキーライラックだと思っている。オークス本命は決まったかも、という感じ。

1着13アーモンドアイ(ルメール)

やはり出負けしてしまって後方からの競馬となる。道中も後方外々で進めながらだが前がかなり速い流れ、無理せず3角まで動かない。3画辺りから少しペースが落ちてきたのでここで外からじわっと進出を意識。4角で外々を回して勢いをつけながら直線で大外。序盤でそこからフルスロットル、一気に伸びて2列目。L1で抜け出したラッキーライラックの外から鮮やかに差し切っての完勝だった。

ん~強かった。個人的にマイルは短いとは思っていたんだけどね。前半前がかなり速かった、ここで確かについていけなかった。ただ3~4角で明確に息が入ったことでここで外からじわっと取り付けたし4角出口からしっかりと仕掛ける意識を持って直線に入れたので直線序盤で脚を爆発させることができた。ただシンザン記念と違って、さすがに緩んだといってもかなり基礎スピードを問われているのは間違いないわけで、これをクリアできていたなら本質的にマイルでも戦えるだけの地力があったということだと思う。ただオークスだとやっぱり乗り方に工夫がいると思う。距離自体はマイルでやれちゃったけど長い方がいいとは思っていて、問題はゲートの拙さ。ここでもプリモシーンのほうが派手に出遅れたから目立たなかったけど後方2番手にならざるを得ない競馬だったわけで、機動力が問われるオークスで後方からでは何とも…というのはあるかな。どちらかというと勢いをつけていきたいタイプだと思うので、その点も踏まえて向こう正面でダービーのレイデオロみたいな感じの競馬を要求されるかもしれない。そういった弱点はあるが素材としては本物だったということでしょう。ただ、個人的にはこの桜花賞ではラッキーがかなり苦しい競馬になったので、まだ勝負付けは済んでないと思う。それでも一頭だけ33秒台、それも33.2と圧倒的だったからね。今日はうまくかみ合っただけでなく力もトップレベルだったということを証明できた一戦かな。

2着01ラッキーライラック(石橋脩)

好発を切ってそこから押して先行、まずは外の各馬を行かせて2列目のポケットで進めていく。さすがにマークがきつく少し窮屈になってそこで前半少し行きたがるかな?というのもあったが徐々に落ち着いて前にスペースを保つ。ただ前半3Fがハイペースの流れに2列目で乗ってしまう。3~4角では今度は前がコントロールしてきてここで仕掛けを待たされる形で直線。序盤ですっと外に出して追い出されて堂々と先頭に立つが、L1で強烈に伸びてきたアーモンドアイの勢いには抵抗できずの2着完敗だった。

強い負け方だったと思う。こういうラップの偏差の大きい競馬になった時に言えるのは、この偏差の大きいところでいかに脚を残す入り方をするか。この馬の場合は入りの34.5に近い入り方をして、中盤の12.2-12.2でペースを結構落とす形になった。もちろん息を入れないとしんどい競馬なのでこれ自体は仕方がないんだけど、やっぱりフラットに平均ペースってのと違ってこうやって前中盤での波が大きいと後ろとしては取り付けるのが大きい。それでも窮屈になってやや掛かり気味が前半3F地点、そこから息を入れて直線L2でしっかりと良い脚を使って抜け出してきた。総合力の高さをかなり見せてきたと思う。オークスはどちらかというとそういった面が問われやすいレースなので、対アーモンドアイで考えたときに適度なスローで2~3列目の内から我慢しながら直線ですっと加速、という点で出し抜ければ逆転可能な範囲だと思う。大味なTS持続タイプが一番苦戦しやすいのがオークスだからね。しっかりと前目でレースを支配して適度なスローに持ち込めれば。負けたけどこれだけ流れた中で前目に乗っていい脚を一瞬でも使えたのは大きい。強い2着だったと思う。

3着09リリーノーブル(川田)

五分のスタート、そこから無理せずじわっと控えて好位の外目で進めていく。道中もかなり流れているのを察したか控えて中団まで下げてコントロールの意識。3~4角でも中団の外目で進めながら直線。序盤で前のレッドサクヤの外に出してしぶとく2列目に伸びてくるがアーモンドアイにあっさり交わされる。L1までしぶとく伸びて前のラッキーライラックとの差はじわっと詰めるが3着まで。

ん~ここまで流れてしまうとなかなか難しかったかな。川田としては速いとみてうまく下げたと思うしこれは結果的にファインプレーだったとは思う。あまり前半無理していいタイプではなかったと思うしね。中盤でも我慢して脚を残して直線勝負に賭けたけど、現時点では力負けというほかない。もちろんマウレアとの比較ではこちらの方が頑張ったかなと思うけどね。総合的にみて基礎スピード面はかなり高いレベルでめどを立ててきたと思うが、その点でもラッキーライラックのほうが上回ってきたとなると総合的に勝てる要素がほとんどなくなってしまったので、今後もラッキーライラック以上の評価は難しくなる。機動力はあるのでその辺は良いと思うが、オークスで勝ち負けとなると簡単ではないかな。

4着07トーセンブレス(柴田善)

やや出負けだがいつもよりはゲートを出てそこから押しながら追走しつつ中団馬群の中で進めていく。道中も終始促しながらの追走になって中団やや後方で3角。3~4角で前がペースを落とす中で後方馬群の外目、前に壁で仕掛けを待って直線。序盤で追い出されてからの反応が地味で一気にアーモンドアイに差し切られる。L1はそこから結構伸びてきて4着は確保した。

ん~結果論だけどあまり前半から出していかなかった方がよかったかもしれんね。前半で温存して3~4角で外から動く形のほうがこの馬にとっては良かったと思う。前半出していって脚を使う、中盤で囲まれてペースダウンで合わせなきゃいけなかった。直線ではまた加速という感じになってここで反応も鈍かった。そういった器用さがないタイプなので、前半は無理せず仕掛けどころでギアを上げるだけの競馬に持って行く方がよかったかなと感じる。今回でもエンジンのかかりがちょっと遅く感じたし、この馬の脚を引き出せたという感じでもないのでちょっとせかされた割に結局直線までで見て前を向けず、良いポジションを取れなかったのもあるんじゃないかなと。まあ細かいところで実際3着があったかとなるとそれは微妙だと思うんだけど、個人的には前半無理せず3~4角で勢いをつける形でどこまでやれたか見たかったかな。この馬もオークス向きだとは思うんだけど、2400で問われるギアチェンジ面での不安はちょっとあるのでその辺りを克服したいね。ポジショニングも大事だけど、この馬は要所の仕掛け方が重要だと感じる。

5着17マウレア(武豊)

五分のスタート、そこから無理はせずに中団の外目で進めていく。道中も前にリリーノーブルを置くような形で進めて3角。3~4角でもリリーの後ろで正攻法で進めて直線。序盤で外から追い出されてリリーを目標に差を詰めたいが詰まらず。ラストまでじりじりと伸びきれず4着争いの一角で終わった。

豊が大振りしたいような感じのコメントだったけど、結局枠的にも無難な感じになってしまったかなと。まあ全体がここまで流れてしまうとなかなか前につけていくのは選択肢的に難しいから仕方ない面はあるし、リリーノーブルとはここに向けての過程の違いも出てしまったかなという感じ。まあこの馬も正直ラッキーライラックとの比較では勝負付けが済んでしまっていた馬なので仕方がないかな。ペースが上がったことでリリーノーブルよりも対応できなかったかなというのもあるしね。現時点ではこれが実力差といわざるを得んかなあ。

10着15プリモシーン(戸崎)6人気番外

明確に出遅れて最後方からの競馬になる。道中も内のスペースを拾いながらリカバーの意識をもって最内で3角。ただ3角で前がペースダウンをするという流れで内内で我慢の展開、外の各馬が勢いに載せていく中で後方の内で直線。序盤で進路で迷って外目に誘導、L1まで追われるが10着までだった。

こっちが出遅れるか…パトロールを見ても直線で進路で迷っているうちにふさがって外に誘導してL1の手前で進路確保するが、そこからも前にレッドが入ってきてふらついて最後は完全になくなる。今回みたいに前半のペースが明らかに速い時には前がどこかで緩める意識を働かせがちで、3~4角で内に突っ込んだ時点で嫌な予感はしていたんだけど加速していく過程で上手くいかなかったなという感じ。外に出してどうだったかは何とも言い難いけど、出遅れてしまった以上内内を意識してしまうのは仕方ないが、捌けない戸崎では無理。阪神マイルって4角から下りだし割とばらけやすいから詰まりにくい舞台で、戸崎でも大丈夫だと思ったんだけどなあ。出遅れるわ中弛みに突っ込んでいって直線でまごつくわではどうしようもない。

12着16フィニフティ(福永)

やや出負け、無理はせずに後方からの競馬になる。道中も後方外目で進めてマウレアを見るような感じで3角。3~4角でもマウレアの後ろから進めて直線で外。序盤で追い出されるんだがここでキレ負けしてしまうような感じで後方に下がる。ラストまで良いところなく惨敗だった。

ペースではないと思うんだけどなあ。追い出されてから後方に下がるまでが早かったし、パトロール見ると最後はばてた馬を交わす程度には頑張っていたので結局この馬場でこのペースでもトップスピード面がある程度問われてキレ負けしてしまった面が強いのかもしれない。よくよく考えるとクイーンCでもL1でのバテ差しで、11.5の地点での伸び自体はいまいちだったからね。そう考えるとこのペースでも速いラップを要求されてしまったのでその点でキレ負けしてしまったのかなと。血統的にもよくなるのはもうちょい先なのかな。


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+++++ポイント結果+++++

333

3333


~タマネギのレース感想~

あんな化け物がいるなんて聞いてないぞ

アーモンドアイさえいなければ久々に10万コースだっただけに

発狂して狙撃しそうになりましたよ…笑




1着ロードカナロア産駒
2着オルフェーヴル産駒
3着ルーラーシップ産駒

競馬界は着々と新しい時代になっていますね。

『新種牡馬を制する者が競馬を制す』


オジさんはもう取り残されて引退しそう…

【阪神牝馬S】ミスパンテールが逃げ切って4連勝! 

4/7(土) 15:52配信


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◆第61回阪神牝馬S・G2(4月7日、阪神競馬場・芝1600メートル、良)

 4番人気のミスパンテール(牝4歳、栗東・昆貢厩舎、横山典弘騎手)が逃げ切って4連勝での重賞3連勝を果たした。この勝利でヴィクトリアマイル(5月13日、東京)への優先出走権を得た。勝ち時計は1分34秒8。11番人気のレッドアヴァンセ(北村友一騎手)が頭差で2着に続き、1番人気のリスグラシュー(武豊騎手)はさらに首差の3着。2番人気のソウルスターリングは10着に敗れた。

 横山典弘騎手(ミスパンテール=1着)「先生(昆調教師)と“試したいことがある”と相談して、この形に。雰囲気的にこんな感じになるんじゃないかと思っていた。この間よりは収まっていたが、テンションが高い。大きなところへ向けてそれが課題になるが、(次のヴィクトリアマイルも)いい競馬はできると思う


騎手コメント

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北村友騎手(レッドアヴァンセ=2着)「いい位置から折り合って運べました。追ってから期待通りの反応でしたし、よく頑張ってくれました。ただ、最後は勝ち馬の底力を感じました」

武豊騎手(リスグラシュー=3着)「ペースは遅くなるだろうなと思っていたが、ここまでとは…。ただ、上手に走ってくれていたし、馬自身は昨年よりよくなっている」

Mデムーロ騎手(アドマイヤリード=4着)「ツキがなかったね。直線はずっとごちゃごちゃしていたから」

幸騎手(ジュールポレール=5着)「1、2着に並びにいこうとしたところで脚が上がってしまいました。通用の力がありますし、休み明けを使った次は楽しみです」

福永騎手(ミエノサクシード=6着)「やりたい競馬はできました。気の悪さも見せず走ってくれましたし、そんなに負けてないですからね」

岩田騎手(ミリッサ=7着)「ペースが遅くて…。最後はじりじりと伸びてくれてるだけに、もう少し前で運べばよかった」

四位騎手(エテルナミノル=8着)「今回もゲートの中で我慢できなくて立ち上がってしまった。最後は差のないところまで来てるんだけどね。ここでも差のない能力があるだけに残念です」

 川田騎手(ラビットラン=9着)「遅い流れのなか、4コーナーでついていくのが難しかったです。直線は動いてくれているんですが」

ルメール騎手(ソウルスターリング=10着)「ペースが遅かったのでポジションを上げて行った。折り合いはついていたが、残り200メートルで疲れてしまった」

  蛯名騎手(デンコウアンジュ=11着)「この馬も伸びてるけど、このペースでは前も止まらないからね」

 藤岡佑騎手(ワントゥワン=12着)「リズムを守ってじっくりと。ただ、これだけ上がりが速いとあの位置からでは厳しかったですね」


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競馬をやって何が悪い。~予想は敗因分析から~』より


1:34.8 49.1-45.7 S^3
12.9-12.0-12.3-11.9-11.9-11.0-11.1-11.7

馬場は思ったよりは時計が掛かっていて標準ぐらいの馬場だったと思う。ペースは3.4で超超スローに近いレベルの超スローという感じで、そこからのL3最速と仕掛けが早く、トップスピードの持続戦に特化した競馬となった。もちろんここまでドスローなので前半はポジショニングが全て。基礎スピードは問われていない。

1着11ミスパンテール(横山典)

好発を切ったのでそのまま促してハナを取り切る選択をとる。道中ハナを取り切ったことで各馬もそこで落ち着けてきたのでペースを一気に落とすことができ、最初の3Fは11秒台に一度も入らないまま3角に入っていく。3~4角ではソウルスターリングもある程度プレッシャーをかけてきたので若干ペースは上がる、4角で一気に最速地点に持ち込んで直線。序盤でしぶとく粘りレッドアヴァンセと2頭で少し抜け出す形。L1までしぶとく踏ん張ってレッドは封じ込み、追いこんできたリスグラシューを退けての勝利となった。

まあノリなら逃げるかもなあとは思っていたが、逃げてここまで誰も突かないとさすがに残っちゃうか…という感じはある。もちろんこの馬自身がしっかりとトップスピードの質、持続力を高いレベルで持っているからこそではあると思うが、4角で一気に引き上げたことでここで外を回した馬に対しては優位に運べたというのはある。このあたりはノリらしいいやらしさというか、外から来ていたソウルスターリングに対しての戦略ではあったかなと。この脚を逃げて目標がない状況で引き出せたというのは大きな材料で、これで前半出していってもいいし前目を取る選択肢も増えた。後方からでは一線級相手にはこれまで届いてこなかったからね。ただペースが速くなると微妙だし前に行けばいいというよりはしっかりとペースとの相談で現実的な位置を、というのが基本かな。今回みたいに誰もいかない、みたいなケースはなかなかレアではあるしね。最序盤のポジションが恵まれた面もあるのは確か。要所の反応がいいのでヴィクトリアマイルでは好位~中団ぐらいで前半無理なく入れれば怖い。

2着10レッドアヴァンセ(北村友)

五分には出た、というぐらいだが前がそんなにいかないのでじわっと取り付いて楽に番手まで上げられてしまう。道中もそのままミスパンテールについていって番手で3角。3~4角でも番手外で進め、ソウルが外から並びかけくる中で徐々に促しながら4角でミスパンテールとともに先頭列で直線。序盤で追いだされてしぶとく食らいつくがミスパンテールに少し前に出られる。L1でも必死に食らいついて最後は外のリスグラシューの追撃を振り切り2着を確保した。

ここで賞金を積めたのは大きかったなあ。右回りで反応が鈍い面があると思っていたけど、4角の下りから前を向いて促しながらミスパンテールに食らいついていけたしリスグラシューをしっかりと封じ込めたのだからこれは評価しないといけないかな。もちろんこの位置を取れたのは完全にラッキーで、あのスタートだと通常重賞レベルで先行するのは難しい。枠の並びやメンツも含めて前半要素は明らかに恵まれたのでこの先行策をそのままうのみにするのは危険だろう。ただ左回りではユートピアSや3走前の三面川特別でもそうだが要所で動けるイメージなので、その点を踏まえてヴィクトリアマイルでもある程度の位置を取れれば警戒したい。ただこちらも今の段階ではスロー専用ぽいんだよなあ。クラレントの下だからやれそうな気もするんだけど。

3着03リスグラシュー(武豊)

やや出負け、そこから内枠を利してできる限りリカバーという意識、最終的には内のスペースを詰めながらアドマイヤリードの後ろで進めていく。3~4角ではペースが遅いのを察知してアドマイヤの後ろを伺いながら3列目で直線。序盤でそこからすっと進路確保したが一気には伸びずにまだ2列目付近でジリジリ。しかしL1減速地点での伸びはさすがで最後は詰めての3着だった。

想定より力の要る馬場になったのが大きいかな。軽い馬場だともう少し顕著に置かれていた可能性が高い。まあそれでも桜花賞の時に比べると明らかに直線入りでの反応がよくなっているしこの馬なりに成長してきているんじゃないかな。ただ前走の東京新聞杯で加速している過程でグンと来ていたのと比べると阪神外回りではどうしても伸び始めが遅くなっている印象ではあるかな。府中のほうがいいと思うし、ヴィクトリアマイルでというところで高速馬場になるといろいろ微妙にかみ合わないかもとも感じるところ。ハーツの仔なので純粋な高速マイラーって感じではないと思うんだよなあ、タイプ的にみても。1800~2000のほうが力を発揮しやすいと思う。今回もドスローで内のスペースを詰めていけたからまだよかったけど、出負け気味で前にすっと入られて後方、ってなったら難しかっただろうし。ヴィクトリアマイルとかより天皇賞秋とかのほうがおもしろそうな適性ではあるかな。

4着02アドマイヤリード

好発を切ってそこから先行策もミスパンテールが内に切ってきたので控えて2列目。そこからもコントロールしながら折り合いは結構楽で3角。3~4角でも2列目の中目で進めてレッドアヴァンセの後ろから直線。序盤でソウルの内から進路を取ろうとするが先にジュールポレールに入られてしまってその後ろから内を狙う。L1でジリジリと伸びてきたが4着まで。

ん~ミルコにしてはちょっと消極的だったかな。幸に前に入られてしまうとは。一瞬ソウルの後ろと迷った感はあって、両にらみしているうちに入られてしまった感じかなあ。L1はリスグラシューともどもそこそこ伸びてきていたのでここでのワンテンポの遅れがなかったらどうだったか?というところではあるね。良い進路取りではなかったと思うが前半のポジション取りはこの馬としてはかなり良かったと思うのでトータルで見ればまずまずという感じ。この位置を取れればこの馬も良いと思うけど、坂の上りで自力加速が問われる府中のほうがよさそうな感じはするね。次が楽しみな内容。

5着01ジュールポレール(幸)

まずまずのスタートから先行していって前のミスパンテールの後ろにつけて2列目のポケットと理想的な入り方。道中も3~4角で最内を立ち回る形でロスなく直線に入ってくる。序盤ですっと進路を外に持ち出して理想的な競馬に持ち込みここから追い出されて伸びたかったが一瞬伸びかけてL1で甘く、最後はリスグラシュー、アドマイヤリードに差されて不利もあったが5着だった。

最後は少し不利があったがその前から脚色が衰えていたのであんまり関係ない。5着は変わってないだろう。個人的には絶好の展開だったと思っていたんだが、それで伸びあぐねてしまった。まあ力関係だけで言えば昨年の阪神牝馬Sで負けたアドマイヤリードとの差も変わってないし妥当といえば妥当なのかもしれんが、ここまでうまくかみ合ったなら…というのはあるかな。もうちょっとL2で切れるイメージだった。このレベルでとなると休み明けの影響もあったのかもしれないし、難しいね。

10着06ソウルスターリング(ルメール)

出負けして後方からの競馬となってしまう。道中もやはり折り合い面で少し苦労していて壁を作って対応しようとしていたが途中であきらめて押し上げて一気に2列目外。レッドをけしかけながら3角では先頭列に近いところまで押し上げ、4角でも先頭列外からコーナーワークで少し置かれて2列目で直線。序盤で追い出されるがもう脚がない。最後まで良いところなくの完敗だった。

直線に入ってからしばらく手前を換えなかったというのもあるが、根本的にはキレ負けだと思うんだけどね。結局ドスローで前に持って行ったけどあまりにも遅い流れを変えることはできなかったし、4角で2頭分外を回る羽目になった中で最速11.0はこの馬場を考えるとかなり脚を使わされた形になる。トップスピードの質的に優位に立っていたわけではないので、ここまでトップスピード持続戦に特化してしまうと難しい。JFもチューリップ賞も平均ペースなわけで、その中で脚を使って良さが出ていた。それがここまでドスローだと難しかったと思う。状態面とかよりももうちょっとステイヤー的な競馬をした方がいい。オークスみたいな競馬が理想で、ゆったり入って早めに仕掛けて分散して、という競馬に持ち込みたい。モズカッチャン比較でみてここまで崩れる馬では本来ないはず。適性がかみ合ってない。こういうタイプはルメールよりも自由に動いてしまうミルコに替わった方がいいかもしれんね。毎日王冠で逃げて結果が出なかったのが足かせになっていると思うし、逃げてもしっかりと後半仕掛けを早めて分散する意識を持てれば違うと思うんだけど。この馬はトップスピードの質が高いわけじゃない、4速ギアを長く使えるイメージで良いと思うんだけどなあ。


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+++++ポイント結果+++++

111

222


~タマネギのレース感想~

これはダスト神!!

予想に理由つけてくれてると ついつい感情移入してしまいますw

ただ今回のレースは横ノリマジックが炸裂した印象が強いし、逃げた馬って次走買いづらい

牝馬は実力伯仲してて予想がムズか楽しいですねwww

【大阪杯】ミルコの神まくり!スワーヴリチャードGI初制覇

4/2(月) 7:15配信


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M・デムーロ騎手(手前)と抱擁をするJRA・G1初制覇となったNICKSの諏訪守オーナー(奥)(撮影・白石智彦)




第62回大阪杯(1日、阪神11R、GI、4歳上オープン国際(指)、定量、芝・内2000メートル、1着本賞金1億2000万円 =出走16頭)1番人気のスワーヴリチャードが、後方2番手から向こう正面で進出し、3コーナーで先頭に立つとそのまま押し切ってGI初制覇を飾った。タイム1分58秒2(良)。ミルコ・デムーロ騎手は7年連続GI制覇で、管理する庄野靖志調教師はJRA・GI初制覇となった。2着はペルシアンナイト、3着はアルアイン。4歳勢が上位を独占した。

 満開の桜色に染まった仁川で、新王者が誕生した。昨年のダービー2着馬スワーヴリチャードが、4度目のGI挑戦で初制覇。歓喜の輪が広がる検量室前に引き揚げてきたM・デムーロ騎手が、何度も拳を突き上げて喜びを爆発させた。

 「初めて乗ったときからすごくいい馬で、自信を持っていました。やっとGIを取れて、本当にうれしいです」

 “ミルコ・マジック”が炸裂(さくれつ)した。外めの(15)番からワンテンポ遅れてスタート。序盤は後方2番手となったが、鞍上は冷静だった。「有馬記念(4着)はずっと外々を回り、最後に苦しくなって内にモタれたから。スタートがゆっくりだった時点で、ペースが遅くなれば動こうと思っていた」。

 ペースが緩んだ向こう正面で外から一気に進出し、3コーナー手前で先頭へ。手応えよく直線に向くと、「ちゃんと手前を替えたし、負けないと思った」と鞍上は勝利を確信。同世代のGI馬ペルシアンナイト、アルアインの追撃を許さず、押し切った。

 JRA・GI初制覇を飾った庄野調教師は、熱い思いがこみあげて感涙。2016年9月の新馬戦では2着に敗れて悔し涙を流した。「おごりみたいなものがあった」。デビュー戦から1年半後に最高のうれし涙に変わった。

 「『この馬で何とかGIを』という思いがあったし、ホッとしたのと同時にすごくうれしい。一戦一戦、無駄な力を使わなくなっている。頼もしい競走馬になった」とたたえた。


■アラカルト

 ◆ミルコ・デムーロ騎手 JRA・GIは25勝目で、武豊騎手(75勝)、岡部幸雄元騎手(31勝)、横山典弘騎手(26勝)、蛯名正義騎手(同)に次ぐ単独5位。

 ◆庄野靖志調教師 延べ22頭目の出走でJRA・GI初制覇。交流GIはJBCスプリントを2010年サマーウインド、17年ニシケンモノノフで2勝している。

 ◆完全制覇へ王手 ノーザンファームはGI昇格後、大阪杯初制覇。現在24レースあるJRA平地GIは110勝目となり、未勝利は昨年昇格したホープフルSのみとなった。

■スワーヴリチャード

 父ハーツクライ、母ピラミマ、母の父アンブライドルズソング。栗毛の牡4歳。栗東・庄野靖志厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(株)NICKS。戦績10戦5勝。獲得賞金4億3653万6000円。重賞は2017年GIII共同通信杯、GIIアルゼンチン共和国杯、18年GII金鯱賞に次いで4勝目。大阪杯は、庄野靖志調教師は初勝利、ミルコ・デムーロ騎手は04年ネオユニヴァースに次いで2勝目。馬名は「冠名+人名より」


騎手コメント

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福永祐一騎手(ペルシアンナイト=2着)「内で我慢して、いい形で抜けてこられた。イメージしていたいい形で運べた。最後まで差を詰めたが、1頭強い馬がいた」
「スタートを斜め上に出る癖があるけど、それ以外は言うことない走り」


川田騎手「自分の競馬ができたと思います。勝ち馬をつかまえていけそうな雰囲気でしたが、追い付けずに苦しくなりました。精いっぱい頑張った結果だと思います」


池添謙一騎手(ヤマカツエース=4着)「最後はすごくいい脚を使ってくれました。体も絞れていたし、返し馬の感じも良かったです。ただ思ったよりペースが落ち着いて…。もう少し上位に食い込みたかったです」

横山典弘騎手(ミッキースワロー=5着)「スタートが誤算だった。早めに(阪神へ)来てもらったんだけど精神的にね。どっしりとはしてきてるんだけど、きょうはいつものしなやかさがなかった。でも、よく頑張ってくれている」


浜中俊騎手(ダンビュライト=6着)「2番手からうまく運べましたが、勝ち馬が動いたときに離されてしまった。それでもバテずに頑張ってくれてるんですけどね」


戸崎圭太騎手(サトノダイヤモンド=7着)「スローの内枠で動くに動けず、どうすることもできなかった。それに3、4コーナーでもごちゃついてしまった」

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  田辺裕信騎手(トリオンフ=8着)「ゲート内の態勢が悪い時にスタートを切られてしまった。思っていたより後ろからになったが、道中も流れなかったからね」

 四位洋文騎手(スマートレイアー=9着)「いい位置を取れたけど、3コーナーで一気にペースが速くなったときに置かれてしまった。最後はまた来てるんだけどね」

 松山弘平騎手(メートルダール=10着)「最後までしっかりと脚はつかってくれてますが、難しい展開になりました」

 酒井学騎手(ヤマカツライデン=11着)「折り合いがつきすぎた感じでした。もう少しペースを上げた方がよかったのかもしれません」

 松岡正海騎手(ウインブライト=12着)「スムーズに先行できましたが、3角からついていけなくなりました。相手が強かったですね」

三浦皇成騎手(シュヴァルグラン=13着)「変なペースで、3、4コーナーで手応えがなくなってしまいました。自分のリズムで競馬ができませんでした」


 北村友一騎手(マサハヤドリーム=14着)「上手に折り合い、よく伸びています。相手が強かったです」

 幸英明騎手(サトノノブレス=15着)「もっと前で競馬がしたかったんですが…」


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競馬をやって何が悪い。~予想は敗因分析から~』より


2018大阪杯のレース回顧・結果

阪神芝内2000m良 かなりの高速馬場
1:58.2 61.1-57.1 S^4
12.8 – 11.3 – 12.4 – 12.4 – 12.2 – 11.8 – 11.2 – 11.1 – 11.4 – 11.6


あんまりにも腹が立つからちょっと時間をおいて冷静になってからの回顧。それでもまあ勝つ気あんの?ってのが大多数。スワーヴリチャードとミルコSUGEEE!で終わってしまってもいいけど、これを作ったダンビュライト浜中(調教師がアレなのが影響したのかな?アンビシャス激推しだった俺の天敵でもある)は何がしたいん?ってレベルの糞騎乗でこれが諸悪の根源。今の阪神の馬場で1000の入りが61.1ははっきり言って暴挙といってもいいレベルで遅い。S^4まで行ったのはスワーヴが後半1000を57.1で上がってくるというえげつなさが影響しているとは思うが、それでも普通の馬が58秒で上がっても3秒以上のスローにはまずなっていると思うので前半が酷く遅かったのは間違いない。というかさあ、もういい加減分かれよ。バランスで勝負してるんだって。前半前取ったってミルコが動く意識を持っているってのをもうちょっと考えろや前の馬。前半も中盤も遅けりゃこうなるやろ。向こう正面が短い阪神の内回りで捲られるとか、前でレースを作った、特に平均ペースがベストの馬に乗っていた騎手は切腹レベルやで。まあ、武豊もルメールもいない時点で察さなあかんか。こんな緩い流れになるとはさすがにダンビュライトの浜中は恥じていいぞ。ミルコSUGEEEで良いけどここまでやられたのは前が何の工夫もなかったから。豊キタサンなら向こう正面で捲られる前に上げてるわ。L3最速戦で3~4角の中間地点、緩いカーブ地点からの3角までのポジショニングとTS持続特化というところかな。スローも少し想定していたが、それでも59.5-58.5ぐらいのイメージでいたから流石に入りの1000が61秒ってのは全く想定していない。

1着15スワーヴリチャード(M.デムーロ)

出負けして最後方近くからと、やはり2000でゲートが上手い馬たちを相手に苦しいスタートとなる。道中も後方で我慢していたんだが、前の流れが明らかに遅く、向こう正面の段階で団子だったので一気にまくって3角までに先頭列に取り付いていしまう。そのまま先頭列でキープして我慢しながら、4角では最速ラップを踏んでここでしっかりと先頭をキープ。序盤でトリオンフをあっさり退け、L1までしぶとく踏ん張りペルシアンナイトの追撃を振り切っての勝利、ミルコマジックが炸裂した。

いや、豊もルメールもいないならミルコ楽勝だったわな。前がペースを上げないから向こう正面のストレート地点でしっかりと押し上げて3角までに内目を取り切る。3~4角では引き上げた中で内目を立ち回って少し仕掛けを待つような感じに持ち込めた。出遅れて最後方なのに緩い地点で動いてコーナーで前受けできたんだから、そりゃスワーヴの競馬になるわなと。右回りでも今回は手前を換えていたのは大きいし、それが最後まで踏ん張れた要因の一つでもあるけど、やっぱりコーナー地点で前で後ろの馬に外から動かせて脚を削がせているのも大きいと思うよ。有馬では動いていく、ここでは後ろが動いている中で我慢しているからね。もちろん最速ラップが4角になるけどそこで前で内目で運べたのが大きい。

突き詰めれば向こう正面がすべてだったわけですよ。タラレバを承知で言うけど、仮にあのスタートで前が59秒で進めていたら向こう正面が短い阪神内回りではなかなか取り付くタイミングなく後方からの競馬で内に絞るか外から有馬みたいに大外から動くかしかなかったと思う。そうなるとコーナー地点でロスが多くなるのでかなり難しかったと思うが、如何せん61秒のペースで向こう正面、距離ロスのない地点で押し上げられたわけだからね。わざわざ中距離馬がそろいもそろってこのドスローを作ってくれた時点でスワーヴのための競馬になったと。ミルコしかまともな騎手がおらんから、そりゃ勝つわ。ゲーム見ているみたいや。それと、前目で入れたから手前も換えられたのかなというのはあるかな。ミルコのこの乗り方は派手に見えるんだけど、そうじゃなくて極めて合理的なんだよ。前にいてスローに落とせばいいと思い込んでるステレオタイプの3流騎手とは次元が違う。競馬は馬が走っているけど、騎手が乗ってるから。騎手の判断一つですべてが変わる。スワーヴの場合勝ったけど、前が馬鹿みたいなレースメイクだったこととそれをミルコがしっかりと冷静に判断して3角までに押し上げ切れたから勝てた、というだけで2000は本来短いよ。外枠でこのスタート、ペースを引き上げられたら普通なら終わってる。捲れる条件を作った前が悪い。スワーヴはいい馬なんだけど、やっぱりどこかで取り付けないと危うさはあるんだよなあ。まあしかし全体のレースとしてはミルコ以外が酷いって感じで終わっちゃう。久々に怒りを覚える全体のレースだった。

2着05ペルシアンナイト(福永)

五分には出てそこから様子を見ながら内外どちらでも、という感じの入り方で序盤は中団につけていく。ただあまりにも遅いし流石にちょっとかかりながらで1~2角。向こう正面でも中団馬群の中で掛かりながらなだめているという感じ、走行しているうちにスワーヴが一気に動いてくれてここでペースが上がった中で中団の中目で我慢。3~4角でも中団の内目で我慢して進路を意識、ダンビュライトの後ろから外に出す。序盤ですっと伸びて2列目に取り付いてくる。L1で前のアルアインは捕えてスワーヴリチャードにも差を詰めるが届かずの2着。

まあペルシアンナイトのパターンで考えるならこの競馬しかないという感じだし、出られる範囲で出て中団は確保、前半包まれてここまでペースが落ち着くと騎手としては何もやれないし、その中で外からスワーヴが動いてくれた中での進路鳥のイメージでスムーズに外に出せたし福永としてはやることは全部やった。ただ結局動ける位置で動いたミルコにはこの枠であの位置でどうすることもできない、という2着だったかなと。どうしたって展開に左右される馬だけど、2着までこれたという観点で見ればスワーヴが動いてくれたのは大きかったと思うしね。後半特化のTS持続でここまでやれたのは意外なので、ギアチェンジを要求されない競馬だと末脚を長く使えるのかなという感じはある。もちろん3~4角でロスなく立ち回れたのが大きいけどね。このレースになってしまったことにはこの馬はどうすることもできない枠と脚質だし福永は全く関係ないから、流れに乗るしかない中では最善の騎乗だったと思う。

3着08アルアイン(川田)

8番枠からまずまずのスタートだが外の各馬が先行してきて好位の外で進めていく形になる。2角杉でもウインブライトの後ろで進めていてゴールドアクターも上がってきたので蓋をされる感じになったし好位の中目で包まれてしまう。さらにスワーヴが一気に動いてきたのでここで内目を通して追い出す。3~4角でも内目を立ち回ってスワーヴの直後をダンビュライトと取り合って2列目で直線。序盤でスワーヴの後ろを取り切ってしっかりと伸びてくるが、L1で甘くなって逆にスワーヴに少し離されてペルシアンに差されての完敗だった。

ん~2角以降は包まれてしまったので難しかったが個人的には序盤のポジションでもう少し主張してから控えるなりもうちょっとアイデアがいるだろうと。かなり早い段から下げてコントロールの意識が強すぎたからペースが落ち着いてスペースがない状況で包まれる伏線になってしまっている。スローで折り合ったってそんなに切れないんだから早い段階でしっかりとペースを作る意識を持つべきだった一頭。ダンビュライトよりはスローで対応できるからマシだが、ダービーと同じような敗因なんだよね。全体のペースで勝負していかないと先頭列で後半特化のTS持続に持ち込んだスワーヴリチャードを目標にしてL1で足りないなら末脚の絶対量で見劣ってるんだよ。これはダービーでもそうだったわけで、2000の競馬にするべきだった。しかもこの馬の場合は仮に引き上げてサトノダイヤモンドが手ごわい、ということになっても寮馬だからアシストになるわけで。正直アルアイン、ダブルサトノのどちらも流れたほうがいい、ペルシアンも流れてやれるのにこういうスワーヴに良い展開に持ち込もうとしたっていうところが日本の陣営のレベルの低さだと思うわ。本気で勝つための努力をしているように全く感じないんだよなあ。アルアインとしてはこれでは遅すぎた、2角以降は難しいが最序盤の段階での消極性が全てだったと思うけどね。もう少し出していって縦長に持ち込んでから控えるとか、いろいろ考えてもよかったと思う。スローにだけはしたくなかったのにちょっとよくわからない騎乗だね。陣営の指示があったのか知らんけど。こういうことがあるから八百長とまではいわないけどノーザンに勝たせたい馬があるのかなとか穿ってみちゃうんだよね。平均のほうがいい馬が多いのにこれやから。ギャンブルとしてはそれもありだけど、スポーツ的観点で見ると極めて面白くない。

4着03ヤマカツエース(池添)

まずまずのスタートを切ってそこから先行策、サトノダイヤモンドを行かせてその後ろと理想的な入り方。道中もサトノの後ろをぴたりとマークだが外から一気にスワーヴが動いていく段階でサトノダイヤモンドが下がってしまってあおりを食らって後方。3~4角でも内内で我慢して直線で中目。序盤でそこからすっと伸びてきて好位列の後ろ。L1でそこからさらにしぶとく伸びて4着に上がった。

まあ昨年でも実質スローのTS持続でやれていたから、今はこのパターンがベストなのかなあという感じ。追切はこの馬比較でよく見えなかったので4着は意外だが3~4角で内で立ち回って我慢できたのもあるとは思う。それでもペルシアンナイトには見劣っているからね。悪くはないけどGIではやっぱりワンパンチ足りないのは確かかな。この馬としては復調気配とみていいのかもしれない。

5着01ミッキースワロー(横山典)

出負けして後方からの競馬にはどうしてもなってしまう。ただサトノダイヤモンドが思ったよりも前に行ったということもあってか外には出し切らずに内目で我慢をする。道中もドスローで外に出すスペースもないので内内で我慢しているがスワーヴが外から動いたのを見て外へ進路をとる。ただスワーヴが捲り切ってしまって流れてから3角で外々、ロスの多い競馬になって押し上げるのに脚を使って直線となる。序盤で中団外から一瞬伸びてくるが、やはりL1で伸びきれずにヤマカツエースに伸び負けしての5着だった。

強くなっているのは間違いない。ただ強いて言えばノリにしては中途半端だったなと思う。個人的にはもう少し早くスワーヴの後ろにつけられたらスワーヴの動きに瞬時に合わせることができたので3角までに押し上げられたと思う。ただスワーヴが捲ってから外に出しての動き出しになると3角で後方外々から押し上げていく、しかもここではペースが上がっているということになる。捲りで重要なのはいかに緩い地点で無理のない押し上げができるかで、理想のタイミングでミルコが動いて3角までに押し上げ切って内目を立ち回ったミルコと、3~4角でペースが上がってから大外を押し上げていくというのとでは全く意味合いが違ってくる。もうミルコが外から捲ってあの一だった段階で内に絞るしか選択肢はなかったと思うんだけどね。その点でもノリとしては全く良く無い騎乗。馬自体は4FのTS持続でこれだけロスがあっても最後まで踏ん張っていたしこれはいい競馬だったと思う。成長してきているしこれなら今後秋の府中で楽しみやね。天皇賞春でもいいと思うけど本当に良い脚は一瞬だと思うので使いどころが肝心やね。

6着14ダンビュライト(浜中)番外

出負けして後方からだが促して番手まで持って行く。ただそこで満足してあとは折り合いを意識して番手でコントロールだが極端なドスローとなってしまう。ゴールドアクターが動いてくれた段階でもまだ折り合いばかりを意識しているうちに一気にスワーヴに捲られて3角。3~4角では2列目でスワーヴの直後から追走していって手ごたえ自体は悪くないまま2列目で直線。ただし、その手ごたえほどに伸びずに最後は下がって完敗だった。

これは浜中がこれでいいと思ったのか、老害音無師の指示なのか、ちょっとよくわからないが後者の可能性が高い気がするといえばする。なにせアンビシャスでGIを取れなかった調教師だからね。いらん事ばかり騎手に言って選択肢を狭めるだけ狭めて騎手のせいにする天才やから。はっきり言ってこの大阪杯でこのダンビュライトで一番やってはいけないドスローのTS持続での支配。神戸新聞杯でその競馬で前受けしながらあっさりL1で下がったようにTS持続特化では世代でも2番手グループに入れるかどうか程度で、準OP勝つのですら簡単ではなかったわけでさあ。AJCCでもちょっと遅いぐらいだが縦長でロンスパで速いラップを踏ませなかったからよかった。超スローでL4からの11.2-11.1からのTS持続特化とか狂気の沙汰だよ。負けるために走ってるとしか思えないぐらいにふざけてる。もうコメントではっきり言えばいいんだよ。スローで我慢したらはじけると思ってますって。その点ではまだサトノクラウン堀師のほうが良心的だね。どちらも馬の適性を見る目がびっくりするほど全くないけど。これでも8番人気で6着、善戦したね~よかったね~とか思っているようならどうしようもないほど節穴やで。ここまで速いラップを踏んでしまうとどうしようもないわ。後ろから行くしかないなら仕方ない馬だけど、何のための先行やねん。本当に意識が低すぎる。屋根かテキか知らんけどや。浜中も指示通りなら仕方ないしそうでなかったら糞騎乗。音無師だから情状酌量の余地はあるけど…。

7着02サトノダイヤモンド(戸崎)

好発を切ってそこから先行争いに加わるが最終的には好位の内で我慢。スマートレイアーの後ろで進めていたが外に出せず我慢を強いられる序盤。スワーヴが上がって言った段階で前にスペースがなくなり後方まで下がる形になって3角。3角でもスペースがないので仕掛けを待たされ、4角でようやく外に誘導するがここも進路がない。序盤でミッキーが前に出てからの追い出しになり、L1も大して伸びずの完敗だった。

ん~危惧した通りというか、まあ簡単ではなかったとは思うけどね。良いスタートを切ったのであの位置をとった、けどもペースが遅いので凝縮して包まれて動けないうちにスワーヴに動かれてペースアップしたいけど前が壁で動けない、外に進路をとるけど外から上がっていった馬のほうが先に進路をとっている状況でミッキーの抜け出しを待ってからの追い出しになった。L1伸びなかったので不満はある。最後まで追われていたのでそのあたりを考えてもまだ本調子までは戻ってないのかな。もちろんこの展開では最初からどうすることもできないし、あの位置になってこのペースで巻き込まれた時点でちょっと苦しかったのは確か。

13着04シュヴァルグラン(三浦)

好発を切ってある程度様子を見ながら進めていたが最終的には様子を見ながら窮屈な1角の中で中団の外まで下げる形。折り合いで苦労しているうちに外から一気にスワーヴらに捲られてポジションダウンして3角。3~4角でも各馬が動いていくという中で中団馬群の外目で焦って鞭を何発も飛ばして追走、4角で脚を使わされて中団で直線。序盤では接触もあったが手ごたえがなく下がってしまった。

何にもできなかったなあ、三浦。良いスタートを切ってさあここからってところで折り合いをというところで1角狭いところで接触があってスイッチが入ってしまう。またそこで掛かったと思ったかなだめることを意識しすぎてドスローの内にポジションをダウン。向こう正面でスワーヴに捲られてから慌てて追い出して3~4角で外々、焦って鞭を連発するけどそりゃこのラップで外から動いていくのは無理がある。運び方が最悪すぎる。大きな事故があって、将来を嘱望されながらGIも勝てなくて、それでもここで遅咲きながら大成…というような成長曲線を期待していたのに全くもって期待に応えられなかった。もちろんここで結果が出たかどうかはわからないけど、運び方が雑すぎるし、レースの流れの逆をいっている。レースの流れを呼んで作ったミルコとは決定的な違いがあるということをまず自覚して進めないと話にならないね。馬に関しては2000で本番は春の天皇賞だろうから速いラップでここまで外々、そこまで気にしなくてもいい負け方かな。やっぱ3角までに良い位置を取れないとね。最初がよくてもスローで下げながらではいかんともしがたい。サトノと違って外に出せたんだからもうちょっとなんとかならんかったか。


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+++++ポイント結果+++++

222

5555


~タマネギのレース感想~

去年のダービーみたいなレースやね。

競馬は人馬一体なんだと思い知りました。

馬を生かすも殺すも鞍上次第と…。

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